ハマったら最後、戻れない。今さら聞けない日本酒基礎知識と”デビュー酒”のすゝめ

「大人になったらいつかは…」と憧れ続けて十数年。日本酒デビューしたい気持ちはあれど、種類や飲み方などのお作法が多すぎて手が出せずにいるaumo読者は多いのでは?この記事では、今さら人に聞けない日本酒のキホンと、”デビュー酒”に相応しい一品をご紹介。また、”諏訪五蔵”のひとつである『舞姫』さんにご協力頂いて、大切なあの人に贈りたい厳選ギフトもレコメンドしました。ハマったら最後、戻れなくなる日本酒の世界へいざ!

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提供:株式会社舞姫
この記事の目次

1. 世界規模の人気を誇る「日本酒」。その奥深き魅力とは?

和食の浸透とともに、いまや”SAKE”の呼び名で世界中の人々から愛されるまでになった日本酒。

日本酒片手に、更けゆく宵をじっくり愉しむ――。
そんな大人の極致にいつか自分も…と思いつつ、その奥深さゆえ、なかなか手が出せない人も多いのでは?

実は、これから紹介する日本酒の基礎知識さえ知っておけば、意外と難しくないんです。
今さら日本酒のことを聞きづらい人も、初心者に合う日本酒をお探しの方もご一読あれ!

そもそも「日本酒」ってどういうお酒?

「日本酒」をカンタンに定義すると、下記の2つの条件を満たしたお酒のこと。

1. 米を原料に含む
2.「濾す(こす)」工程を含む


ちなみに「濾す」とはもろみを”酒粕と原酒を分ける”ことで、濾さずに作られたお酒は「どぶろく」になります。清酒が主流になる前に好まれていた濁り酒で、時代劇でもたまに見かけますよね。

とまあ、ふんわりイメージがついたところで、日本酒の基本的な種類についてご紹介していきましょう。

「日本酒」の基本的な種類

◆大まかな違いは「醸造アルコール」添加があるかないか

日本酒は「醸造アルコール」が添加されているものとされていないものに大別されます。

・醸造アルコール添加がないものを「純米酒」
・醸造アルコール添加(10%未満)があるものを「本醸造酒」
・醸造アルコール添加(10%以上)のものを「普通酒」


「普通酒」は日本酒全体のおよそ7割に及ぶのだとか。
また、”水増し”の印象を持たれがちな醸造アルコールですが、日本酒の雑味を抑えたり、カビの繁殖を防いだりするため、実は日本酒のバリエーション化にひと役買っているんです◎

◆「純米酒」「本醸造酒」は『特定名称酒』

上記で分類した種別のうち、「純米酒」・「本醸造酒」に分類される日本酒は『特定名称酒』と呼ばれ、それぞれ酒税法によってある一定の基準があるのですが、ひとまず押さえておきたいのは以下のグルーピング。

・「純米酒」…純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒
・「本醸造酒」…本醸造酒、大吟醸酒、吟醸酒、特別本醸造酒


「本醸造酒」カテゴリに「吟醸酒」がさりげなく含まれていることに、混乱した方もいるのでは?
ううむ、やっぱり手ごわい日本酒の世界。
次でその謎をご説明。

◆精米歩合(お米の磨き具合)と香味によって、さらに定義される「吟醸酒」

『特定名称酒』には、純米酒・本醸造酒の大別よりさらに細かく、「精米歩合(お米の磨き具合)」「香味」という指標が加わります。

一般的にお米を丹念に磨けば磨くほど、雑味が少なくなるとされている日本酒ですが、「吟醸酒」は”精米歩合60%以下”であり、”特有な芳香(吟香)を有するように醸造”したお酒を指すのです。
ここでようやく、「香り高くフルーティー」「手間のかかった高級酒」の代名詞としての「吟醸酒」が像を結んできたはず。

◆味わいの特徴別に分けると4種類

それで結局味わいはどう違うの?と、気になった方は多いのでは。
「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)」の定義によると、下記の4タイプに味わいが分類されます。

1. 醇酒(じゅんしゅ)
該当酒:純米酒
特徴:米の旨みを感じる、コク深い味わい

2. 薫酒(くんしゅ)
該当酒:吟醸酒
特徴:果実のようなフルーティーな味わい

3. 爽酒(そうしゅ)
該当酒:普通酒、本醸造酒、生酒
特徴:スッキリと軽く、引き締まった味わい

4. 熟酒(じゅくしゅ)
該当酒:古酒
特徴:独特の色味(黄色、褐色など)と香味

複雑なイメージだった日本酒の世界も、だいぶ整理がついてきたのではないでしょうか。
お次はいよいよ日本酒をたしなむための”実践編”!

