帝国ホテル 東京にリーズナブルなバル誕生!サブスクサービスに前衛アートが革新的

「帝国ホテル」といえば、“伝統的で・高級で・格式高い”。そんなイメージをお持ちの方が多いのでは?いつかは自分も…と憧れつつ、足を運ぶチャンスに恵まれなかった方に朗報です。このほど、1杯800円から愉しめる”ホテルバル”が誕生したのだとか!他にも、サブスクサービスや前衛的なアートを導入しているとあって、話題性は充分。本記事では、筆者が実際に体験してきた感想をご紹介いたします。

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提供:帝国ホテル
この記事の目次

17時半。待ち合わせたのは、憧れの帝国ホテル

Aya.Fujimatsu
再び日常が戻ってきつつあることを祝して、今日は友人との久しぶりの再会。

「久しぶりだからさ、早めに集まってサクッと一杯飲もうよ」とのカジュアルなお誘いだったのですが、
指定された待ち合わせ場所は……あの、帝国ホテル
情報通の友人の情報に寄ると、なんでも、”気張らず・畏まらず”お酒と食事を愉しめるスポットがホテル内に誕生したのだとか。

以前から一度は訪れてみたいと思っていたけれど、天下一とも言えるほどの重厚感と高級感に怖気付き、足がむかずにいたのです。
本当に、あの帝国ホテルに、そんなリーズナブルスポットが誕生したのでしょうか?

17時20分。日比谷駅に降り立ち、帝国ホテルのロビーへと早足で歩き出します。
ひっきりなしにハイヤーの去来する車寄せの横を抜け、エントランスに一歩足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んできたのはーー
あの、シンボリックな赤薔薇のオブジェ。
Aya.Fujimatsu
幾度となく憧れた分、生で見ると、感動もひとしお!

(ここが130年以上の歴史を誇る、”日本のおもてなし”発祥の地かぁ)
密かなる感慨に包まれながら辺りを見回していると、颯爽とエントランスから歩み入る友人の姿が目に留まりした。久しぶりの再会の挨拶を果たして、いよいよ目的の場所へ。

スーツ姿の紳士が往来するロビーに、”美味しい手土産”を求めるマダムで賑わうフードショップ。
全てが上流社会の縮図のような光景に見惚れながら、友人の先導でタワー館B1F へと向かいます。

突如として現れる青の空間は、まるでトワイライトに染まるパリ

Aya.Fujimatsu
辿り着いた先には、青に染まる前衛的な空間が!

(何これ?帝国ホテルでしょここ?こんなのってあり?)
今しがたインプットしたばかりの帝国ホテルのイメージが、ガラガラと音を立てて崩れていきます。
Aya.Fujimatsu
友人曰く、こちらは、先頃誕生した帝国ホテルの新しい試み「ホテルバル」なのだとか。
筆者のように”格式が高い”イメージから敬遠しているミドルエイジにも帝国ホテルを知ってもらうべく、気軽に足を運べる飲食店を創出したそう。

”バル”の呼び名こそカジュアルではありますが、こちらの内装もさすがは帝国ホテルブランド。
世界的に活躍するインテリアデザイナー・森田恭通氏が”ブルー”に染め上げた内壁に、有名ブランドとのコラボ快進撃が続くイラストレーター・SHOGO SEKINE氏がホワイトを基調としたアートペインティングを重ねているのです。

Aya.Fujimatsu
傍には、「あ、見つかっちゃった?」と言わんばかりに茶目っ気たっぷりの、森田恭通氏のサインまで。
この軽妙洒脱な雰囲気は、まるでトワイライトに染まるパリ。
Aya.Fujimatsu
しかも、オーダーもスマート!
QRコードをスマートフォンで読み取る非接触式となっており、画面内からメニューを見たり、オーダーをおこなったりすることができるのです。

こちらを導入された理由すらスマートで、スタッフの方曰く「感染症対策としてはもちろんですが、お客様とのコミュニケーションの時間に充てるために導入した」のだとか。
ますます洗練美際立つスポットとして注目を集めそうですね。

反対側には和の意匠が凝らされたバーカウンターも

Aya.Fujimatsu
ところで、青の空間こと”Bleu Bar"の反対側には、和の意匠が凝らされた10席のバーカウンターが。
向かい合うこれらの和と洋のエリアのメニューは共通で、なんと、シームレスに注文・食事が可能なのです。

これだけで驚くなかれ。
その料理も、和食はミシュラン3つ星の「神楽坂 石かわ」グループ仕込、洋食は帝国ホテルの東京料理長 杉本雄氏の監修によってそれぞれ提供される逸品というのです。
こんなことって、あり得るのでしょうか?

料理30種、飲料30種以上というバリエーションの豊富さも嬉しいポイント。
”カジュアルに絶品をいただく”贅沢、ここに誕生です。

帝国ホテルの粋を極めたフレンチは、繊細にして大胆

Aya.Fujimatsu
料理の価格帯は(800円、1,500円、2,400円、3,200円/税込・サービス料別)など。
私たちは、以下4つのメニューをオーダーしました。

・800円メニューの中から[ひとくちキッシュ―、本日のテリーヌ、エビージョ]
・1,500円メニューの中から[ロッシーニ風串カツ サステナブル・ソルト](写真右)


再び飲み交わせる日々が戻ってきたことを祝して、スパークリングワイン(800円〜/税込)で乾杯。
ちなみに友人からの触れ込み通り、こちらのお店は”サクッと一杯”の利用でも全く問題ないそう。
ということは最安価の800円から、帝国ホテルのひと時が愉しめてしまうというワケです。

さらには、”帝国に住める”として世間をあっと言わせたサブスクリプション「サービスアパートメント」に続き、ここでもサブスクが利用できるようになったのだとか。
なんと、1日1杯無料でドリンクが愉しめて、月額8,800円(税込)。
何度聞いてもにわかには信じがたい、画期的なサービスです。

Aya.Fujimatsu
(とは言え、この値段にはそれなりの理由があるはず)
(きっと大量生産ならではの大味ってオチじゃないの?)

