【三崎口】「深海魚」を釣って創作和食屋へ持ち込もう♪

今回お邪魔したのは、三浦半島の三崎口にある釣り船「いわき丸」さん。

三浦海岸駅まで電車で行けば、港まで送迎のサービスがあります。

「深海魚」釣りに必要な道具は全てレンタル。
濡れて汚れていい服装だけして、あとは手ぶらで伺いました。

「深海魚なんて難しそう…。」とドキドキでしたが、いわき丸さんはレクチャーがとにかく丁寧。

こちらの「ミニ竿」をモデルにひとつひとつ教えてくださり、すぐに釣り方が理解できました。

釣りが完全に初めてな方には少々難しいですが、アジやキスなど小物を何度か釣ったことがあれば大丈夫！
船長もそういった方に、どんどんチャレンジしてほしいそうです。

レクチャーが終わったら、さっそく船が出航です。

港から約40分の釣りスポットで、深海500mの魚を狙います。

500m分の糸を手で巻くのは大変なので、今日はこの大きな「電動の竿」が相棒。
ボタン1つで糸を巻き上げてくれます。

準備ができたらさっそくスタート！

この大きなオモリを海に投げ込むと、オモリに引っ張られて糸についたエサ・針が次々と海の中へ。

深海500mの海底付近で、まだ見ぬ深海魚を誘います。

と、要領はわかるのですが深海500mなんて魚がエサを食べてもわかるのかな？と思っていると…。

竿先がクイクイッ！と水中に引っ張られる感覚が。

電動の竿で500m糸を巻き上げると、いました！

でーん！と大きく、目玉の飛び出したお魚。

超高級魚「アコウダイ」です。

こちらは飲食店などでいただくと、このサイズで¥15,000くらいするそうです。
今日の釣り船代が¥10,500（税込）だったので、早くも元が取れました。

その後も何度か深海魚がかかった感触はあったのですが、500m糸を巻く間に逃げられてしまい。
自分で釣り上げられたのはアコウダイ１匹。

しかし、アコウダイ１匹でもじゅうぶん高級で巨大！
さらに常連さんに「トウジン」という名の、見たこともない深海魚をお裾分けいただくなど大満足な結果になりました。

深海魚を持ってお邪魔したのは、港から車で5分ほどの創作和食「蔵（くら）」さん。
港からバスも出ています。

蔵さんは事前に連絡すれば、予約などでいっぱいでない限り「釣った魚の持ち込み」をさせてくださいます。
さすが深海魚がよくあがる地域のお店だけあって、アコウダイにもトウジンにも、まったく動揺されませんでした。

深海魚を預けると、さっそく調理開始。

みるみるうちにイカつい深海魚が、よくみる柵に変わっていきます。

そうして少し待つと、次々に美味しいお料理が…！

アコウダイのお造り。

アコウダイの握り。

アコウダイの唐揚げ。

アコウダイのしゃぶしゃぶ。

トウジンのなめろう。

アコウダイの煮付け。

アコウダイのお茶漬け。

もう、贅沢すぎるフルコースです！
しかし、こんなに食べてもまだ半身が余っている状態。

そしてコースの調理代はたった¥3,500（税込）でした。

このコース、普通に注文したら¥15,000ほどでは…という話です。

いかがでしたか？

「深海魚」という未知の魚を自分で釣って、さらにその釣った深海魚を「美味しくいただく」というプラン。

五感で新たな出会いを楽しめますので、ぜひチャレンジしてみてください♪

ちなみに料金の目安は下記になります。

【釣り船屋：いわき丸】
女性：約¥10,500（税込）
男性：約¥12,000（税込）
※乗船、竿などレンタル、仕掛け、エサなど含む
※季節やプランによって変更される可能性があるので、詳細は船にご確認下さい。

【飲食店：三崎港 蔵】
持ち込んだ魚の調理代：約¥3,500（税込）
※魚のサイズや量・魚種で上下します。詳細はお店にご確認下さい。
※釣った魚以外の飲食代は別でかかります。

その他注意事項
※本プランは必ず魚が釣れることを保証するものではありません。自然が相手であることだけご承知下さい。