更新日：2023年02月10日

社会人のお金の使い方とは？20代のお金の使い方や管理方法を紹介

社会人になってまとまったお金が入るようになり、有意義なお金の使い方や管理方法に悩む方は必見。本記事では、特に20代のお金の使い方と、社会人としてのお金の管理の仕方を紹介します。「お金の使い方が上手い人」と言われるように、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の目次

社会人一年目必見！20代の給料の使い方事情とは？
何にお金を使う？20代の給料の有意義な使い方3選！
1. 人生経験を積む
2. 資格や語学の勉強に投資する
3. もしものときに備えて貯金する
社会人必見！お金の使い方が上手い人の管理方法
固定費は手取り月収の50％以下
家賃は手取り月収の約25％
食費は手取り月収の約15％
保険や積立貯金は手取り月収の約10％
ボーナスの半分は貯蓄
確保した娯楽費は自由に使おう
家計の管理や身の丈に合ったお金の使い方をプロに相談！
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お金の使い方や管理方法を身につけてスマートな社会人生活を送りましょう！

社会人一年目必見！20代の給料の使い方事情とは？

新社会人になって、働いて自分でお金を稼げるようになると、学生時代より生活に余裕が出るのでは？生活水準が高くなるのでは？と考える方も多いかもしれません。

しかし実際は、経団連などがおこなった調査によると大学卒の初任給の平均は事務系で21万9,402円、技術系で22万438円。ここから税金や社会保険料を差し引いた金額が実際の手取り金額です。（※1）

また、手取り月収は給与の8割程度となるのが一般的で、新卒の大学卒の手取り月収の平均を計算してみると17万円代後半となります。平均支出額は総務省がおこなった2021年の調査によると単身世帯の1か月間の平均支出は15万5,046円です。（※2）

初任給の平均手取り月収と1カ月間の平均支出は、2万円の差しかありません。社会人になると、学生時代に比べて、食費、交際費、趣味にかかる費用などの支出が増える場合が多く見受けられるため、お金の管理には注意が必要です。

※1："（一社）日本経済団体連合会、（一社）東京経営者協会「2021 年３月卒「新規学卒者決定初任給調査結果」の概要」"参照
※2："家計調査報告（総務省統計局）"参照

何にお金を使う？20代の給料の有意義な使い方3選！

新社会人の方の中には、初任給を何に使うかを考えている方も多いと思います。また、20代の社会人の方で、周りの同世代はどんなことにお金を使っているのか気になっている方も多いでしょう。

「20代のうちは貯蓄をすべきなのか」「有意義な使い方はあるのか」といったことが気になっている方に向けて、20代におすすめのお金の使い方を3つ紹介します。

1. 人生経験を積む

体力のある20代のうちに、さまざまな経験をして自分の知見を広げることにお金を使うのがおすすめです。

自分の知らない土地に行ってみたり、ボランティアやイベントに参加したりすると、新たな発見や出会いがあるので、今後の人生に役立つかもしれません。

2. 資格や語学の勉強に投資する

資格を取得したり外国語を学んだりすることで、仕事につながるのはもちろん、プライベートでの楽しみが増えることもあります。

20代のうちに勉強をしておけば、その後の人生でいろいろとプラスに働くことがあると考えると、20代の間の自己投資は有意義なお金の使い方だと言えるかもしれません。

3. もしものときに備えて貯金する

今は健康であっても、いつどのタイミングで病気になったり、ケガをしたりするかわからないもの。そんな万が一のときに備えて、お金を貯めておくのは大事なことです。

友人や恋人との交際、自分の趣味や自己投資にお金をかけて、楽しい時間や有意義な時間を過ごすのも大事ですが、うまくお金の管理をして収入を貯蓄にまわす意識を持って生活しましょう。

社会人必見！お金の使い方が上手い人の管理方法

健康保険や厚生年金などの社会保険料が毎月の給与から引かれるため、やりくりが重要になります。将来のための貯蓄も必要になるので、家計簿をつけるなど、しっかりと意識してお金の管理をしていきましょう。

