バチカン、サン・ピエトロ大聖堂のピエタ
【バチカン×観光】芸術と歴史あふれる神聖な世界最小国♪
世界で1番小さい国、バチカン市国!面積はディズニーランドよりも小さいものの、その影響力と価値は計り知れません。観光客はもちろん、敬虔な信者が世界中から集まるバチカンで外せない観光スポットを6箇所、歴史や気候などの豆知識と共にご紹介致します♪
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この記事の目次
バチカン市国は面積・人口共に世界最小国!(※”vaticanstate.va”参照)世界中に信者を擁するカトリック教会の総本部としての歴史は古いですが、独立市国として建国されたのは1929年の事で、2000年続く教会の歴史の中では割と最近です。
旅行者にとってバチカン市国は観光スポットのひとつかもしれませんが、カトリック信者にとっては神聖な場所!水曜日には法王謁見(えっけん)、日曜日にはミサがあるので混雑します。露出の多い服装は入国を拒否される可能性があるので、無難な格好をして向かいましょう◎
旅行者にとってバチカン市国は観光スポットのひとつかもしれませんが、カトリック信者にとっては神聖な場所!水曜日には法王謁見(えっけん)、日曜日にはミサがあるので混雑します。露出の多い服装は入国を拒否される可能性があるので、無難な格好をして向かいましょう◎
バチカン市国内で観光客が食事できるスポットは少々限られています。それもそのはず、バチカン博物館・サンピエトロ広場・大聖堂内など観光客が入れるスポットは飲食が禁じられているからです。
場所は限られていますが、博物館付近にはセルフサービスのレストラン・バールがあり、軽食やビュッフェを楽しむことができます◎
1回観光を終えた後、ローマ市内をぶらっと歩いた方が選択肢が多いかもしれないですね。
場所は限られていますが、博物館付近にはセルフサービスのレストラン・バールがあり、軽食やビュッフェを楽しむことができます◎
1回観光を終えた後、ローマ市内をぶらっと歩いた方が選択肢が多いかもしれないですね。
バチカン市国が位置するローマは1日の寒暖の差が激しく、夏でも朝は20℃以下・昼間は30℃以上の日が多いです◎日本の様に湿度はないですが、日差しが強いので屋外にいる時はサングラスや帽子を着用しても良いかもしれないですね(※”italia.it”参照)。
四季がはっきりしているため、4月から5月の春季や10月から11月にかけての秋季が過ごしやすいですが、観光のピークシーズンとも重なってしまう為、待ち時間が気になる方は夏や冬に訪れてみるのもひとつの手かもしれません♪
四季がはっきりしているため、4月から5月の春季や10月から11月にかけての秋季が過ごしやすいですが、観光のピークシーズンとも重なってしまう為、待ち時間が気になる方は夏や冬に訪れてみるのもひとつの手かもしれません♪
バチカン美術館が位置する宮殿はなんと法王の住居兼美術館!法王庁や居住空間だけでなく、古代・エジプト美術・現代キリスト教美術・彫刻などテーマ別に分けられた美術館・博物館があります。
かなりの広さなので急ぎ足で駆け抜けても2・3時間、じっくり鑑賞しようとすると1日では絶対見切れない数の美術品が待ち受けているので、時間を十分とってから遊びに行く方が良いかもしれないですね。
かなりの広さなので急ぎ足で駆け抜けても2・3時間、じっくり鑑賞しようとすると1日では絶対見切れない数の美術品が待ち受けているので、時間を十分とってから遊びに行く方が良いかもしれないですね。
バチカン美術館は観光ピークシーズンになると入場券売り場の前で長らく待たされる可能性があるので、あらかじめ予約をしていくのが無難です!美術館ツアーに参加したい場合は、公式ウェブサイトから自分に合ったツアーを調べておきましょう。
サン・ピエトロ広場は大聖堂の目の前に広がる楕円形の広場です。
幅240mもある広場は古代ローマを象徴するコロッセオをモチーフに作られ、広場を囲む石柱の上には聖人像が集まった人々を見守るように並んでいます。
幅240mもある広場は古代ローマを象徴するコロッセオをモチーフに作られ、広場を囲む石柱の上には聖人像が集まった人々を見守るように並んでいます。
広場の設計を担当したジャン・ロレンツォ・ベルニーニは、大聖堂が世界中から訪れた信者を迎え入れるようなデザインが必要だと感じていたため、広場の至る所に彼の工夫が生かされています。
例えば、広場内の「円柱の中心」に立つと4つの円柱が重なって広場の外がはっきり見える様になり、「閉じられると同時に世界に開かれる」という彼のキリスト教観が伺えるそうです◎
例えば、広場内の「円柱の中心」に立つと4つの円柱が重なって広場の外がはっきり見える様になり、「閉じられると同時に世界に開かれる」という彼のキリスト教観が伺えるそうです◎
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂は市国のみならずカトリック教会を代表する建築物。
キリスト教会としては世界最大級の大きさで、十字架刑後の聖母子を形取った「ピエタ像」などの世界的芸術品で溢れるなど、色んな意味で世界的な場所です。
キリスト教会としては世界最大級の大きさで、十字架刑後の聖母子を形取った「ピエタ像」などの世界的芸術品で溢れるなど、色んな意味で世界的な場所です。
