加藤浩次、『あだ名禁止』で生じる弊害を懸念 「かえってマイナス面も…」
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24日、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、学校で増えている”あだ名禁止”のルールについて特集。
MC の
さんが禁止によって考えられる弊害を語りました。
番組では、ある小学校の言葉遣いに関する決まりを紹介。そこには、「友だちを呼ぶときは、『さん』をつけます」というルールが書かれています。
これは実質、あだ名で呼び合うのは禁止ということですが、教育社会学の専門家によると最近このルールは多くの小学校で広がっているのだそう。
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あだ名というのは、相手の容姿や失敗した行動からつけられることもあり、いじめに繋がる側面も。
そこでルールを実施している学校では、男女年齢関係なく学校にいる間は”さん”付けを徹底。しかし学校外での呼び方には介入していないのだとか。2012年から実施以降、いじめ問題は起きていないそうです。
その一方で、積極的にあだ名を使うという小学校も。その学校では入学やクラス替えなどの節目に希望のニックネームを話し合うのだそう。多くの選択肢の中から、振る舞い方を自分で考え行動できるようになってほしいという意図があるそうです。
なお番組では、あだ名禁止の校則についてどう思うかの集計結果も紹介。合計1400人の男女の回答では、「禁止に賛成」が18.5%で「禁止に反対」が27.4%。「どちらでもない」が54.1%と言う結果でした。
コメンテーターからは、問題は禁止にしただけでは意味がないといった意見が多く上がる中、加藤さんはルール付けすることで子供達におこる弊害にも注目。
単純にルールとして禁止し”遊び”を無くしてしまうと、相手の感情に気づく機会が減ってしまう...そして学校のみで禁止することで困惑も生じ、結果「ルール守っておきゃいいんでしょ」となるなど、「かえってマイナス面も出てくる気がする」と述べます。
この特集をうけ、ツイッターでは”あだ名禁止”が一時トレンド入り。コメントでは「あだ名禁止でいじめがなくなるわけないですよね」「臭いものに蓋して対策した気になるだけで、余計に陰湿化するだけでしょう」との意見が。
一方、「まだ善し悪しの判断ができない子供に「『嫌がる呼び名をやめればいい』って通用しないんだよね」「自分も根拠のない噂から変なあだ名で呼ばれ、苦しい学校生活送っていたから」と禁止に対する賛成の声も寄せられています。
(文/fumumu編集部・
)
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