2. ゆっくり、とっくり。日本酒×料理で、うち呑みを愉しむ夜

「醇酒」系には、強い風味の料理がベストマッチ

純米酒など、ふくよかな香りとコクが口の中に広がる「醇酒」は、食中酒としてもっともオススメ。
濃厚な料理に負けない味わいを持っているため、アクの強い食材や発酵食品など強い風味のものとも相性◎。
また、含み香が乳製品のようなクリーミーさをもっていることから、生クリームやバターを使用した洋食系の料理ともマッチします。
醤油系の濃い味つけの料理をはじめとして、味噌料理や赤身魚と合わせて一献傾けたいところ。

「薫酒」系には、自然でやわらかな甘みの料理が好相性

吟醸酒などの「薫酒」系のおともには、果実のようなフルーティーさを引き立たせる薄味の料理がオススメ。
軽快な旨味を持つもの、清涼な風味を持つもの、素材自体に自然でやわらかな甘みを持つもの、シンプルな味つけのものなどが挙げられます。
具体的には、塩を効かせた料理や、塩鯖、イカの一夜干し、白身魚やカニなどの海鮮料理が◎。

また、果実のような香りに合わせ、柑橘系の果実を添えた料理、果実そのものを使用した料理ともよく合います。
軽やかな口当たりなので、宴の前の食前酒的に頂くのもオツですね。

「爽酒」系には、軽やかな味つけの料理が吉

普通酒、本醸造酒、生酒といったスッキリと軽快な味わいをもつ「爽酒」系は、合う料理のレパートリーも多数。
軽やかなうま味の料理、淡い味つけの料理、爽やかな味わいの料理と合わせると、互いの爽快感が引き立ち、相性良し!
サラダや冷や奴、枝豆、天ぷら、和食などと一緒に嗜みたいお酒です。

3. 初心者でもトライしやすい日本酒の揃う『舞姫』

舞姫

▲『舞姫』では「和醸良酒」という言葉の通り、”和の心は良酒を醸し、良酒は和の心を醸す”姿勢で日々製造に向き合っている

日本酒についての一般的な知識をご紹介してきましたが、実際にお酒を選ぶとなるとまだ戸惑いが残るはず。
”初心者にオススメな日本酒の銘柄を知りたい!”
そんな方には、長野県諏訪市の酒蔵『舞姫』で作られているお酒をレコメンド。

『舞姫』は明治27年の創業より100年以上の歴史を誇る、伝統ある”諏訪五蔵”のひとつ。
諏訪地方が氷点下の朝を迎える10月下旬からこしき起こし(原料米の蒸し器を起こし準備すること)・酒造りを始め、遠く春が近づいた2月末にこしき倒し・造りを終えます。
厳しい寒さのもと、霧ヶ峰の伏流水でつくられたお酒は、甘口でもなければ辛口でもない「甘・辛・酸・苦・渋」の五味がほどよく調和した旨みを湛えるとして評価されています。

再び生み出された幻の地酒「髙尾の天狗」は”一飲”の価値あり

▲「髙尾の天狗」。原料は、八王子産の酒造好適米「ひとごこち」と、八王子・高月清流米の「キヌヒカリ」(1本あたり660円/税込)

そんな『舞姫』が、東京都・八王子の地酒再生産プロジェクト(「八王子酒造りプロジェクト」)に参画し生まれたのが、純米吟醸酒「髙尾の天狗」

八王子の気候・風土に適した米作りから老舗酒蔵の精妙な手仕事に至るまで、日本酒の粋を結集した酒となっており、口に含めばふくよかな旨みと芳醇な香りが愉しめる、これこそが「八王子テロワール日本酒」。

純米系と吟醸系、両方の味わいを兼ね備えているので、料理も薄味から濃い味まで、幅広く合わせられるのもポイント。”ファースト日本酒”として選んでみてはいかがでしょうか?
あわせて読む
"消えた地酒"をまちおこしで復活!八王子の味「髙尾の天狗」とは?
更新日:2022年5月11日

4. 大切な人へのギフトにも。定番から変わり種まで揃う『舞姫』オンラインショップ

日本酒を嗜むようになった暁には、贈り物にも日本酒を選びたくなるもの。
『舞姫』のオンラインショップでは、自宅にいながらにして良酒を吟味・選択することができます。
ここで紹介するのは、『舞姫』が贈答用に厳選した定番・高級・変わり種3種類の日本酒。
大切なあの人のおうち時間に華を添える一品を、贈ってみませんか?

