年末の大掃除はどこからやるべき?上手なスケジュールややり方まとめ
大掃除を効率よく進めるやり方やコツを紹介。慌ただしい年末に掃除をうまく終わらせるには、スケジュールを決めて「やることリスト」や「掃除したい場所リスト」を活用するのがおすすめです。大掃除を進める順番や必要なもの、場所別の掃除方法を確認し、計画的に掃除を終わらせましょう!
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この記事の目次
- 不用品の処分:捨てるものを決め、ゴミの日を確認しておく
- 掃除道具の補充:洗剤や雑巾など足りないものがないか確認
大掃除をスムーズに進めるために前もって準備しておきたいのが、不用品の処分と掃除道具の補充です。不用品が出たときに捨てるタイミングを逃さないよう、ゴミの収集日を確認しておきましょう。
\片付けのポイント/
「必要なもの」「不要なもの」「迷うもの」の3つに分類。捨てるか迷うものは一旦別にしておき、“半年や1年以内など設定した期間内で使用することがなければ捨てる”と決めると判断がつきやすくなります。必要なものは、使用頻度の高い低いで分類して収納するのがおすすめ。
- キッチン
- トイレ
- お風呂
- 窓ガラス
- フローリング
- 玄関 など
全部をキレイにできるのが理想ですが、忙しい中ですべてを完了させるのは大変です。時間がない場合「ここだけはキレイにしたい!」という場所を決め、時間も「〇時間以内」と決めておくのが吉。
何日かに分けて少しずつ掃除する場合も、掃除したい箇所をリストアップしておくと漏れなく進めやすくなります。「いつ・どこを掃除するか」のスケジュールも決めて、計画的に掃除しましょう。
- 上から下:換気扇や照明から先に掃除する
- 奥から手前:各部屋→廊下→玄関の順番で行う
- 水回りを先に掃除する
効率的に大掃除をするには、掃除の順番も大切。キレイにした箇所をすぐに汚すことがないように、上から下&奥から手前に向かって掃除していくのがポイントです。
シンクや水回りは、頻繁に使うのであれば後回しにしてもOKですが、なるべく床や周辺を掃除する前の作業がおすすめ。掃除の際、せっかくキレイにした箇所に水滴が飛び散ってしまうといったケースを防げます。
キッチンの場合、換気扇や吊り戸棚→コンロ→シンク→床の順にキレイにしていくと、掃除した箇所を汚すことなく進められておすすめです。
特徴 | おすすめ用途 | |
---|---|---|
重曹 | 弱アルカリ性 油汚れや皮脂汚れに効果あり 研磨剤としても使える | 鍋のコゲ落とし 下駄箱の消臭 |
セスキ炭酸ソーダ | 弱アルカリ性 油汚れや皮脂汚れに効果あり 水に溶けやすくスプレーでも使いやすい | コンロや換気扇の 油汚れ |
酸素系漂白剤 | 弱アルカリ性 油汚れを分解 穏やかな洗浄力で漂白、除菌、消臭に使える | 排水溝のつけ置き洗い |
塩素系漂白剤 | アルカリ性 カビや雑菌を除菌 刺激が強いぶん漂白力にもすぐれる | 除菌や漂白 |
クエン酸 | 酸性 水アカや石けんカスなど アルカリ性の汚れに効果あり | 水回りの水アカ トイレの黄ばみ |
中性洗剤 | 中性 強い洗浄力はないが オールマイティに使いやすい | 日常的な掃除 |
油汚れには重曹やセスキ炭酸ソーダ、水アカにはクエン酸を使うのがおすすめ。簡単な汚れであれば中性洗剤でもOKです。汚れのタイプに応じて、洗剤も使い分けてみましょう。
塩素系漂白剤とクエン酸が混ざると有毒ガスが発生することがあります。各洗剤の注意書きをよく読んで使用してください。
- ゴム手袋
- 雑巾
- 歯ブラシ
- スポンジ(ウレタン、メラミンなど)
- 新聞紙
- キッチンペーパー
- ラップフィルム
- ハンディモップ
- フローリングワイパー
- 粘着式クリーナー など
洗剤や掃除道具は100均でも購入できるものが多くあります。大掃除の作業が滞りなくできるよう、あらかじめ必要なものを用意しておきましょう。
ここからは換気扇や水回りなど、場所別の掃除方法の一例を簡単に紹介。素材や製品によっては水拭きや洗剤使用がNGの場合もあるので注意してください。
- キッチン:パーツを外し、つけ置き洗い。アルカリ性洗剤を使う
