【最新】マンション売却で失敗しないための注意点や流れを解説!税金や手数料も

    マンションを初めて売却しようと思っている方は必見!かかる税金や手数料など、失敗しないためのお金の流れを徹底解説します。またリフォームとの違いや相場、おすすめの不動産もご紹介するので、マンションの売却を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

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    この記事の目次

    マンション売却で注意したいこと

    所有しているマンションの状況を確認する

    マンションの売却を検討している方は、まずは所有しているマンションの設備やお部屋の状態、エリアの状況や周辺の不動産相場など、現状をしっかり確認しておきましょう。

    周辺情報やマンションの状態を事前に把握しておくことで、その後スムーズに取引ができるのでおすすめです。

    また、マンションの売却を検討している方は、査定額を一括でまとめて比較できるサイトを利用するのもいいでしょう。下記のリンクからすぐに無料で査定できるので活用してみてください。

    マンション売却時に必要な書類を確認しておく

    マンションの売却時には、様々な書類が必要になります。そもそもマンションの売却には定価がないため、売り手と買い手が合意すれば自由に価格設定を行うことが可能です。そのため、マンションの価値を証明できる必要な書類は必ず用意しておきましょう。

    権利証や登記識別情報通知書を用意しておく

    不動産売買の際、登記が済んだことを証明する権利証(正式には登記済証)は必ず用意しておきましょう。

    なお権利の登記を終えた場合、その登記名義人に対して本人にしかわからない12桁の番号が記載された登記識別情報通知書が、登記済証に代えて通知されるようになりました。(※"法務省公式HP"参照)

    これらは権利者であることを公的に証明する書類になるので、マンション売却の際は確認しておきましょう。

    マンション購入時の契約書

    ご自身がマンション購入時にサインした契約書やパンフレットなどは、マンション売却後の確定申告で必要になることがあるので用意しておきましょう。マンション売却に直接関わることはありませんが、手元にあるかないかでその後に影響があるかもしれないので確認しておくのがおすすめです。

    不動産登記の確認

    不動産登記は土地や建物の所在、面積や所有者の住所氏名など、一般公開されている公の帳簿(登記簿)です。マンション取得時の登記事項証明書で確認しておきましょう。

    もし登記事項証明書が手元にない場合には、法務局で取得できます。郵送でも可能ですが、データで管理されているのでどこでも取得可能です。

    住宅ローンが残っている場合

    マンション売却時に住宅ローンが残っていても、ローンを一括返済をして抵当権を抹消したのちに引き渡すことが条件で売却が可能になります。住宅ローンはマンションを担保に融資を得ており、ローンが完済できていないとマンションが担保のままになっているので、抵当権を抹消できていない状態ではマンションを売却することはできません。

    なおマンション売却のお金でローンを完済できる場合も売却可能です。ただマンション売却価格がローン残高を超えない場合は、自己資金で完済するようにしましょう。資金が調達不可なら、新しいローンに上乗せできる住み替えローンもおすすめです。

    相続が関わるマンションについて

    ご自身が購入したマンションが相続に関わる場合、3つのシチュエーションが考えられます。主に「相続発生前にマンションを売却する場合」、「相続登記未了でマンションを売却する場合」、「相続済みのマンションを売却する場合」の3つです。それぞれに注意点をまとめたので、相続が関わるマンションを売却する場合は確認しておきましょう。

    【相続が関わるマンション売却時の注意点】
    相続発生前現金化しているので相続税の課税対象になる
    相続登記未了相続人全員の同意書が必要
    相続済み所有者の名義を変更する相続登記をする必要がある

    マンションを賃貸にしている場合

    マンションを賃貸にしている場合は売却方法が2つあります。1つは「現状のまま売却する」、もう1つは「住んでいる方に立ち退いていただき売却する」という方法です。それぞれに注意点はありますが、もし迷ったりわからないことがあったときには不動産会社に相談してみるといいでしょう。

    【マンションを賃貸にしている場合の注意点】
    現状のまま売却する収益物件として扱われるので、
    利益が少なければ査定金額が安くなる
    住んでいる方に立ち退いていただき売却する時間と費用がかかる

    マンション売却でかかる税金や手数料などの費用

    マンションの売却には仲介手数料や司法書士に支払う費用、売却に伴う税金などさまざまな費用がかかります。マンション売却時にどのくらいの費用がかかるかを事前に把握しておくことで、売却後にどれだけのお金が残るのかわかるので必ず確認しておきましょう。

