バックパッカーとは？初心者におすすめのリュックや荷物をご紹介

バックパッカーとは、低予算でバックパックを背負って移動する旅行者のことをいいます。自由旅行ともいわれているこの旅行スタイルは、1960年代の欧米で流行し、現在は日本でも若い世代に人気。安価な宿や交通機関を利用して、一般的な休暇より長い時間をかけて旅をします。

コロナ禍の現在は海外旅行が難しいですが、日本国内にもバックパッカーにおすすめのスポットがたくさんあります。おすすめのリュックやスポットを紹介するので、バックパッカーに挑戦してみたい方はぜひ参考にしてみてください！

まずは、バックパッカーが旅行中に気をつけるべきことをご紹介します。パッケージツアーと違い、自由に旅のプランを決められるバックパッカー旅行。その分、危機管理は自身で徹底しなければいけません。

特に海外では日本人は狙われやすく、2019年に海外で犯罪に巻き込まれた日本人被害者は4,992人にのぼります。（※"外務省 海外邦人援助統計"参照）

自己責任のバックパッカー旅ならではの注意点をご紹介するので、初心者やバックパッカーに挑戦してみたい方は、はじめにこちらを確認してみましょう！

公共交通機関や、人通りの多い観光地、レストランなど一見安全そうな場所にもスリ犯は潜んでいます。特に旅行者とひと目で分かるバックパッカーは、スリや置き引きに狙われやすいため注意が必要。以下のように工夫してスリ・置き引き対策をしましょう。

• 蓋のついたバックパックを使う
• バックパックのチャックに南京錠をつける
• バックパックにレインカバーを付ける
• メインバッグとサブバッグに分ける

スリ予防として有効なのが、リュックの中身を漁られないように工夫をすること。中身を見られないようにするのはもちろん、簡単にリュックを開けられないようにしておきましょう。カバンに蓋があることで、知らぬ間にカバンに麻薬を入れられてた...という犯罪に巻き込まれるケースからも身を守れます。

また1つのリュックに全部の荷物を入れていると、万が一カバンごと盗難にあった場合に、貴重品を全て同時になくすことになります。携帯、現金、クレジットカード、パスポートなどは、バックパックとサブバッグに分けて持ち歩き、リスクの分散をしましょう。

いざという時に助けてくれる旅行会社の係員やガイドがいないバックパッカー旅では、事前に危険な地域をリサーチしておきましょう。知らぬ間にスラム街やギャングがいる街に迷い込んでしまう可能性があります。

また治安の悪い地域では、深夜の外出や人通りの少ない道は避けるべき。目撃者がいない状況を狙う犯罪者が多いため、暗くて見晴らしが悪い場所や路地裏には注意しましょう。

旅先での出会いがバックパッカー旅の魅力の1つですが、容易に知らない人について行くべきではありません。日常生活では当たり前のことですが、旅先になるとつい油断してしまうことがあるので注意しましょう。

知らない人と町で仲良くなり、連れていかれた先で危険な目にあったり、知らぬ間に飲み物に睡眠薬を入れられていた...という被害ケースもあります。知らない人と交流するときは2人きりにならない、家には行かないなど気をつけて行動しましょう。

犯罪のターゲットになることがあるため、女性バックパッカーは細心の注意が必要です。スリや置き引きだけでなく、性犯罪に巻き込まれる可能性もあるため以下のことに気をつけましょう。

• 派手なメイクと肌の露出を控える（旅先の文化を調べる）
• 歩きやすいスニーカーを履く（ヒールは履かない）

女性らしさを過度にアピールするようなメイクやファッションは、性犯罪に巻き込まれる可能性があるためNG。国によっては丈の短いスカートを履いているだけで売春婦と間違えられる可能性もあるので、しっかりと旅先の文化を確認してから出かけましょう。

万が一の時には走って逃げられるスニーカーを履いておくのがおすすめ。バックパッカー旅ではおしゃれよりも安全を第一に行動しましょう！

布部分が摩耗しやすいバックパックを購入する際は、なるべく新品を買うのがおすすめ。中古品を買う場合は摩耗部分がないか念入りに確認しましょう。

次に、おすすめのバックパックのブランドを紹介するので参考にしてみてください！

「mont-bell（モンベル）」は日本のアウトドア用品ブランド。mont-bellのバックパックは日本人の体に合わせた作りで、体格がそこまで大きくない方にもフィットします。

「チャチャパック」19,250円（税込）は、脇、肩、背中を包み込むような作りなので、荷重が分散され疲れにくいのが特徴。バックパッカー初心者におすすめのブランドです。

「Millet（ミレー）」はフランスのアウトドア用品メーカー。こちらのバックパックは肩幅が狭く、女性や日本人の体にぴったりな作りなのが特徴です。

「サース フェー 50+15 LD」27,500円（税込）は、荷物が多いテント泊にも対応するトータル65Lのバックパック。こちらは大型のバックパックですが女性モデルにフィットするように作られているので、女性や小柄な方におすすめです！

次に、バックパッカー初心者必見の持ち物リストをご紹介します。

バックパッカーはリュック1つで各地を移動するため、荷物が重く大きくなるほど自身の負担が増えてしまいます。持っていく荷物は最小限に抑えましょう！

シチュエーション別に紹介するので参考にしてみてください！

次に女性バックパッカーにおすすめの持ち物をご紹介します。特に海外旅行の場合、化粧品などが身体に合わない可能性があるので、事前に準備しておきましょう。

• 生理用品・痛み止め
  
• オールインワン化粧水
  
• 日焼け止め

次に海外でバックパッカー旅行をする際の持ち物をご紹介します。基本的な必需品に加て、こちらも確認してみてください！

• パスポート
• 海外保険証明書
  （バックパッカー旅行をする際は事前に保険に加入するのをおすすめします。）
• 常備薬
• リュック用南京錠
• 国際キャッシュカードとクレジットカード2枚
• 変圧器
• 顔写真（証明写真）
  （visa申請で必要になることがあります。）