- お風呂:パーツを外し、つけ置き洗い。中性洗剤を使う
- トイレ:ホコリを掃除機で吸い取り、ウェットシートで拭き掃除
キッチンの換気扇を掃除するときは、汚れが落ちないようコンロを新聞紙でカバーするのがおすすめ。油汚れは温度が高い方が落ちやすいため、つけ置きには40〜50℃ほどのお湯を使いましょう。
作業をするときは必ず電源を落としてください。換気扇によっては掃除することで塗装が剥がれる場合もあります。説明書をよく読んでから作業しましょう。
- 水アカ:クエン酸水をキッチンペーパーにかけて貼り付け、ラップで覆い放置し拭き取る
- カビ:塩素系漂白剤をかけて一定時間放置し洗い流す&ブラシで擦る
ついて間もない水アカなら、中性洗剤を使いスポンジで擦り落とせばOK。メラミンスポンジを使うのもおすすめです。頑固な水アカには、水200mlに対しクエン酸小さじ1を溶かしたクエン酸水を使いましょう。
- サッシ:掃除機で汚れを吸い取り、残った汚れを水で流して拭き取る
- 窓ガラス:雑巾で水拭き。落ちない汚れは重曹水やクエン酸水をスプレーして水拭きする
- 網戸:フロアワイパーにウェットシートをつけ、両側から拭きあげる
汚れが濡れて吸い取りにくくならないよう、サッシは最初に掃除するのがおすすめ。窓を水拭きしたあとは、乾いた布でしっかり乾拭きしてください。スクイージーを使うのもいいでしょう。
- 照明・壁:ハンディモップや布で拭き取る。取れない汚れは中性洗剤を使い水拭き。
- フローリング:フローリングワイパーと掃除機でゴミを取り、雑巾で水拭き&乾拭きする
床を掃除するのは、天井や壁、照明、テレビ台や棚などのホコリを落としてから行いましょう。掃除機を使うとホコリが舞い上がるので、先にフローリングワイパーをかけるのがおすすめです。
無垢材のフローリングは水を吸収しやすいので、水拭きは避けましょう。毛羽立ちやざらつきの原因になります。
- 洗濯機:酸素系漂白剤でカビや汚れを落とし、塩素系漂白剤で除菌する
- エアコン:フィルターを外してホコリを掃除機で吸い取り、水洗いしてよく乾かす
- 電子レンジ:重曹水を使い、キッチンペーパーで汚れを拭き取る
- 冷蔵庫:ぬるま湯を使って水拭き。汚れが落ちない場合中性洗剤を使って拭き取る
洗濯機は見えない部分にカビや汚れが溜まりがち。エアコンは溜まったホコリを取るだけでも節電につながります。大掃除のときだけでなく、定期的な掃除を心がけてみてください。
作業をするときは必ず電源を落としてください。製品によっては使用NGの洗剤がある場合もあります。説明書をよく読んでから作業しましょう。
- タイル:ホウキや掃除機でゴミを取り、濡らした雑巾やブラシでこすり洗いする
- 下駄箱:靴を出してホコリを取り、雑巾で水拭き。よく乾燥させてから靴を戻す
部屋の中を掃除したら、最後は玄関をキレイにしましょう。水を撒いて掃除するのもいいですが、水の使用がNGの物件も多いので注意してください。ドアノブもキレイに拭いて、大掃除完了です!
自分では落とせない汚れや、手入れが難しい家電の掃除は、プロの業者におまかせするのもひとつの手。早めに済ませるとお得になる大掃除割引キャンペーンを行なっている業者もあります。
すべてをキレイにするのは難しい場合「ここだけはキレイにする!」という場所を決めて大掃除をし、新年を気持ちよく迎えましょう。
すべてをキレイにするのは難しい場合「ここだけはキレイにする!」という場所を決めて大掃除をし、新年を気持ちよく迎えましょう。
※製品によってお手入れのしかたは異なります。必ず製品の取扱説明書に従って作業を行なってください。
※掃除の際にはゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行ない作業をしてください。
※掃除の際にはゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行ない作業をしてください。
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※掲載されている情報は、2022年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。