彼とのちょい飲みにもぴったり。KIHACHI 青山店で味わうおしゃれな料理

私には付き合って3ヵ月の彼がいる。音楽の趣味や食の趣味も合って居心地がいい。そんな彼と付き合うようになって、1つ変わったことがある。それは、お酒を飲む回数が増えたこと。それまでは友達とご飯に行ってもたまにお酒を飲む程度だったから、月に2～3回くらいだった。今ではグルメな彼に影響されて、毎週のように食べるご飯に合わせてお酒を飲むようになった。

「いいお店見つけたんだけど、今週末ここ行かない？」彼からのメールには、お店のサイトが貼ってあった。そこは、私がいつか大切な人と行きたいと思っていた場所だったから、とても嬉しかった。

仕事終わりに駅で待ち合わせ。外は、日が暮れて月がぼんやりと光る冬空だった。「お待たせ、行こっか」と、やってきた彼と手を繋いで歩いて行った。

予約時間ぴったりに到着し、席へ案内された。「ムードがあって素敵なところだね」と、テンションが上がっている彼に対し、私は高級感溢れる大人な空間にドキドキだった。

今日は、雰囲気を楽しみながら飲んでおしゃべりすることが目的だったのでガッツリディナーではなく、ちょい飲みの予定。なので、食事は厳選して2品のみ注文。

さっそく、ワインと「KIHACHIの鯖サンド」と「白子が入った色々チーズのオニオングラタンスープ」が運ばれてきた。

鯖サンドってこんなにおしゃれな食べ物なの？と、疑っていた心を読まれたのか店員さんが丁寧に料理の説明をしてくれた。

「この鯖サンドは、KIHACHIオリジナルなんです。鯖は一度スモークし、トマト・モッツァレラを入れてホットサンド風に仕上げています。」

…なるほど。ここでしか味わえない鯖サンドってことか。と納得したところでさっそくいただく。料理の取り分けは、いつも私の仕事なのだ。「はい、どうぞ」

「こんなに美味しい鯖サンドがあるの知らなかった」「モサモサ・パサパサしてない」「鯖をスモークしてるから旨みがぎゅっとつまってて、ワインにも合う！」グルメな彼も絶賛。そして、あっという間に完食。

お次は、「白子が入った色々チーズのオニオングラタンスープ」をいただく。座ってる席からでも感じるくらい、オニオンの香りが流れてきて食欲が刺激される。

濃厚なオニオンスープにとろーり溶けたチーズが最高に美味しかった。2人ともチーズ好きなので、美味しさに大満足。ワインでいい感じに酔って体もポカポカ。

帰り道、「今日ここに来れて本当によかったね。予約してくれてありがとう」とはしゃいでいたら「次は、贅沢なディナーで行こうね。」と言ってくれた。すぐにでも計画したいな。