【大阪国際空港】7月グランドオープン！発表された出店店舗はこちら

かねてから進行中の、大阪国際空港ターミナル改修プロジェクトもいよいよ大詰め。2020年7月に予定されている、グランドオープンの概要が発表されるということで、編集部から、記者発表に行ってきました。

説明と質疑応答に対応するのは、関西エアポート常務執行役員伊丹空港本部長・北山博さん

グランドオープンの目玉は、保安検査場通過後にオープンする、ウォークスルー型のショッピングエリア。南・北ターミナルに31店舗と、保安検査通過前に5店舗が出店予定です。

物販では、ふわふわチーズケーキで有名な「りくろーおじさんの店」や日本茶スイーツを提供する「中村藤吉本店」など、関西みやげとして喜ばれそうな空港初出店の店舗がラインアップ。また、関西の地場産業カバンの町をPRするため「豊岡鞄」の専門店なども。

南ターミナルの物販ゾーン（イメージ）※以下イメージ画像は、関西エアポートの資料から

飲食でも、うどんの「道頓堀今井」、釜炊きごはんで有名な「堺 銀シャリ げこ亭」など、空港初出店の店舗がずらり。

北ターミナルの飲食ゾーン（イメージ）

保安検査場後にある31店舗と、保安検査場前のお目見えする5店舗を、南・北ターミナル別に紹介します。

★南ターミナル（保安検査場の先）　じゃらんマルシェ（菓子・雑貨など／新業態・空港初・関西初）▽アンリ・シャルパンティエ（洋菓子）▽中村藤吉本店（日本茶、菓子／空港初）▽浪芳庵（和菓子／空港初）▽道頓堀 今井（うどん、丼など／空港発）▽白雲台（コリアンダイニング／空港初）▽寿司 魚がし日本一（立喰い寿司）▽堺 銀シャリ げこ亭（和食／空港初）▽スターバックス（スペシャリティコーヒー）▽ViTo（ジェラート／関西初）▽AASショップ（食品、雑貨／仮称）▽ANA FESTA（コンビニエンスストア）▽豊岡鞄（バッグ、財布など／空港初）▽ANA FESTA（土産）▽カルビープラス（菓子）▽むぎとオリーブ（ラーメン／関西初）▽たこ家道頓堀くくる（たこ焼、明石焼）

★南ターミナル（保安検査場の前）　551HORAI（中華レストラン）

★北ターミナル（保安検査場の先）　旅・SORA（土産）▽りくろーおじさんの店（洋菓子、カフェ／空港初）▽喜八洲総本舗（和菓子）▽ITAMI Marche（土産）▽中川政七商店（土産／仮称）▽TABITUS＋（旅行雑貨／関西初）▽＆COFFEE MAISON KAYSER（カフェ／空港初）▽たこぼん（たこ焼き）▽どうとんぼり神座（ラーメン）▽美々卯「空味」（麺類、丼／新業態・空港初・関西初）▽京出汁おいなり 釣狐（和食、甘味／新業態・空港初・関西初）▽天然本まぐろ ありそ鮨し（寿司／関西初）▽グラン・ブルー（ラウンジ＆バー／空港初）▽SORADELI（食品、雑貨）

★北ターミナル（保安検査場の前）コラボ区画「THE GIFT HALL」として

上島珈琲店（カフェ）▽HMV＆BOOKS SPOT（本、CDなど／空港初）▽諸國屋（菓子、食品／空港初・関西初）▽RESH Shoe repair and key shop（靴修理、かばん修理など／空港初）

スマートレーン（イメージ）

保安検査場では、スマートレーンの本格運用もグランドオープンに合わせ開始予定。現在トライアル中で、年末の繁忙期でも、平均10分程度の待ち時間にまで短縮。

ほか、ムービングウォークの増設や、大阪モノレール蛍池駅から立体駐車場への直通通路ができるなど。快適で便利な空港への準備が着々と進んでいます。

工事中の立体駐車場への通路。モノレールの駅舎から撮影

オリンピックを目前に控え生まれ変わる空港。「新幹線との競合で、いかに飛行機を選んでもらうか、伊丹空港ファンを増やすかが課題。地面を走る新幹線は日常、空を飛ぶ飛行機は非日常。新幹線にはないものを作りたい」と意気込む、関西エアポート常務執行役員伊丹空港本部長・北山博さん。「おしゃれで、ワクワクする、快適で便利な空港に」と期待を込めます。

また、空港ファンを増やすためには北摂など地域との連携も。「地域の人に楽しんでもらうためのライブなどのイベントや、猪名川の花火大会の協賛など、自治体との連携も積極的に取り組んでいます」と、北山さん。

2025年には大阪万博も開催され、関西の玄関口として期待が高まる同空港。地域に愛されるランドマークとして、今後の動きに期待ですね。

大阪国際空港　https://www.osaka-airport.co.jp/