    【マンション売却にかかる費用一覧】
    仲介手数料売却成立の際に不動産業者に払う費用
    ※売買代金×3%+6万円+消費税
    登記費用相続登記等の費用、抵当権抹消登記、住所移転登記
    司法書士費用司法書士への報酬
    ※抵当権抹消費用
    引っ越し費用引っ越しにかかる費用
    ローン返済の費用ローン残債がある場合の手数料
    ※約5,000円
    新居購入資金新居に住み替える場合


    【マンション売却にかかる税金一覧】
    印紙税契約書作成時に必要
    ※5,000万円なら20,000円、1億円なら60,000円ほど
    譲渡所得税売却時に利益が発生した場合

    マンション売却時のリフォームの必要性

    築年数が古いマンション売却の際は、外壁や住宅設備などの補修リフォームが必要な場合があります。古いマンションの場合はリフォーム前提で相場が決まっていることが多いので、売却前に大幅にリフォームするのはおすすめしません。買主は自分で購入したあとに、好きなマンションスペックや予算でリフォームしたいと思っている方が多いからです。

    ただマンション売却時の第一印象をよくするために、キッチンや浴室などの水回り、クロスの張り替え程度はしておいて損はないはずです。その際はなるべく40万円~50万円程度に予算を抑えておくといいでしょう。まずは気になる箇所を不動産会社に相談するのもおすすめです。

    マンション売却の相場

    マンション売却の際、所有しているマンションの相場は地域ごとに異なります。面積や間取り、築年数や駅から徒歩何分圏内にあるなど、細かいステータスも確認しておくと、売却時の価格設定に役立つのでおすすめです。また周辺の売却相場をしっかり把握しておくことで高く売却できるので、マンション売却の際はまず売却予定エリアの平均相場を確認しておきましょう。

    【関東県内のマンション売却相場】
    売却価格面積築年数
    東京約4,900万円約60㎡約21年
    神奈川約3,200万円約67㎡約22年
    千葉約2,300万円約73㎡約26年
    埼玉約2,300万円約68㎡約24年
    (※"イエウール公式HP"参照)

    マンション売却の流れを解説

    物件の引き渡しには3か月以上かかる

    マンション売却は高額な取引となるため、失敗しないための主な流れを解説します。全体の流れを把握しておくことで、物件引き渡しまでをスムーズに行うことができます。マンション売却には3か月以上の期間が必要になるので、ぜひスケジューリングの参考にしてみてください!

    【マンション売却時の全体の流れ一覧】
    やること期間
    1. 情報収集周辺エリアと相場を確認約2週間
    2. 必要書類の準備売却に必要な書類を集める約1週間
    3. 一括査定一括査定ができるサイトで見積もり約1週間
    4. 不動産会社と契約条件を満たした会社を決める約1か月
    5. 売却価格を設定査定額を見て調整約1か月
    6. 売却活動内覧を始める約2か月
    7. 価格の交渉購入希望者と交渉約1か月
    8. 契約や物件引き渡し契約内容を確認する約1か月
    9. 確定申告売却した翌年に申告する約1週間

    マンション売却の不動産選びのポイント

    仲介サービスを利用して複数の不動産会社に一括査定を依頼する

    マンション売却の際は1つの不動産会社から見積もりをもらうのではなく、複数の会社から査定してもらうのがおすすめです。各不動産会社で独自の査定方法があるので、「イエウール」や「おうちダイレクト」などの仲介サービスサイトで複数の不動産会社を一括査定してもらうのがいいでしょう。

    ただあまり多くの不動産会社とやり取りをすると、対応に困り進まなくなってしまうので注意が必要です。

    なぜその査定額なのか根拠が把握できる

    マンション売却の際、複数の会社に査定してもらうと各会社ごとに差がでてきます。そのときに一番高い査定額の不動産会社を選ぶのには注意が必要です。査定額はあくまで予想売却金額なので、物件と価格が見合っているかどうかを見極めるのがポイント。机上査定と訪問査定でしっかり査定結果を算出しているか、なぜその価格なのかなど、根拠をしっかりと聞いておくのが重要です。

    マンション売却でおすすめの不動産会社が見つかる!仲介サービス5選

    1. サイトが見やすく一括査定がすぐできる!「イエウール」

    最初にご紹介するマンション売却でおすすめの仲介サービスサイトは「イエウール」。全国1,900社以上の不動産会社に対応している人気仲介サイトです。ネットで簡単に無料一括査定できるのはもちろん、1回の査定で6社まで比較することができます。

    またサイトがシンプルで見やすく、とても使いやすいのが特徴。マンション売却が初めての方でも簡単に利用できるところが魅力です。マンション売却についてのコラムも充実しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

