アロマセラピストの資格の取得方法は?種類や費用を解説!

アロマセラピストの資格には、海外や日本の協会が運営しているさまざまな民間資格があります。この記事では、アロマセラピストの資格の取得方法や種類、費用について詳しく解説!また無資格や未経験の状態からアロマセラピストになるためのプロセスについても紹介します。働きながら独学で学びたい方も、学校を探している方も、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の目次

アロマセラピストとは?

アロマセラピストとは、植物から抽出した精油に関する知識をつけて、お客さんにアドバイスをしたり、いくつかの精油をブレンドしたりといったように、アロマオイルを使う職業です。

人に合う香りのオイルを選んでトリートメントをすることによって、ゆったりと落ち着いたような気分にできるのが魅力。

アロマグッズやアロマを取り入れたサービスはさまざまで、アロマセラピストの活躍の場は多くあります。

アロマセラピストの資格を取得して働く場所

アロマセラピストが働ける場所は、下記のようにさまざまです。

  • 専門のスパやサロン
  • ホテル
  • 病院

アロマセラピストの資格を取得すると、アロマグッズを扱うお店やハーブショップ、雑貨店などでも知識を活かせます

アロマセラピストの仕事内容

アロマセラピストの仕事内容は、大きく分けて「トリートメント」と「カウンセリング」の2つ。アロマオイルを用いたブレンドオイルを使ってトリートメントをしたり、カウンセリングではお客さん一人ひとりに合ったアロマを探して提供したりします。

アロマセラピスト取得にかかる費用は?資格の主な種類を解説

アロマに関する資格はたくさんの種類があります。ここからは、日本でアロマの資格認定を行っている主な団体3つをご紹介!主な資格や具体的な費用をお伝えします。

公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)

公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)は、内閣府に公益認定(※)されている協会です。

こちらの協会が認定する資格には、アロマテラピー検定やアロマセラピストをはじめ、アロマハンドセラピストやアロマブレンドデザイナー、ナチュラルビューティスタイリストや環境カオリスタ検定など、アロマに関するさまざまなものがあります。

試験は選択形式なので、アロマセラピストとして働きたい方はもちろん、生活にアロマを取り入れたい方も気軽に受験できるのが魅力。ただし、資格によってはAEAJ入会や認定スクールの講座受講が条件になっているので、AEAJの公式HPで受験のシステムをよく確認しましょう。

主催公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)
資格の種類と費用アロマテラピー検定1級・2級(ともに受験料6,600円税込)
アロマテラピーアドバイザー(受講料+テキスト代5,236円税込、資格登録認定料10,450円税込)
アロマセラピスト(受験料5,236円税込)
資格の取得方法インターネット試験
※アロマテラピー検定以外の資格は、アロマテラピー検定1級を取得しAEAJに入会&認定スクールで受講後に受験が可能
入会金10,000円(非課税)
会員年会費12,000円(非課税)
※初年度全期入会(4月1日〜翌年3月31日):12,000円(非課税)
※初年度後期入会(10月1日〜翌年3月31日):6,000円(非課税)。
※入会時期により、初年度の年会費が異なります。
※会員の継続には毎年年会費(12,000円)がかかります。

※このテーブルは左右にスクロールできます。
"公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ) 公式HP"参照

日本アロマコーディネーター協会(JAA)

日本アロマコーディネーター協会(JAA)は、1995年(※)に発足した日本の団体。アロマコーディネーターの資格は2004年(※)に商標登録を受け、日本アロマコーディネーター協会のみが認定されています。アロマを生活に取り入れるための、ベーシックな資格です。

アロマコーディネーターの受験勉強は、JAA直轄校である日本アロマコーディネータースクール(通信講座)またはJAAの各認定加盟校(通学講座)で受講が可能。最寄りの加盟校はJAA公式HPの加盟スクールページから探せます。

主催日本アロマコーディネーター協会(JAA)
資格の種類と費用アロマコーディネーター(受験料11,000円税込)
資格の取得方法理論試験(筆記及び択一式)と小論文(800字程度の課題作文)
※JAAが指定するスクールの所定のカリキュラムを修了した後に受験し、合格後に入会する必要あり
入会金アロマコーディネーター登録料:33,000円(税込)
会員年会費13,200円(税込)

※このテーブルは左右にスクロールできます。
"日本アロマコーディネーター協会(JAA) 公式HP"参照

一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)

一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)は、健康で笑顔溢れる社会を目指して活動している団体。アロマやヨガ、スポーツに関わるトレーナーやインストラクターの資格試験を多く実施しています。

アロマの領域では、アロマセラピーアドバイザーをはじめアロマボディセラピスト1級やオイルボディセラピストなどの資格が取れるので、ボディセラピストの知見を増やしたい方におすすめです。

認定スクールや指定校に通って受験するのがおすすめですが、IHTA有料会員であれば独学での受験も可能。セミナーも多く行われているので、スクールに通うか悩んでいる方はセミナーに参加してみるのもよさそうです。