帝国ホテルのブランドイメージとは到底異なる太っ腹なサービスに、猜疑心が拭いきれない筆者。
薄汚れた想像を抱きながら、エビージョをひと口いただいてみて、唖然。

中から芳醇なエビの甘みがふわあっと漏れ出してくるのです…!
こちらはエビのムースをフリットしたもので、食感もふっわふわ。
まるで天国を食べているみたい。
Aya.Fujimatsu
続くこちらは、ロッシーニ風串カツ サステナブル・ソルト
一見小洒落た和スイーツのようですが、口に運んでみると……
Aya.Fujimatsu
お肉がほろっとお目見え!
ほろ苦い緑色のコーティングはほうれん草を使った衣で、柔らかくミルキーな牛肉と相性抜群。
傍に添えられた塩(サステナブル・ソルト)も、ジャガイモと混ぜ合わされており、滋味深い味わいです。

ちなみに帝国ホテルは、SDGsが指標化される前から独自で食品ロスの解消に取り組んでいたそうで、牛肉は役目を終えた乳牛であったり、ジャガイモは廃棄されるジャガイモの皮であったりと、環境にも配慮した食材を使用していることもポイントです。
Aya.Fujimatsu
さらに、ひとくちキッシュ―を実食。
酸味をほのかに感じさせる濃厚なコクがたまりません!
甘みを湛えたほうれん草、バターの香り豊かなパイ生地と合わさり、三重奏を奏でます。

余韻に浸りながら本日のテリーヌを頂けば、今度は素朴でクラシックな鶏肉の味わいが舌上に広がっていきました。
いやはや…どれもこれも、全くもってけしからん美味しさです。


”雰囲気良し、味よし、価格良し”とは、手頃な飲食店の形容詞としては正直聞きなれた言葉。
ですが、ここに「帝国ホテルの」の枕詞がついたらいかがでしょう。
帝国ホテルの「ホテルバル」が誕生したことによって、あらゆる飲食店の価値を捉え直さないといけなくなりそうです。

ホテルバル脇の階段を上れば、夜の銀座へひと続き

Aya.Fujimatsu
楽しい新発見の連続に、気づけばすっかりほろ酔い気分。

(こんな赤ら顔で、あの高貴なるロビーを抜けるのはちょっと抵抗が…)
そんなふうに思っていたらスタッフが退店時に、ホテルバル横の階段が銀座へのショートカットだと教えてくれました。
Aya.Fujimatsu
これは気負いなく帝国ホテルに出入りできて、”サクイチ(サクっと一杯)”ができてしまう通い道になりそう。
「行きつけは帝国ホテル」と言える現実がこんな身近にあったなんて。

「よかったでしょ?帝国でサクッと一杯!」
普段はツッコミ待ちの友人だけど、この言葉ばかりには全面同意。
帝国ホテルで”雰囲気良し、味よし、価格良し”が体験できることは、またとない魅力です。
けれど、今日感じた魅力はそれだけではありません。

伝統を守り続けるだけでなく、革新・挑戦し続ける帝国ホテルの在り方からも、深い感銘と刺激を受けたのでした。
王座に座してなお、高みを目指し続ける帝国ホテル。
これこそが”一流”の集うたったひとつの由縁なのかも知れません。

帝国ホテル
日比谷/ホテル
帝国ホテル 1枚目
帝国ホテル 2枚目
帝国ホテル 3枚目
★★★★★
★★★★★
4.16
22件
119件
住所
〒100-8558 千代田区内幸町1-1-1
アクセス
東京メトロ千代田線 日比谷駅から227m 都営三田線 内幸町駅から398m 東京メトロ銀座線 銀座駅から465m 東京メトロ有楽町線 有楽町駅から560m
帝国ホテルの地下アーケード街では【地上で最も甘いクリスマス~スイーツアート展】を12/25まで実施されておりました。地下のアーケード街に素敵なアートが点在。芸術的な造形の数々が食べられるなんて、凄すぎる!アーケード街をウィンドーショッピングついでに見ることも出来て、¥0。日比谷公園でのクリスマスマーケットの帰りによりましたが、なかなか良かったです。帝国ホテル正面入口では大きなツリーとポインセチアのオブジェがお出迎えしてくれますよ!
《ラブラスリー》【閉店】@日比谷☆☆☆テーブル席のみ、個室有、カード可、禁煙帝国ホテル伝統のフルコース15,000円テリーヌ・トラディション伝統のダブルビーフコンソメスープ海老と舌平目のグラタン“エリザベス女王”風シャリアピンステーキデザートコーヒー+ワインetc体調:疲れ今年の6月、帝国ホテルタワー館の建て替えと共にクローズした、歴史あるフレンチです。もう無いお店のレビューを書く意味があるのかはわかりませんが、ここは記録として書いておきたい。内装がとても素敵でした。クラシックな内装にミュシャの絵がとても合っていて、ほど良く重厚感と居心地の良さがありました。せっかくなので、帝国ホテル伝統のフルコースにしました。テリーヌからシャリアピンステーキまで、全てが帝国ホテル伝統のメニューです。シャリアピンステーキはここのお店が発祥だそうです。とても美味しいと言うよりかは、歴史を感じるお味でした。40年前のフレンチを食べることができているんだろうなという感じ。デザートワゴンから選べるのは一種類だけというのも、初体験。良い経験でした。このお店が取り壊されてしまうのはとても残念ですが、最後に行けて良かったです。
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