プロテインによる置き換えのメリットは？置き換えるタイミングも解説

おすすめのダイエット法の1つに、食事の代わりにプロテインを摂る方法があります。この方法は激しい運動や食事制限が苦手な人におすすめです。

プロテインは脂肪になりにくく、かつ近年摂取量が減ってきているタンパク質も摂取できるのがメリット。（※"明治 公式HP"参照）

プロテインは食事の主食となるご飯やパンと比べてカロリーが低いため、主食の一部をプロテインに置き換えるだけで、空腹感を和らげながらダイエットを行うことが可能です。

プロテインに置き換えることにはいくつかのメリットがあります。今回はそのメリットを3つ紹介します。

ダイエット中は食事の量を減らすため、栄養素が不足しがちです。しかし、プロテインにはタンパク質の他に、ビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれています。そのため足りない栄養素をしっかりと補うことができます！

もしも栄養素が足りていないと、体調を崩してしまったりリバウンドしやすくなったりすることがあります。このようなことを防ぐためにも、プロテインで栄養素を補いましょう。

手軽さや継続のしやすさも、プロテインへ置き換えるメリットの1つです。食事制限でお腹が空いてストレスがたまってしまうことは、ダイエットをあきらめてしまう原因になりかねません。

プロテインは、カロリーを抑えつつ満腹感を得やすいのが特徴。基本的にプロテインに置き換えるのは1食だけでよく、残りの2食に特別な制限は必要ありません。

プロテインを準備するのも摂取するのも時間がかからないため、その点も嬉しいポイントです。

通常のダイエットであれば、効果を実感するのに1カ月以上、あるいはもっとかかる人もいるのではないでしょうか。

しかしプロテインダイエットなら、運動だけのダイエットや極端な食事制限ダイエットに比べるとカロリー調整がしやすいため、比較的短期間で効果を感じられるケースも珍しくありません。

短期間で効果が出てくれば、ダイエットのモチベーションも上がるはずです。ぜひプロテインによる置き換えダイエットを試してみましょう。

置き換え用のプロテインを選ぶ際は、腹持ちの良いものを選びましょう。腹持ちが良いものであれば、食事制限のダイエットをしているときの空腹感も和らげてくれます。

おすすめを1つ挙げるとすればソイプロテインです。こちらは大豆を原料としており、ゆっくりと消化吸収されていくため腹持ちがいいのが特徴。

筋肉を早く増量させたい方には不向きですが、置き換えダイエットのような食事制限をするときには、このような腹持ちの良いプロテインがおすすめです。

糖質やカロリーが低いプロテインを選ぶことも大切です。せっかくダイエットのためにプロテインを摂取したとしても、糖質やカロリーが高いものを摂取してしまうと痩せにくくなってしまいます。

最近は粉末タイプだけでなく、バータイプでも糖質やカロリーが低いものが人気。職場や外出先などにいて、粉末を溶かす時間がないときに便利です！また、1食分で個装されているものを選べば、持ち運びも簡単です。

しかし「置き換え用のプロテイン」と書かれている商品の中には、砂糖や果糖が配合されているものもあります。このような商品はカロリーが高めのものも多いため、しっかりとパッケージに書かれている成分を見て、糖質やカロリーの低いプロテインを選びましょう！

普段の食事で足りていない栄養を、プロテインで摂取できるかどうかもポイントです。仕事や家事などで忙しい社会人は、毎食バランスの良い食事を摂るのが難しいことも多いでしょう。

そのような場合にこそプロテインが役立ちます。例えば、朝は忙しいからと菓子パンやおにぎりをコンビニで買ってすませるのではなく、プロテインに置き換えるのです。そうすることでタンパク質やビタミンなどの栄養を摂取できます。

バランスの良い食事を取ることを目指しつつも、どうしても難しい場合は足りていない栄養をプロテインで補っていきましょう！

プロテインを置き換えるタイミングに決まりはありませんが、ダイエットを目的としているのであれば夕食の代わりに摂るのが良いでしょう。

夕食は、一日の生活が終わりに近づき、あとはゆっくりして寝るだけの状態で食べることが多いかと思います。その結果、夕食は朝食や昼食よりも食べる量が多くなりがちです。夕食後数時間以内に就寝すると、夕食で摂ったカロリーを十分に消費できません。

こういった太りやすい夕食こそ、プロテインに置き換えましょう。夕食のカロリーを抑えることで、1日の摂取総カロリーをコントロールできるのです。

ダイエット中にどうしても間食がやめられない場合は、お菓子の代わりにプロテインを摂るようにしましょう。

例えばポテトチップス（60g）のカロリーは、300kcal以上のものが多いです。対するプロテインのカロリーは、70～180kcal程度のものが多いでしょう。これは間食でつい食べてしまうパンやケーキと比べてはるかにカロリーを抑えられます。

ダイエット中でも間食をやめるのはなかなか辛いこと。プロテインであればお菓子よりもカロリーが低く、空腹を満たしたい欲求も和らげられます。

ダイエット中であっても無理に一食すべてをプロテインに置き換える必要はありません。プロテインは栄養のサポート役であって、不足しがちなタンパク質やミネラルなどを補給するためのものです。プロテインだけを摂ると栄養のバランスが崩れてしまう可能性があります。

置き換えをするときは、例えば脂身の多い肉やパンやご飯などの炭水化物などを減らして、プロテインでタンパク質の摂取量を増やすいった方法がおすすめです！一食の中の一部をプロテインに置き換えるようにすると、栄養バランスがとりやすくなります。

せっかくプロテインによる置き換えダイエットで痩せられても、リバウンドしてしまっては台無しです。

リバウンドを防ぐためには、筋肉をつけて基礎代謝を上げることが有効です！まずは生活の中に運動を少しずつ取り入れてみましょう。運動といっても、スポーツや器具を使ったハードな筋トレなどである必要はありません。

エレベーターの代わりに階段を使ったり、ヨガやウォーキングなどを行ったり、自分ができる範囲の運動から始めてみるのがおすすめです。

食事の一部の代わりにプロテインを取り入れるダイエットは、厳しい食事制限やハードな運動が苦手な人にぴったりです。

プロテインを摂ることで不足している栄養素も補給できるうえ、カロリーや脂質の摂り過ぎを抑えられます。摂るタイミングを守ったり、置き換えに向いている商品を選んだりといった注意点を守り、健康的な体を作っていきましょう！