100万輪のバラが咲き乱れるローズガーデンへ【ベルファスト】

ベルファストの中心地から少し離れたところに、広大な敷地を誇る「Sir Thomas and Lady Dixon Park（サー・トーマス・アンド・レディー・ディクソン・パーク）」があります。

元々この場所は19世紀半ばに形作られ、20世紀半ばにレディー・ディクソンが夫サー・トーマスとの思い出のこの地をベルファストの街に寄贈する形で公園となりました。

100年以上かけて広大な敷地に大切に育てたれたローズガーデンは、世界中から集められた数々の薔薇がテーマごとに植えられており、歩けど歩けど続いていくその美しい光景は圧巻の一言。

敷地が広い分、たくさんの薔薇がゆったりとスペースを持って植えられているので、パーソナルスペースを十二分に確保しながら楽しめるのも嬉しいところ。

それぞれの薔薇が持つ香りを楽しみながら、ゆっくりと贅沢な散策を楽しめます。

毎年７月、薔薇のベストシーズン中に、Rose Week（ローズウィーク）というイベントが1週間開催されます。ベルファストのシティセンターから無料のシャトルバスが20分に1度出ているので、旅行者にも優しいです。

ベストシーズンなので、薔薇はどこもかしこも満開！ローズガーデンの中では連日アイリッシュハープの演奏があったりと、普段に増して贅沢で優雅な時間を過ごすことが出来るのもオススメです。全てのローズガーデンを鑑賞した先では、カフェや屋台が用意されており、日替わりで行われるプロのミュージシャンによるライブミュージックを楽しみながら一息つけることができます。

イベントでは子供向けの出し物が豊富なので、子連れの方には特にオススメのスポットでもあります。

プレイグラウンドや小さめの乗り物の他にも、フェイスペインティング、バウンシングキャッソル、メガスライド、バルーンモデリング、ロッククライミング等、無料で遊べる催し物が充実しており、ミニステージでは子供達のダンスショーなどもやっています。

パワーの有り余っている子供達は広い敷地内でいくらでも走り回れますし、どんなにうるさく叫び回っても広すぎて問題なし！自然の中で１日たっぷりと子供が飽きずに遊び尽くせること間違いなしです！

雨の多いイメージのイギリスですが、実は雨が１日中降っているということは稀で、シャワー雨が多めと言った方が近いです。そして近年のイギリスの夏はカラッと晴れ続けていることが多く、暑苦しさのない過ごしやすい暖かい気候が続きます。風がある日は長袖が欲しくなる日も…。

日本の暑さに疲れた！という方には特に、イギリスの夏はオススメです。特に北アイルランドは観光客も人口も少ないので、カントリーサイドを気持ちよく楽しみたい方にはオススメです。