高校生におすすめのニキビケアは？お手入れポイントや注意点も紹介

スキンケアの基本は、洗顔で汚れを落とすこととされています。ニキビケアも例外ではありません。皮脂やホコリなどを取り除き、清潔な状態にした肌に適切なお手入れをすることが重要です。ここでは、特に皮脂が過剰になりやすい高校生が、ニキビケアをするときのポイントを見ていきましょう。

肌が過剰な皮脂でべたつくから、ニキビができそうだからと、乳液やクリームを敬遠する人もいるでしょう。しかし、乳液やクリームを省いて化粧水だけでスキンケアを済ませてしまうのはおすすめではありません。

適度な油分は、肌に水分をキープするために必要だからといえます。油分が足りない肌は水分をとどめておくことができません。水分を補ってもすぐに蒸発してしまうため、かえって皮脂分泌が過剰になったり、肌サイクルが乱れたりして、ニキビができやすくなる可能性があるのです。

洗顔で過剰な皮脂やホコリなどの汚れを取り除いたら、基礎化粧品で水分と油分を補って、肌を整えましょう。皮脂が気になる場合は、脂性肌用のものを選べば、べたつきを抑えながら油分を補うことができます。

ニキビケアには、消炎・殺菌作用のある成分を配合した薬用化粧品や、ノンコメドジェニック処方のものがおすすめです。成分表示に記載されているので、購入する前にチェックしてみましょう。

薬用化粧品や医薬部外品に分類されるニキビケア用の基礎化粧品には、炎症を抑えたり、アクネ菌の増殖を防いだりする有効成分が配合されており、ニキビを予防する働きが期待できます。

また、ノンコメドジェニック処方とは、ニキビの原因になるコメド（角栓）ができにくいという意味です。ニキビケアをしたい人は、普段のスキンケアにも意識して取り入れるとよいでしょう。

ニキビケアは毎日行うのが理想です。日頃のスキンケア用として、保湿もニキビ予防も期待できる基礎化粧品を選べば続けやすいでしょう。ここでは、高校生のニキビケアにおすすめのライン4選を紹介します。

プロアクティブのニキビケアは、「洗う・届ける・整える」のシンプルな3ステップです。殺菌効果の高いサリチル酸（※1）が配合されており、ニキビのできにくい肌を作ってくれます。

また、アロエエキス（※2）などの植物由来の保湿成分配合で、ニキビケア用でありながら潤いを逃さないのも特徴でしょう。独自のスマートターゲット™テクノロジーで成分を素早く届けて肌の生まれ変わりを促し、健やかに整えてくれます。（※ "プロアクティブ 公式HP"参照）

まずは30日間試してみるのがよいでしょう。
（※1）殺菌効果
（※2）保湿成分

企画から製造、販売まですべてが日本法人で行われているニキビケア用化粧品です。シリーズでの成分調整・処方が行われているので、ラインで使うとよいでしょう。（※ "薬用ニキビケア 公式HP"参照）

ニキビを防ぐ有効成分として、グリチルリチン酸2K（※1）、シメン-5-オール（※2）、水溶性プラセンタエキス（※3）を配合しています。また、紫外線吸収剤・合成着色料・合成香料・硫酸系界面活性剤不使用の4種が無添加です。

お手入れ方法はシンプルなので、取り組んでみてはいかがでしょうか。
（※1）炎症を抑える
（※2）アクネ菌の増殖を抑える
（※3）保湿成分

繰り返しできるニキビを予防し、健やかな肌へ整えてくれるニキビケア化粧品です。

クリアシリーズは、紫根エキス（※1）などの和漢植物由来成分が配合されており、ニキビのできにくい肌に整えてくれます。ハトムギエキス（※2）などの保湿成分も配合されているので、油分を使っていなくてもしっかり保湿してくれるところもうれしいポイントです。（※ "オルビス 公式HP"参照）
（※1）炎症を抑える、整肌成分
（※2）保湿成分

慌ただしい朝にもニキビケアができるオールインワンタイプのジェルです。1日2、3回、洗顔後の肌に優しくなじませるだけなので、面倒なケアはしたくないという人もお手入れしやすいでしょう。

グリチルリチン酸2K（※1）やトラネキサム酸（※2）がニキビにアプローチして、健やかな肌に整えてくれます。また、ヒアルロン酸（※3）などの潤いを与える成分も要チェックです。（※ "アクネフォース アクア 公式HP"参照）

あれこれ揃える必要がないリーズナブルさも見逃せません。手軽にニキビケアをしたい高校生におすすめでしょう。

（※1）炎症を抑える
（※2）炎症を抑える
（※3）保湿成分

高校生のニキビケアの基本は、洗顔で汚れを落とし、保湿で肌バランスを整えることでしょう。しかし、洗顔や保湿は正しい方法で行わないとかえって肌の負担になりかねません。ここでは、ニキビケアの注意点と、普段の生活の中で気を付けたいことを紹介します。

洗顔のポイントは、肌に刺激を与えないよう、「優しく丁寧に」行うことです。

ニキビケアの洗顔には水洗いがよいとされていますが、冷水だけでは皮脂汚れが落ちにくくなります。洗顔料をしっかり泡立てて肌を撫でるように洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。

洗顔後は擦らないように気を付けながら、清潔なタオルで押さえて水気を取ります。その後油分と水分を補い、十分に保湿して肌を整えましょう。

洗い過ぎにも注意が必要です。汚れを落とそうとゴシゴシ擦ったり、何分も洗ったりするのは肌を傷つけたり、負担を与えてしまう恐れがあります。洗顔料を肌に乗せておく時間もなるべく短くするのも注意点の一つです。

できかけのニキビを潰したり、角栓を爪で取ったりするのは避けましょう。潰した傷口から雑菌が入って、化膿する恐れがあるためです。また、無理に角栓を抜いてしまうと、かえって皮脂がたまりやすくなるので、おすすめできません。

ニキビが化膿すると、治りにくくなったり色素沈着を起こしたりする可能性があります。皮膚科などでの治療が必要になることも考えられます。なにより、ニキビ自体は治っても、跡が残ってしまったら気分は晴れないでしょう。

こうしたトラブルを防ぐには、顔をいじらないよう意識することが大切です。特にニキビができそうなときや、肌が荒れているときは、髪の毛もかからないようにまとめる方がよいでしょう。また、同じ側でばかり頬杖を突くなど、顔を触る癖がニキビの原因になったり、症状を悪化させたりする可能性もあるので注意が必要です。

高校生の肌は皮脂分泌が活発なため、どうしてもニキビができやすくなります。「仕方がない」と諦め気味の人もいるかもしれませんが、正しい洗顔や薬用化粧品を使用したお手入れなどの適切なケアで皮脂や水分のバランスを整え、ニキビのできにくい肌を目指していくことはできるでしょう。

ツルスベ肌と一緒に作っていく高校生活の思い出は、きっと一生輝く宝物になるはずです。