    「イエウール」の特徴
    • 提携会社が多い
    • 対応エリアが広い
    • サイトが見やすく使いやすい

    「イエウール」の詳細

    提携会社数1,900社以上
    同時査定数6社
    対象エリア全国
    対応不動産戸建て、マンション、土地、投資物件、店舗・工場・倉庫、農地

    2. 売却仲介手数料0円も可能!経験豊富なプロにおまかせできる「おうちダイレクト」

    続いてご紹介するマンション売却でおすすめの仲介サービスサイトは「おうちダイレクト」。セルフ売却とプロフェッショナル売却の2つの売却スタイルがあり、自分の好きな売却方法が選べるのが特徴です。ヤフーとソニーグループの大手2社が運営しているサイトなので、ネットワークの広さを活かした手厚い売却活動のサポートや、個人間での売買なども推進しています。

    また経験豊富なプロに査定や売却を依頼するのはもちろん可能ですが、セルフ売却なら仲介手数料が無料になるところもメリットです。

    「おうちダイレクト」の特徴
    • 不動産会社とは別に手厚いサポートがある
    • セルフ売却なら仲介手数料が無料
    • AI診断も導入

    「おうちダイレクト」の詳細

    提携会社数複数社
    同時査定数上限なし
    対象エリア全国
    対応不動産マンション、戸建て、土地、一棟マンション・アパート、その他建物

    3. 最大6社から簡単60秒で無料査定ができる「すまいValue」

    続いてご紹介するマンション売却でおすすめの仲介サービスサイトは「すまいValue」。年間取引が10万件以上あるベテランサイトで、三井のリハウス、小田急不動産、野村の仲介+、三菱地所ハウスネット、住友不動産販売、東急リバブルの不動産業界大手6社を限定とした査定を行っています。

    また豊富な売却プランや手厚いサポートが充実していたり、過去10年の価格推移も見たりできるので、マンションの売却をまだ検討しているという方は、ぜひ利用してみてください。

    「すまいValue」の特徴
    • 不動産大手6社に限定した査定やサービス
    • 売却プランが充実
    • サポート体制がしっかりしている

    「すまいValue」の詳細

    提携会社数大手6社
    同時査定数6社
    対象エリア全国
    対応不動産マンション、戸建て、土地

    4. 資産運用をサポート!マンション売却の情報が豊富「HOME4U」

    続いてご紹介するマンション売却でおすすめの仲介サービスサイトは「HOME4U(ホームフォーユー)」。NTTデータグループが運営しており、個人情報を守る高度なセキュリティシステムが魅力的なサイトです。査定する物件に合わせた不動産会社を紹介してくれるので、条件に合う会社をスムーズに見つけることができます。

    また特殊な物件も多数扱っているので、マンション売却だけでなくほかの物件の売却を考えている方にもおすすめです。

    「HOME4U」の特徴
    • 査定する物件に合わせて不動産会社を選んでくれる
    • 個人情報を守る高度なセキュリティシステム
    • マンションだけでなく他の土地利用も相談可

    「HOME4U」の詳細

    提携会社数約1,800社
    同時査定数6社
    対象エリア全国
    対応不動産戸建て、マンション(室・棟)、土地、ビル(室・棟)、店舗、事務所、倉庫

    5. 独自の査定方法で一括査定!簡単に不動産を比較できる「Re-guide」

    続いてご紹介するマンション売却でおすすめの仲介サービスサイトは「Re-guide(リガイド)」。15年以上の実績を誇り、独自の審査基準を持ったサイトです。同時に査定できる業者は10社まで選択可能なので、多くの不動産会社の査定がほしい方におすすめです。

    またヤフーと提携しているので、ヤフーアカウントをお持ちの方はすぐに登録情報を引き継いで利用できるの魅力。入力する手間が省けるので、ヤフーユーザーには特におすすめのサイトです。

    「Re-guide」の特徴
    • 同時査定依頼は10社まで選択可能
    • 独自の審査基準がある
    • ヤフーアカウントと連携できる

    「Re-guide」の特徴

    提携会社数800社以上
    同時査定数10社
    対象エリア全国
    対応不動産マンション、戸建て、土地、アパート一棟、マンション一棟、事務所・店舗ビル

    マンションの売却は焦らない!まずは相場やお金の流れを理解しよう

    マンションの売却は事前に周辺エリアを調べたり、相場価格を把握しておくことが重要です。必要な書類が揃っていないと進行が滞ってしまい、売却まで何か月もかかってしまうこともあります。マンションの売却の際は、まず一括査定して複数の不動産会社に見積もりをもらうおすすめ。ただすぐに不動産会社を決めてしまう前に、じっくりと下調べをしてから進めていくようにしましょう。
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    ※掲載されている情報は、2023年12月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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