サン・ピエトロはイエス・キリストの弟子のひとりでもあった使徒ペテロのイタリア語読みで、大聖堂は彼が殉教した地に建てられました。
現在でも法王が毎週ミサを開く教会ですが、収容人数はなんと20,000人!現在の大聖堂は1626年に完成されましたが、190mの身廊や136mもの高さを誇るドームは当時の高度な建築技術を伺わせます(※”rome.net”参照)。
現在でも法王が毎週ミサを開く教会ですが、収容人数はなんと20,000人!現在の大聖堂は1626年に完成されましたが、190mの身廊や136mもの高さを誇るドームは当時の高度な建築技術を伺わせます(※”rome.net”参照)。
ミケランジェロ絵画作品の最高傑作が集う場所として謳われるシスティーナ礼拝堂(※”rome.net”参照)は、カトリック教会の新法王戴冠式が行われる事でも有名です。
シクストゥス4世の命で建立されたシスティーナ礼拝堂ですが、ミケランジェロ以外にもボッティチェッリやペルジーノなどルネサンス期を代表する芸術家がフレスコ画を担当した、あまりにも贅沢な礼拝堂です。
シクストゥス4世の命で建立されたシスティーナ礼拝堂ですが、ミケランジェロ以外にもボッティチェッリやペルジーノなどルネサンス期を代表する芸術家がフレスコ画を担当した、あまりにも贅沢な礼拝堂です。
礼拝堂内部を彩るフレスコ画の全てが世界的にも重要な文化財ですが、その中でも有名なのは「アダムの創造」と「最後の審判」です。特に「アダムの創造」はシスティーナ礼拝堂の名を知らない人でも、1度はどこかで見かけたことがあるのではないでしょうか?
天井全体に広がるフレスコ画はミケランジェロが4年かけてひとりで作業用の足場から制作し、「最後の審判」に至っては8年かけ完成させたそうです◎世界に残すべき文化遺産となったこの努力の結晶を1度見に行ってはいかがでしょうか?
天井全体に広がるフレスコ画はミケランジェロが4年かけてひとりで作業用の足場から制作し、「最後の審判」に至っては8年かけ完成させたそうです◎世界に残すべき文化遺産となったこの努力の結晶を1度見に行ってはいかがでしょうか?
バチカン市国で普段踏み入れる事が出来ないバチカン庭園。1279年に法王ニコラウス3世が法王の居住地をバチカンに戻して以来、法王や関係者の憩いの場として親しまれてきました。
ニコラウス3世が敷地内に果実園・庭・植物園をそれぞれ設けて以来庭園の敷地はルネサンス期・バロック期に増設され、園内には彫刻や噴水なども多く置かれています。
ニコラウス3世が敷地内に果実園・庭・植物園をそれぞれ設けて以来庭園の敷地はルネサンス期・バロック期に増設され、園内には彫刻や噴水なども多く置かれています。
バチカン庭園はガイド付きツアーでのみ入園できるので、バチカン市国の公式観光サイトで必ず予約してから向かいましょう!ツアーによってはシスティーナ礼拝堂やバチカン美術館の入館券が付属するオプションもあるので、別々に訪れるよりお得かもしれないですね♪
サンタ・アンナ門すぐ近くのバチカン薬局は1874年創業の国内唯一の薬局◎
元々はバチカン市国で働く聖職者の為に設立されたバチカン薬局ですが、現在は薬事法の違いからイタリア国内で揃っていない薬剤も多く取り扱っている為、毎日2000人程の人が処方箋を持って訪れる大人気店です。
元々はバチカン市国で働く聖職者の為に設立されたバチカン薬局ですが、現在は薬事法の違いからイタリア国内で揃っていない薬剤も多く取り扱っている為、毎日2000人程の人が処方箋を持って訪れる大人気店です。
1874年の創業以来バチカン薬局の店長は「Fatebenefratelli」という修道会に属する修道士が努めてきましたが、スタッフの多くは聖職者ではないカトリック信者だそうです。
お薬以外にも香水や化粧品も販売しているみたいなので、バチカン市国を訪れた際にはお土産探しに立ち寄ってみては?
お薬以外にも香水や化粧品も販売しているみたいなので、バチカン市国を訪れた際にはお土産探しに立ち寄ってみては?
イタリアのみならずヨーロッパを代表する観光スポットであるバチカン市国には、世界的に有名な芸術品がたくさん!「アダムの創造」に代表されるフレスコ画や大聖堂のクーポラ(ドームの頂点)からの眺めは人生で1度は見ておきたいですね♪
しかしながら、バチカン市国は世界中に信者を持つカトリック教会の象徴とも言える特別な場所。訪問の際には場所に合った格好をし、祈りをささげる信者の方々の邪魔にならないようにしましょう!
(※実際に海外旅行をされる場合には、外務省 海外安全ホームページのご確認をお願いいたします。)
しかしながら、バチカン市国は世界中に信者を持つカトリック教会の象徴とも言える特別な場所。訪問の際には場所に合った格好をし、祈りをささげる信者の方々の邪魔にならないようにしましょう!
(※実際に海外旅行をされる場合には、外務省 海外安全ホームページのご確認をお願いいたします。)
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※掲載されている情報は、2022年02月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。