更新日：2021年02月22日

第0回世界イグルー選手権が2月6日と7日に開催！青森で雪の家作りを体験

「イグルー」とはカナダ北部で暮らすイヌイットが、雪のブロックを積み上げて作るドーム状の家のことです。狩りに出かけた先で作る簡易的な家ながら、風や寒さを防ぐさまざまな工夫がされています。今回はそんな「イグルー」作りが体験できる、世界選手権を徹底解説！雪国青森で貴重な体験をしてみてください。

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提供：青森大学観光文化研究センター

この記事の目次

イグルーとは？
カナダ北部で暮らすイヌイットの家
イグルーとかまくらの違い
イグルーの作り方を解説！
STEP1. 雪を踏み固めてブロック状に切り出す
STEP2. 切り出したブロックを積んでいく
STEP3. 蓋を残して迫り出しができたら入り口を作り、最後に蓋を閉める
「第0回世界イグルー選手権」の開催プログラム
【11:30～12:10】イグルーづくり体験
【17:30～】ミニイグルー灯篭
【18:00～】スカイイグルーランタン（オンライン）
【18:00～】イグルーバーで乾杯！（オンライン）
「第0回世界イグルー選手権」の申し込み方法
参加申し込み
オンライン申し込み
「世界イグルー選手権」は2月7日（日）も開催！
イグルー作りは青森の壮大な自然を体験できる！

イグルーとは？

カナダ北部で暮らすイヌイットの家

イグルーはカナダ北部で暮らすイヌイットの作るドーム状の雪の家です。移動しながらアザラシ猟をするイヌイットが、狩りに出かけた先で作る簡易的な住居として使われています。

イヌイットが暮らす寒冷地帯の冬は気温が約-30～40°まで下がることもしばしば。冷たい風や雪を防ぐために、入り口から部屋までまっすぐに繋がらないよう、中は少し曲がった作りになているのが特徴です。

イグルー内部の床や壁に動物の毛皮を敷いたり張ったりすることで、湿気や寒さを緩和しています。寒い地域で食事や睡眠など快適に過ごすための知恵が、イグルーには詰まっているのです。

イグルーとかまくらの違い

イグルーとかまくらは「雪で作った家」ということは同じですが、違いは作り方にあります。雪を山のように積み、中をくりぬいたり掘ったりするのがかまくらです。一方のイグルーは雪を踏みつけ固くした後、ブロック状に切り抜いてから積んでいく作り方になります。

イグルーはイヌイットが作ったもの、かまくらは日本特有のものといえます。

イグルーの作り方を解説！

STEP1. 雪を踏み固めてブロック状に切り出す

イグルー作りはまず、イグルーを建てる場所の雪を踏みつけて固くしていきます。その際、周囲より少し小高くなっているところは下の雪が圧雪されて硬くなっているので、平地より作りやすくおすすめ。踏み固めた雪はなるべく均一になるように、ブロック状に切り抜いていきます。

STEP2. 切り出したブロックを積んでいく

ブロックを切り出したらドーム状に積んでいきます。その際、ブロックの面を平らに削っておくと積みやすくなるのでおすすめ。ある程度積み上がったら、あまりのブロックを小さく削り隙間を埋めていきましょう。この作業を怠ると風や寒さを防ぐことができないのと、倒壊の危険性があるので丁寧に隙間を埋めていくのがポイント。

STEP3. 蓋を残して迫り出しができたら入り口を作り、最後に蓋を閉める

壁をブロックで積み上げたら蓋を残し、出入口を作ります。出入口ができたら最後に蓋をしてイグルーの完成です。最後に蓋をするのは内部を冷却してブロックの強度を上げるためです。

写真のイグルーは酸ヶ湯の積雪3m以上の場所に作っているので、階段を設置して歩きやすいスペースを確保しています。ポイントは入り口を風下に向けること。まっすぐではなく、巻いたりして風を直接中に入れないことで寒さを和らげてくれます。ローソクやライト、暖かい布でデコレーションして自分だけのイグルーを作りましょう。

「第0回世界イグルー選手権」の開催プログラム

青森県で2月6日（土）と7日（日）に開催される「第0回世界イグルー選手権」は、「雪」を活かした青森の新しい観光イメージづくりや地域活性化なども行いながら、イグルーを製作できる人材育成をするのが目的です。

イグルーマイスターになるために本格的なイグルーの製作を体験できるので、子供から大人まで一緒に物作りが楽しめる素敵なイベントになっています。イグルー作り体験をとことん楽しみましょう。
2月6日（土）の大まかなスケジュールは