【定番】爽快かつふくよかに旨みが広がる「髙尾の天狗 純米吟醸」

▲「髙尾の天狗 純米吟醸」720ml 1,540円(税込)
”八王子に酒蔵を”という夢のもと生まれた、全量東京八王子産米仕込みのお酒。
年間を通し氷点下で瓶貯蔵することで、爽快かつ、ふくよかな旨味を感じられる味わいは、これぞ「八王子テロワール」といったところ。

また、ラベル文字の「髙尾の天狗」は、高尾山薬王院・大山貫主に開運を祈願し揮毫したものなのだとか。
都内では初の認定となった日本遺産”霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~"の中の桑都(現 八王子)の銘酒の一つとして、認定されております。

【定番】受け手を選ばない「ギフトセット 美山錦」

▲写真左「翠露 純米吟醸原酒 しあわせ信州アルプス 酵母仕込み(以下翠露)」、写真右「信州舞姫 純米吟醸 美山錦 辛口(以下信州舞姫)」が2本1組となったギフトセット 720ml×2本 3,388円(税込)
「信州舞姫」は、長野県諏訪市の推奨品の認定を受けており、穏やかな香りと芳醇な味わいでキレの良い喉越しを感じさせる食中酒。

もう一方の「翠露(すいろ)」は、「長野県しあわせ信州ブランド」の認定を受け、長野県で開発されたアルプス酵母を使用しているお酒。清酒本来の味わいを生かすため一滴も加水せず原酒としているため、旨みが濃厚!年間1,500本の限定商品となっています。

どちらも長野県産にこだわりをもっており、『舞姫』の魅力を感じられる定番商品。相手の好みが分からない、という場合にはこちらがオススメ。

【定番】肉類、赤身のお刺身と好相性な逸品

▲「純米大吟醸 山田錦 無濾過原酒 磨き39 化粧箱入り」720ml 4,400円(税込)
こちらも定番商品。
「翠露(すいろ)」ブランドのなかでも、最高級純米大吟醸酒に位置付けられている逸品です。
華やかな香りと果実系の旨みを堪能するなら、ワイングラスで。
酸味と甘味のバランスがほどよいため、肉料理や赤身のお刺身と、互いを引き立て合います。グルメな方に贈りたい一品。

【女性向け】アフター6を華やかに彩る「PRINCESS TIME」

▲「PRINCESS TIME」720ml 1,518円(税込)
”そんなにお酒が強くない”、”日本酒をもっとライトな感じで楽しみたい”、という方にはこちらがオススメ!
「PRINCESS TIME」は『舞姫』の女性醸造家が蔵で学んだ技術と知識で、”女性にも気軽に楽しめるような日本酒を”という思いを込め醸した銘柄。
目指したのは、「上品でカジュアル」。
約2年の試行錯誤を重ね、清涼感の高い純米吟醸酒に仕上がったのだとか。
わずかに「滓(おり)」が入っているため、軽く振ってから飲むのが◎
また、よく冷やしてワイングラスで頂けば、フレッシュで心地よい口当たりとカジュアルな酸味がより一層引き立つはず。
白ワインのような日本酒のため、食中酒としてはもちろん、デザートのスイーツともマリアージュを楽しめそう。

【変わり種】日本酒の奥深き世界に誘う「翠露生酒2本セット」

▲写真左「純米大吟醸 中汲み生酒 美山錦磨き49」、写真右「純米大吟醸 中汲み生酒 雄町磨き49」が2本1組となったギフトセット 720ml×2本 3,960円(税込)
『舞姫』の中でももっとも人気を誇る、”純米大吟醸の生酒2本セット”。

「純米大吟醸 中汲み生酒 雄町磨き49」に使用している最高級好適米岡山県産「雄町」は希少米。
長野県でも使用している蔵は少なく、そのフルーティーで個性ある味わいと上品で爽やかな香りは”雄町ファン”がつくほどだそう。

対して「純米大吟醸 中汲み生酒 美山錦磨き49」は、長野県の代表的好適米「美山錦」のもつ米本来の旨みを生かした、華やかな香りと気品あるまろやかな味わいが特徴。後味のキレもよく、飲み飽きしない食中酒となっています。

