【寺フェス】お寺で"ととのう"新体験！サウナやグルメを楽しめる2日間

昔から日本全国にあり、普段から目にすることが多いお寺。昔はこどもたちが読み書きを習いに通ったり、縁日が開催されたり、たくさんの人が集まる場所でした。しかし、時代の変化とともにお寺に足を運ぶ人は少なくなっています。

「お寺にまた人を集めたい！」、「お寺に訪れたたくさんの人同士がコミュニケーションをとることで、みんなに笑顔になってほしい！」そんな思いをもって作られたのが、今回ご紹介する「寺フェス」です。

この「寺フェス」で楽しめるのはなんとサウナ！実は、日本のサウナのルーツはお寺にあるそうです。そんな歴史にも触れながら、サウナでととのい、おいしいグルメを楽しみ、座禅や瞑想も体験できるイベント。

「寺フェス」が開催されるのは、神奈川県川崎市にある宗三寺です。2022年1月15日（土）～2022年1月16日（日）に開催される「寺フェス」には、有料エリアと無料エリアがあります。有料エリアでは、サウナ以外にもこたつで楽しむグルメやホットワインなどのドリンク、サウナグッズ販売など楽しみが盛りだくさん！

注目のイベントをピックアップしてご紹介します。

「寺フェス」の目玉は「寺サウナ」。"お寺とサウナ"というと、繋がりがイメージできない方もいるかもしれません。実ははるか昔の日本では、入浴といえば蒸気浴（蒸し風呂）が一般的でした。その蒸気浴の設備を最初に作ったのが、お寺であると言われているそうです。（※”寺フェス 公式HP”参照）

そんな、想像以上に長く深い歴史がある”お寺とサウナ”の文化を「寺フェス」のイベントでじっくり感じてみましょう。

「CHILLOUT SAUNA（チルアウト サウナ）」では30分5,000円（税込）で、人気ウィスキング師ネバーニャさんによる、ウィスキングを楽しめます。

ウィスキングとは、枝葉を束ねた「ヴェーニク」（フィンランド語でヴィヒタ）で、蒸気を体に送ったり、叩いたり押し付けたりして体を温める施術のことです。（※”ネバーニャさん公式HP”参照）東洋医学に基づいた考え方で、リラックス効果が期待できます。こちらのサウナゾーンでは、ほうじ茶ロウリュやアロマ、天然柚子の香りも楽しみましょう。

「寺サウナ」でしっかり温まったら、そばにある水風呂にダイブ！お寺で"ととのう"気持ちよさをぜひ体験してください。

2つ目の見どころは「焚き火ラウンジBBQ」。その名の通り、焚き火やBBQをゆったりとしたラウンジソファで寛ぎながら楽しめます。

「焚き火ラウンジBBQ」では、なかなか市場には出回らない幻の赤城牛や赤城和牛のトマホークステーキ、福豚のロースト、生ハムなど、贅沢な食材にお目にかかれます。ワゴンで目の前まで持ってきてくれるので、好きなお肉を好きなだけいただきましょう！

飲み物はアルコール、ソフトドリンク以外にも、ソムリエがペアリングするシャンパン、ワインなど豊富な種類から選べます。焚き火で温まりながら、自分でチョイスしたお肉とお酒のマリアージュを楽しんでみてください。

3つ目にご紹介するのは「こたつラウンジ」。こちらは、こたつに入りながら熱々グルメをいただける、今の寒い季節にぴったりのイベントです！

こたつのテーブルで食べられるのは、おでん鍋か、「CHANKO（ちゃんこ）-1グランプリ2017」で優勝した「浅草ちゃんこ場」の、鳥塩ちゃんこか豚塩ちゃんこです。体がぽかぽかあたたかくなる鍋料理をこたつで食べれば、こたつから出られなくなってしまいそうです。

最後にご紹介するのは、無料エリアにある「日本全国うまいもの横丁」。日本全国の一押しグルメがずらっと並びます。骨までまるごと食べられる鮎や、高級魚ののどぐろ、塩もつ煮込みラーメンなど、名店の逸品が楽しめるエリアです。

サウナを楽しんだ後にお腹が空いたらここでお腹を満たすもよし、無料エリアなのでふらっと立ち寄ってグルメを楽しむもよし。ぜひ足を運んでみてください！

今回ご紹介した「寺フェス」は、2022年1月15～16日の2日間のみの開催です。お寺でサウナやグルメを楽しめる、めったにないこの機会をお見逃しなく！

「寺フェス」では本記事でご紹介した以外にも、プロレスラーやアイドルのイベント、産地直送マルシェやこども縁日など、バラエティ豊かなイベントが盛りだくさん。この週末は川崎市 宗三寺に遊びに行ってみましょう！