支出は、住居費、食費、光熱費、通信費など、用途ごとに分類し、その割合を把握するようにしてください。使いすぎている項目を見つけることが家計管理のスタートです。目安とすべき収入における支出の割合は以下の通り。

固定費は手取り月収の50％以下
家賃は手取り月収の約25％
食費は手取り月収の約15％
保険や積立貯金は手取り月収の約10％
ボーナスの半分は貯蓄

近年では「家計簿アプリ」が人気で、自動でグラフにして統計をとってくれたり、クレジットカードや電子マネー、銀行口座と連携して、支出を一括管理してくれたりする機能もあります。キャッシュレスな現代にぴったりなアプリなので、ぜひこの機会に使ってみましょう！

固定費は手取り月収の50％以下

家計の管理でまずはじめに気をつけなくてはならないのは、固定費をできる限り抑えることです。固定費とは、毎月一定の金額を支払うことが決まっているお金で、住居費や光熱費、通信費、保険料、習い事（趣味）にかかる費用などを含みます。

毎月決まっている支出にかかる費用である固定費が増えてしまうと、突発的に起こる支出に対応できなくなってしまいます。そのため、固定費の総額が、手取り月収の5割以下におさまるように常日頃から気をつけるとよいでしょう。

家賃は手取り月収の約25％

家賃は、できる限り手取り月収の約25％に抑えるようにするとよいでしょう。家賃がこの割合を超えると家計を圧迫してしまうため、収入に見合った家賃にして生活に余裕を持たせるようにしましょう。

ただし、都心の場合は4〜5万円の家賃の部屋を探すのは難しいため、その場合は家賃にかける割合を少し大きくしてもよいでしょう。その代わりに他の支出を抑えてバランスをとるようにしてください。

食費は手取り月収の約15％

食費は、自炊と外食を含めた食事代すべてのことを指し、手取り月収の15％程度に抑えるようにしてください。食事は毎日のことなので健康にも注意しながら、お弁当や作り置きで宅配サービスや外食を少なくするなど、支出を調節してください。

そして、仕事の付き合いによる外食が多くなった場合には、その他の支出を減らすなど、自分なりの工夫をして収支バランスを取りましょう。

保険や積立貯金は手取り月収の約10％

保険や積立貯金は、手取り月収の10％が好ましいとされていますが、若いうちは10％の割合は厳しいと感じる方もいるかもしれません。

最初は少額でもいいので、保険や積立貯金などといった資金準備を習慣化するようにしてください。その後は、月収が増えるにつれ、毎月の積立額を見直していきましょう。

万が一のときのために、保険も大切な準備資金です。社会人としていかなる場合にも対応できるように、「保障（補償）内容、保険金額、保険期間」など自身に合った、適切な保険プランを立てていきましょう。

ボーナスの半分は貯蓄

社会人にとってうれしいボーナスですが、ボーナスの半分は貯蓄に回すようにするのがおすすめです。お金を貯めにくい新社会人だからこそ、ボーナスはまとまったお金を貯蓄できるチャンス。

ただし、楽しみがなくなることはよくないので、貯蓄は半分、残り半分は旅行など自身の好きな趣味や交際費に使うことをおすすめします。

確保した娯楽費は自由に使おう

資産形成も大切ですが、新社会人で手取り月収が少ないからといって、過度に我慢をしたり無理のある生活を続けたりするのはよくありません。

社会生活においては、ときにはストレスに見舞われることもあるので、適度に楽しみを見つけて発散していくようにしましょう。経験を増やしていくことは、今後の人生の糧になる場合も多いので、自身の自由に使える娯楽費はバランスを見て、必ず確保するようにしてください。

家計の管理は、過度な我慢や無理を避けるためにも大切です。メリハリのある大人のお金の使い方を身につけていきましょう。

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お金の管理は最初が肝心なので、後悔のないように最初にきちんとした家計管理を身につけ、習慣化していくようにしましょう！

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