味わいも異なるこの2本が自宅にあるだけで、宵の愉しみがぐっと奥深くなりそう。

【高級】本物志向のあの人へは、最高級大吟醸酒「桜楓」を

▲「純米大吟醸 桜楓 720ml 袋搾り中取り原酒」 720ml 5,500円
お次は、関東信越国税局管内清酒鑑評会で「優秀賞受賞酒」に選ばれた経歴を持つという、『舞姫』自慢の最高級大吟醸酒。

その製法は、まるで長い旅のよう。
上諏訪が氷点下になる1月に仕込みを開始し、麹には日本の伝統芸である”麹蓋”を使用。
長期低温発酵を行い、袋搾りで仕上げたという、まさしく手塩にかけて生み出された芸術品のようなお酒です。

リンゴ、バナナを感じさせる果実系の華やかな香りと口中に広がる旨みは、一度飲んだら他の日本酒には戻れないはず。舌の肥えた年配の方に、大切なあの人に、気持ちを込めて贈ってみてはいかがでしょう。

【限定】果実の華やかな香りが広がる「祥運・昇龍の図」

▲「純米大吟醸 祥運・昇龍の図」720ml 4,015円(税込)
公式オンラインショップと蔵隣接SHOPにて365本限定で発売されている、関東信越国税局清酒鑑評会で「優秀賞」を受賞した『舞姫』の最高級純米大吟醸酒。

ラベルに使用している「舞姫・翠露昇竜の図」は、京都で「未来の匠」として知られる京友禅絵師・濱本拡玄氏が舞姫蔵に寄贈したもの。諏訪を訪れた際、「令和3年の厄除け・開運」を祈願して描かれました。
リンゴやバナナを彷彿とさせる芳醇な果実と、上品な味わいが特徴です。本数限定なので、お求めはお早めに。

【限定】初心者の方はまずこれから「酒蔵舞姫呑み比べセット(5本)」

▲「酒蔵舞姫呑み比べセット(5本)」300ml×5本 3,096円(税込)
"初めての日本酒、どれを選んでいいかわからない"、"色々な日本酒を呑み比べしたい"という方におすすめのセット!

「信州舞姫 本醸造 芳醇辛口 静 生貯蔵酒」は、長野県産米100%使用した、料理のジャンルを問わずに楽しめる本醸造のお酒。
「翠露 吟醸 超辛口」は、和食に合う穏やかな香りと爽やかなキレのある喉越しが特徴の吟醸酒です。
『舞姫』の人気ブランドである「信州舞姫 純米吟醸 扇ラベル」。お米の旨味と酸の絶妙なバランスがクセになります。
幻の梅と言われる「藤五郎梅」を収穫直後から日本酒に漬け込み、2年もの歳月をかけて完成する「信州舞姫 うめ酒 日本酒仕込み」。優しい青梅の味わいは、一度飲んだら忘れられません。

この4本に、既にご紹介した「髙尾の天狗 純米吟醸」を含む計5本の日本酒がセットになっています。
公式オンラインショップと蔵隣接SHOPにて限定発売です。

【変わり種】チロルチョコとコラボした「信州舞姫チロルチョコに合う日本酒」

▲「信州舞姫チロルチョコに合う日本酒」500ml 1,188円(税込)
誰もが知る"チロルチョコ"と『舞姫』が異例のコラボ!
チロルチョコ(コーヒーヌガー)とのペアリングのために作られた純米吟醸酒です。深いコクのあるチョコに合わせて、日本酒は爽やかで甘酸っぱい味に仕上げられています。思わず「これが日本酒?」と口に出してしまうほど、今までにはなかった味わいです。
これがあれば、手軽なおやつとして人気のチロルチョコが、立派なお酒のおつまみに大変身。

低アルコールの日本酒なので、女子会にもうってつけ。プレゼントとしても喜ばれるはずです。
よく冷やしてお楽しみください。

おうち時間は『舞姫』こだわりの日本酒とともに

時の流れを味わい深いものに変えてくれる日本酒は、”おうち時間”のおともに最適。
熱燗で、冷やで、冷酒で。
もちろん、器の違いだって。
掛け合わせによってその愉しみ方は無限大だから、この冬は『舞姫』の日本酒デビューとともにおこもりをエンジョイしたい。
”日本酒デビューなら、まず『舞姫』”が合言葉ですよ!

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています
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※掲載されている情報は、2021年12月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年3月19日

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