樹齢400年のオオモミジの下、源氏物語に描かれる雅な舞と雅楽の幽玄の音色を楽しむ「星のや紅葉賀」今年も開催

星野リゾートが提供する京都府・嵐山にある「星のや 京都」にて、2023年11月24日、25日、26日の3日間、「星のや紅葉賀（もみじのが）」を今年も開催します。樹齢400年のオオモミジの下で、源氏物語に描かれる雅な舞と雅楽の幽玄の音色を楽しむ「星のや 紅葉賀」。「紅葉賀」とは、光源氏が「青海波（せいがいは）」を舞う場面が描かれている源氏物語の一節です。

今年は、「青海波」を鑑賞した後に、平安貴族も味わったといわれている鹿肉を使用したテリーヌや、特製カクテルも堪能できることが特徴です。

白河上皇の和歌に「大井川 古き流れを たづねきて 嵐の山の もみぢをぞ見る（ここ大井川の由緒ある流れを訪ねて来て、嵐山に散り乱れる紅葉を見ることよ）」のように、嵐山は古くから紅葉の名所として知られている場所です。「星のや 京都」の奥の庭では、樹齢400年のオオモミジが深紅に色づく景色が愉しめます。

源氏物語の「紅葉賀」で中将・光源氏が頭中将とともに舞ったのは、青海波という舞です。華麗優雅であるといわれ、「未来永劫平穏に」という意味が込められた吉祥文様にもこの名が付けられています。

「星のや 紅葉賀」で使用する装束は、青海波の舞のみで用いられ、すみずみまで波と千鳥が刺繍などで描かれています。また、舞具である太刀の鞘さやにまで波と千鳥が施されているのが特徴です。さらに、上着には波を幾重にも重ねた青海波紋に96羽もの千鳥がすべて異なる姿で刺繍されています。

古くでは、鹿肉を高級食材として重宝されていました。昔の花札には、紅葉と一緒に描かれている動物が鹿であったため、鹿肉を「もみじ」と呼ぶようになったといわれています。

「星のや 紅葉賀」の青海波を鑑賞した後に、オオモミジの下で鹿肉のテリーヌと特製カクテルを味わえます。テリーヌはしっかりと旨味のある鹿肉に、百合根のマッシュと山椒の醤油漬けを合わせました。特製カクテルは、赤ワインに柚子のスパークリングを合わせ、鹿肉との相性にもこだわっています。

「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。

平安貴族が興じた嵐山にたたずむ水辺の私邸で時を忘れる。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡った先では、京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、嵐山の情景を映した滋味豊かな日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常が提供されます。

【星野リゾート 広報 】
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2023年、紅葉の期間だけ愉しむことができる星のや京都ならではのイベント「星のや紅葉賀」。星のや京都の奥の庭で、樹齢400年のオオモミジが美しく色づく時期に青海波を披露します。今年は青海波を鑑賞した後に、平安貴族も味わったといわれている鹿肉を使用したテリーヌと特製カクテルを味わえます。