【昼の部】イグルー無料体験会orオンラインイグルー体験
【夜の部】イグルー＆スカイランタン

この2つのプログラムを体験できます。場所はモヤヒルズの青森大学雲谷ヒュッテ周辺で行開催。オンライン体験以外で参加する方は、暖かい恰好で参加するのがおすすめです。

【オンラインでイベント参加】オンラインでメッセージ付きスカイランタンを飛ばそう。
購入方法はこちら

【11:30～12:10】イグルーづくり体験

最初に体験できるのはもちろんイグルー作り。11:00から受け付けていますので、混雑を避けたい方は早めに受付を済ませておくのがおすすめ。また必要な工具は揃っているので、気軽に参加できるのも魅力です。

誰かと一緒に作り上げる達成感は、ここでしか体験できない貴重な思い出になることでしょう。イグルーマイスター認定を目指してぜひ参加してみてください！

《イグルー作り体験応募フォームはこちら》

オンライン体験も同時開催！

イグルーを作りたいけど遠くて参加できない！そんな方におすすめなのがイグルー作りのオンライン体験。イグルーをまるで一緒に作っているかのような気分になれるので、遠方の方や寒いのが苦手な方はぜひ参加してみてください！

《オンライン体験（オンライン青森冬景色）の応募フォームはこちら》

【17:30～】ミニイグルー灯篭

辺りが暗くなってきたらミニイグルー灯篭の明かりを灯しましょう。ノスタルジックな雰囲気が漂い、心が癒されます。

【18:00～】スカイイグルーランタン（オンライン）

プログラムのフィナーレを飾るのが「スカイイグルーランタン」。夜空に漂うランタンの光が幻想的な風景を演出します。イグルーをバックに写真撮影をすれば、まさに異世界にいるような写真が撮れるのでおすすめ。イグルー作りの1日を振り返りながら、ゆっくりとした時間と絶景を楽しみましょう。

【オンラインでイベント参加】オンラインでメッセージ付きスカイランタンを飛ばそう。

スカイランタンはオンラインで参加でき、下記のURLから購入可能です。自宅にいながら青森にメッセージを飛ばすことができるので、ぜひ購入してみてください！

《スカイランタンの購入方法はこちら》

【18:00～】イグルーバーで乾杯！（オンライン）

スカイランタンを楽しんだ後は、イグルーの中でオンラインから乾杯することができます！イグルー作りの思い出を聞きながら、温かい飲み物で心も身体もホットにしていきましょう。

「第0回世界イグルー選手権」の申し込み方法

参加申し込み

イグルー作りを会場にて体験する方は下記の応募フォームからご応募ください。

《イグルー作り体験応募フォーム》

【詳細】

日程	2021年2月6日（土）
場所	モヤヒルズ
住所	〒030-0133　青森市雲谷字梨野木63 青大ヒュッテ
体験参加費	無料
参加定員	30名程度（オンラインは含まない）
参加対象	健康な男女（小学生の参加は保護者同伴）
募集日程	2月5日（金）まで※定員に達し次第終了します

オンライン申し込み

イグルー作りをオンラインで体験したい方は下記の応募フォームよりご応募ください。

《オンライン体験の応募フォーム》

「世界イグルー選手権」は2月7日（日）も開催！

「世界イグルー選手権」は翌日の2月7日（日）も開催します！開始時間が9:30～になり、初日と異なるので注意が必要です。また会場では初日に体験できなかった「雪遊び体験会」が開かれる予定。雪板やテントサウナ、キッズイグルーなどが体験できるので、子供と一緒に家族で楽しむなら2日目がおすすめです！

《2月7日（日）の申し込みフォームはこちら》

《2日目の主なスケジュール》

	時間	場所
受付	8:30～9:00	＠青大ヒュッテ
開会式	9:00～	＠モヤヒルズキャンプサイト
世界イグルー選手権	9:30～12:30	＠モヤヒルズキャンプサイト
表彰式	13:30～	＠モヤヒルズキャンプサイト
終了	14:30	＠モヤヒルズキャンプサイト

《雪遊び体験会》

時間：12:30～14:30
場所：＠モヤヒルズ青大ヒュッテ周辺
内容：雪板、テントサウナ、キッズイグルー

イグルー作りは青森の壮大な自然を体験できる！

青森で2月6日（土）と7日（日）に開催される「第0回世界イグルー選手権」。今回はイグルーマイスター育成講座の様子も交えながらご紹介しました！イグルーを初めて知ったかたも多いはず。雪国ならではのイグルー作り体験は、大人だけでなく子供にも貴重な体験をさせるいい機会です。誰かと一緒に物を作る喜びをぜひ、「第0回世界イグルー選手権」で分かち合いましょう！

※掲載されている情報は、2021年02月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

第0回世界イグルー選手権が2月6日と7日に開催！青森で雪の家作りを体験