【北海道】空間・料理・サービス！全てに感動するカフェ！

会社や学校がある大きめの通りに、派手な主張はないものの、なんだかそこだけ惹かれる空気感を放つ出で立ち。木を基調に、塀で囲まれたような外観。

外から中がほとんど見えない感じがまた魅惑的で、一体どんな店内なのかとドキドキわくわくさせてくれます。boilerという看板も小さめに飾られ、それがまた妙に素敵に見えます。

入口の通路をぬけると、優しい陽だまりが笑顔で迎えてくれます。
四方八方に囲まれているイメージの外観からは想像できなかった、暖かな日差しが差し込む中庭。店内に入る前に、素敵な中庭で迎えられるサプライズで期待感がぐんと高まります。
中庭に椅子やテーブルもあるので、天気の良い日はここで過ごすのも良いかもしれません。

店内は、吹き抜けになった明るい空間。「おしゃれ」という一言では足りないほど、ハイセンスなインテリアの数々が店内をうめつくします。立てかけられている重厚感のあるアンティーク調の大きな扉が印象的なこの場所は、なんと音響ブース。ピアノもあり、イベントなども行えるカフェだそうです。

広い店内には、1階席、2階席、そしてカウンター席と自由に好きな場所を選べます。どこを選んでもおしゃれすぎるので、うろちょろうろちょろと迷ってしまいます。

窓から明るい陽射しが差し込むカウンター席は、ひとりで過ごしたい時に最適。低めに設置されている窓から見える景色は、外の道路ではなく草木で美しく見えるように計算されています。外観が塀で囲んであるのはこの為だったのです。

お店に入る前に通ってきた中庭が見える席もあり、なんだかリゾートホテルにいるような感覚になり、心がほっと安らぎます。

階段をあがると、ここもまた明るい光がはいる素敵な2階席。おしゃれなソファやテーブル席があり、1階とはまた少し違った空気感を味わえます。お客様同士も気にならないように、余裕たっぷりのテーブル配置の心遣いも嬉しい限り。

細部までこだわりを感じる空間の中でいただく料理やドリンク。お水のグラスにも、コースターにも、コーヒーカップにも、お皿にも、何もかもぬかりのないセンスが光っていました。ただのカフェではない、全てに完璧なクリエイティブのパワーが注入されています。

今回オーダーしたのはエッグベネディクトとカフェラテ。運ばれてきた瞬間マフィンの良い香りで幸せな気分に。フォークをいれると、とろとろと良い塩梅で流れ落ちる卵と、クォリティの高いオランデーズソースを絡めてぱくり。まさに、これが真の「至福の時」です。

コーヒーは札幌で人気の徳光珈琲がboilerのために特別にブレンドしているそうです。後に残ることなく、すっきりとした味わい。北海道在住の陶芸家さんの素敵なオリジナルカップで飲む至福の一杯です。

いかがでしたか？
空間も、料理も、コーヒーも、サービスも…とにかく細部にまでこだわった価値の高いboiler。心が和み、気分を高め、素敵なカフェタイムを過ごせます。車がない方でもバスで行ける場所にあるので、ぜひ一度行ってみてくださいね。