恵比寿でデートの後はもちろんディナー！隠れ家イタリアン『AELU&BRODO』がおすすめ

洗練された大人な街である、恵比寿。多くのお店が軒を連ねており、選択肢が多いデートスポットです。そしてデート後のディナー選びもまた、センスの見せどころ。

この記事でおすすめするのは『AELU&BRODO（アエルアンドブロード）』。駅から徒歩約1分という好立地ながらも、隠れ家感を味わうことができる空間は、まさに恵比寿でのディナーデートに求めていた要素なのではないでしょうか。

ここで楽しめるのは、旬の食材を使用した、シェフの手腕が光る創作イタリアン。今回は実際にお邪魔をし、6,600円 （税込）のコースを実食してきました。

店内を見渡すと、大人の街である恵比寿に相応しく洗練された空間が広がっています。デートでの利用なら、シェフの調理を目の前で見ることができる一枚板のカウンター席がおすすめ。

ドリンクはビールやウイスキー、サワーなどは勿論、ワインなど料理と一緒に楽しみたいラインアップが豊富に取りそろえられています。

乾杯には、シャンパンをチョイス。黄金に輝く泡が、恵比寿の夜のはじまりを彩ります。

今回注文した「五感で楽しむ季節のおすすめスタンダードコース」は、旬の食材を使用した計6品の料理を存分に味わえる、まさにデートにピッタリな内容。

前菜は真鯛のカルパッチョ、特製ポテトサラダ、甘夏とモッツァレラチーズのカプレーゼの3品でした。

前菜1品をとっても、それぞれ彩りが美しく、シェフの細やかなこだわりを感じます。

※コースの内容は季節によって変わる場合があります。

次にテイクされたのは、ホワイトアスパラの甘みとシャキシャキ感、そして赤海老の甘みがリンクした味わいがおいしい「ホワイトアスパラと赤海老のカルパッチョ」。上品な味わいながらもどこか感じる馴染み深さの秘密は、醤油にあるのだとか。

イタリアンと醤油の意外な組み合わせに驚きますが、店名が意味するのは、AELU（和える）&BRODO（イタリア語で出汁のような意味合い）。イタリアンを基調としながらも和食のエッセンスを汲み取った、なじみ深くそして奥ゆかしい組み合わせを楽しめる逸品です。

料理の味わいに心惹かれますが、ここAELU&BRODOへ来たら注目したい要素の1つは、見た目の美しさ。思わず写真へ収めたくなりました。

続いてテイクされたのは、ガラスの蓋に覆われたお皿でした。

この瞬間は見逃し厳禁。ガラスの蓋を開いた途端、ふわりとスモーキーな香りが立ち込めました。

煙の中からあらわれたのは、燻製の煙に燻されたサーモンとイクラ。ここでも味付けには醤油が使われており、AELU&BRODO流のヅケの新たな解釈にときめきを感じます。

その料理にあわせてシェフにセレクトしてもらったのは、フランスのアルザス地方産のキュヴェ・ギョタクという白ワイン。このワイン、なんと日本人の料理人が和食に合うように作ったものだそうです。

爽やかな酸味が醤油の旨みや香ばしさ、そして魚介の旨みを拾い、お互いの味を引き立てあうマリアージュを楽しめました。

料理は、いよいよメインへ。

コースのメインを張るのは、A5ランクの黒毛和牛の肩肉をぜいたくにカットした「黒毛和牛の薪焼き」（※）。

ひと口噛み締めるごとにバターのような芳醇な肉汁が口の中を埋め尽くします。付け合わせには、シルクスイートというサツマイモを使用したフライドポテト。こちらのスウィートな味わいにも心打たれたのでした。

※"AELU&BRODO 食べログ公式情報"参照

ここでセレクトしてもらったのは、炭火の香りに合うという赤ワインCORBU。爽やかな酸味、そして若々しさを感じるタンニンが肉の旨みとの相性ばっちりです。

そして赤身の美しさを際立たせるブラックが美しい器は、めのう製。まさに"五感で味わう"といった表現に相応しいメインでした。

いよいよ、コース料理は終盤戦へ。海鮮と合うという爽やかなロゼと一緒にテイクされたのは、帆立とあおさの貝出汁スパゲッティでした。

香り高いあおさと、締めにうれしい貝出汁と和えられたスパゲッティは、まさに"和とイタリアンの融合"！

コースの最後には、かわいらしいデザートがやってきました。

ここでも、ベリーやエディブルフラワーとのコントラストが美しい益子焼のお皿に目が行きます。味はくどくない甘さで、お酒とも合う大人な味わいを演出しているのだそう。

ほろ苦さと深い甘みが合わさったチョコレートの濃厚なおいしさに包まれながら、コースはここでフィニッシュ。

本記事では、恵比寿でのディナーデートにおすすめしたい創作イタリアン『AELU&BRODO（アエルアンドブロード）』をご紹介しました。

恵比寿駅近に建つ隠れ家的お店を押さえておけば、思い出に残る特別感のあるデートになりそうです。