【久原の大念仏】伊万里市 指定重要無形民俗文化財|「さが祭時記まつりびと」

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この記事の目次
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こんにちは。写真家の水田です。
佐賀に帰って来た当初は、風景を中心に撮影していましたが、最近は農業の生産者さんや窯元の職人さん、古い町並みや歴史的建造物など、広く撮影を行うようになりました。
毎年「まつりびと」という佐賀の祭りを映像コンテンツで紹介する企画の制作クルーに同行させてもらい、佐賀の祭りを追いかけています。
【さが祭時記まつりびと】

皆さんは、「佐賀の祭り」と聞いてどの祭りを思い浮かべますか?
私が追いかけてきた『まつりびと』をフォトレポートとしてこちらで皆さんにも紹介していきます。今まで知らなかった佐賀の祭りに触れたり、祭りを支える人々を知るきっかけになれば幸いです。
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【久原の大念仏】

撮影日:2019年12月1日(日)
場所:伊万里市東山代町 山ン寺
「久原の大念仏」は伊万里湾を望む、伊万里市の久原地区に古くから伝わる念仏踊りです。
踊りの歴史は古く、平安時代に空也上人(くうやしょうにん)が京都の壬生寺で念仏を広めるために踊ったのが始まりといわれています。
踊りには御霊(ごりょう・悪霊のこと)を呼び込み供養をして送り出すという意味が込められており、雨を乞い、この地が平穏であることを願う踊りとされている。
毎年12月1日に行われる山ン寺例祭の中で、同じ市内に伝わる脇野の大念仏と1年ごとに交代で奉納されます。
踊りは御霊(ごりょう)を迎える静かな所作で始まり、白装束の鼓役(つづみやく)と鉦役(かねやく)が円陣を組み8周します。
後半からは念仏と笛が始まり、御霊を供養。
最後は、「マクリ」の笛で激しく左右に回転。
この「舞踊り」で御霊を送り、この地の豊作や無病息災を祈願します。

情報

久原の大念仏

久原の大念仏は佐賀県伊万里市久原(くばら)地区に伝わっている念仏踊りです。大念仏は、昭和14年(1939)には、旧山代郷(東山代町・山代町)の8地区で行われていました。現在は久原と東山代町の脇野の大念仏だけが伝えられています。
場所:伊万里市東山代町 山ン寺

その他の県内の祭りについては下記リンクを御覧ください。
【佐賀祭時記まつりびと】

佐賀県内には、浮立をはじめとして様々な祭り・民俗芸能が各地に継承されています。
県では、こうした県内各地に伝わる祭り・芸能を「佐賀の誇るべき宝」として多くの方々に知っていただくことで、その継承・発展へと繋げるため、平成25年度から県内の祭り・芸能を紹介する映像コンテンツ(番組)を制作し、放映・情報発信を行う事業に取り組んでいます。
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