働きながら独学で取得できる?アロマセラピストの資格試験に合格する方法

アロマセラピストは、働きながら知識や技術を習得することも可能です。

ただし、精油の知識からセラピストとしての技術まで幅広い知識が必要となるため、働きながら独学で試験を受けるのは難しいと感じる方も少なくありません。

【アロマセラピストの主な資格取得方法】
  1. アロマセラピストの専門学校に通う
  2. アロマセラピストの認定スクールや認定教室に通う
  3. 通信講座でアロマセラピストの科目を受講する

アロマセラピストを目指すために、独学ではなく専門学校や認定校、スクールなどで学び、資格を取得してから働く方も多くいます。また、認定スクールに通わなければ取得できない資格もあるので、よく確認しましょう。

1. アロマセラピストの専門学校に通う

エステティックや美容などの専門学校には、アロマセラピストを目指すコースがあり、知識や技術を学び、資格を取得できる学校があります。

コースは開講されていなくても、アロマセラピストの資格内容に合った講座を受けることで資格を取得できるケースもあるので、気になる方は探してみてください。

2. アロマセラピストの認定スクールや認定教室に通う

資格の運営者が認定した「認定スクール」や「認定教室」に通ってアロマセラピストの講座を受講し、資格を取得する方法もあります。

専門学校に通うよりも短期間で資格を取得できるものが多いため、仕事のためだけでなく、趣味や習い事としてはじめたい人にもおすすめです。

3. 通信講座でアロマセラピストの科目を受講する

通信講座の受講により、アロマセラピストの資格を取得できます。時間や場所にとらわれずに受講でき、オンラインやDVDで技術を学べるものもあるので、忙しくて資格の勉強に時間を割けない方にもおすすめです。

アロマセラピストの働き方の例

1. サロンで働く

未経験からアロマセラピストを目指す場合、まずはサロンやアロマ専門店で経験を積むのが一般的。実際に働きながらアロマについての知見を増やし、ゆくゆくは現場のマネージャーや指導者としてキャリアアップしていきます。

ある程度の経験を積んだ後には、フリーランスとして講師になったり、独立したりする選択をすることが可能です。

2. 講師になる

アロマセラピストの講師は、アロマの役立て方や使用方法に関する指導を行います

個人スクールや大手スクールなど、勤め先によって求められるスキルは異なりますが、アロマに関する知見を持っていることを証明するために、先に紹介した資格の取得がおすすめです。

3. 独立してサロンを開く

独立して、自分でサロンを開く選択肢もあります。一般的にはサロンやアロマ専門店などで経験を積み、知見を増やした上で開業するケースが多いとされますが、資格を取得していなくても開業自体は可能です。

集客から経営管理までの工程を自分で行う必要がありますが、上手く売上を立てることができれば、社員として企業に勤めるよりも高い収入を得られる場合もあります

アロマセラピストの資格の選び方ポイント

アロマに関する資格が多くある中で、自分に合う資格を見つけるには下記のどの目的で資格を取りたいか考えることがポイントです。

  • アロマセラピストとして働きたい
  • 今の仕事で活かしたい
  • 生活に取り入れたい
  • 資格取得に興味がある

資格によっては認定スクールへの通学や協会への入会が必要だったり、選択式の在宅試験で比較的簡単に取れたりと、ハードルの高さに違いがあります。資格を取る目的や資格の取りやすさを踏まえて、自分に合う資格選びをしましょう!

アロマセラピーに関するFAQ!アロマセラピストに向いている人とは?

Q1. アロマセラピーとアロマテラピーの違いは何ですか?

A1. 違いは特にありません。

アロマセラピーは英語、アロマテラピーはフランス語からきており、日本語にしたときの表記の違いです。

Q2. アロマセラピストに向いている人とは?

A2. アロマセラピストは人に和やかな空間を与える仕事であるため、聞き上手な方が向いているといえるでしょう。

アロマセラピストはお客さんの話を聞いて受け止める仕事でもあるので、セラピスト自身がうまく気持ちを切り替えながら働くことができ、心が落ち着いた状態で働くことも望まれます。

また、アロマセラピストは長時間働くことが多いため、継続できる体力があることも重要です。さらに、新たな種類の精油や技術に対応していくことも求められるため、常に向上心を持って知識をつけていくことも必要になるでしょう。

Q3. エステティシャンとの違いは?

A3. セラピストは主に「和やかな空間」を与えるのに対し、エステティシャンは「美」を提供するということに違いがあります。

どちらになりたいか迷ったときは、オールハンドで技を身に着けていれば、どちらにも対応できる技術者として活躍できるのがポイント!

専門学校などに通うなら、技術が身につくところを選ぶのがおすすめです。エステで使う機械などは誰でも扱えますが、技術に関してはしっかり教えてもらう必要があります。

Q4. アロマセラピーの国家資格はある?

A4. 2023年9月時点でアロマセラピストの国家資格はありません。

ただし公的資格として、内閣府が公益認定している公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)の資格があります。さまざまな民間資格があるので、実施している協会や目的、予算に合わせて選びましょう。

自分に合ったアロマセラピストの資格を取得しよう!

この記事では、アロマセラピストの資格や種類、取得方法のほか、無資格や未経験からプロのセラピストになる方法を解説しました。就職先や開業までサポート体制が整ったスクールもあるので、気になる方はぜひ説明会に行ってみましょう!
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※掲載されている情報は、2023年12月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年4月26日

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