大自然のエネルギーを体感!桜島の魅力満載

言わずと知れた鹿児島のシンボル「桜島」は、鹿児島市内からフェリーで渡る、現在も噴火が続く活火山です。見どころは、山の噴煙だけ、なんて思っていませんか?いやいや、まだまだ知らない、桜島の魅力がそこにはあるのです。

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この記事の目次

桜島ってどんなところ?

桜島
話題の大河ドラマ「西郷どん」で盛り上がる鹿児島の代表格、桜島。噴火を繰り返しながら、どーーーんと構えるその姿は、圧巻です。世界有数の活火山は、長年親しまれる鹿児島のシンボル的存在。噴煙を上げる景観に、大自然の感動を目の当たりにできます。
標高1,177mの桜島は、2.6万年前にカルデラの南部の噴火で誕生しました。頻繁に繰り返してきた噴火の記録も多く、現在もなお規模を問わず活発な活動を続けています。
桜島
そんな桜島の地では、今も約4,600人が生活しています。噴火の際は、降灰もあり、風向きによっては、鹿児島県内、隣の宮崎県まで広がることも。この地に住んでいる人々の生活において降灰は日常茶飯事。切っても切れない災害と上手に向き合って暮らしています。
桜島フェリー
鹿児島市内から、桜島港との間を結ぶ24時間運航のフェリーで桜島へ。島内巡りには自動車やレンタカーがお勧めです。「桜島フェリー」は、日中は10~15分おきに運航され、乗船時間は15分程度。車での乗り入れも可能で、1時間ほどで一巡りできます。
また、手ぶらで気楽に立ち寄りたい足湯もあるので、ちょっと疲れたらひと休み。小さいお子様が喜ぶ公園も複数あります。
南九州に属していることから、年間を通して安定した天候であることもポイントの一つ。大人も子供も楽しめる、日常を離れたプチ観光やのんびりとした休日を過ごすのに最適なスポットです。

見どころ

桜島へ渡るフェリーから眺望を楽しめる

桜島フェリー
桜島へ行くなら、「桜島フェリー」で。鹿児島港と桜島港を約15分で結び、24時間運航しています。鹿児島港フェリーターミナルから乗れます。日中は10~15分おきに運航され、自動車やバス、自動二輪での乗り入れができるほか、バリアフリー船も。バスやレンタサイクル、徒歩でも観光可能ですが、車があれば、一層便利です。
船からの眺めは、桜島と鹿児島の街並みが広がり、海には時々イルカが見られることも。鹿児島の海でイルカに出会えたら、テンションあがっちゃいますね。

素朴な名物うどんを味わおう

やぶ金うどん
そして忘れてはいけないグルメ、桜島フェリー名物「やぶ金」のうどん。1981年の開店から親しまれ続けています。運航時間のわずか15分の間に船内で食べるうどんは、雄大な桜島の風景も相まって、なんだか格別に感じるものです。
鹿児島県民で知らない人はいない!?秘密のケンミンshowでも紹介されたソウルフードです。
【営業時間】9:00〜18:45(桜島港発)※以降の時間も一部便で営業しています。
【料金】かけうどん・そば:450円 他

「よりみち」しながらのクルーズ観光

船上からの風景
時間に余裕がある方にお勧めなのが、いつもの航路を少し離れ、「よりみち」しながら約50分で桜島に渡る「よりみちクルーズ」です。
12:15発の桜島港フェリーターミナル発の周遊バス「サクラジマアイランドビュー」と接続しています。桜島の歴史や錦江湾の生態系に触れる「プチクルーズ」は、車窓からでは決して味わえない体験です。シルバー室完備やバリアフリー船もありますので、当日使用する船を事前に確認しましょう。
【運航日時】毎日11:10運航(1日1便の「鹿児島→桜島」の片道運航、桜島到着は12時頃)
【料金】大人600円、小児300円

夏の風物詩 桜島納涼観光船

夏期には、桜島と鹿児島市街地の夜景を眺めながら、船内のイベントを楽しむ「桜島納涼観光船」も。ビアガーデン・飲食メニューも充実、ラストは毎年大好評の「水中花火」です。夏限定の特別な空間で素敵な思い出を作りましょう。

桜島の迫力を体感できる

とにかく壮大な「これぞ桜島」、その姿をいろんな角度から眺めてみましょう。展望台も複数あるので、事前にピックアップして効率よく回りたいですね。

観光バス「サクラジマアイランドビュー」

サクラジマアイランドビュー
桜島港からの周遊バス「サクラジマアイランドビュー」は、主要な観光地を30分に1本のペースで巡ります(1日15便)。タイムロスがなく、あまり時間のない方、効率的な観光をしたい方は是非。一日乗車券(乗り降り自由)は大人500円とお手頃なのも嬉しいですね。
春や秋の快適な行楽シーズンには、レンタサイクルという手段もあります。大自然の空気をじかに味わえ、また違った景色が楽しめます(桜島ビジターセンターでレンタル可)。
【料金】
•大人 120~440円 、小児 60~220円
•一日乗車券(乗り降り自由) 大人 500円、 小児 250円

※湯之平展望所等で下車観光される方は一日乗車券がお得です。バス車内でも購入可能
湯之平展望所
標高373mにある「湯之平展望所」は、桜島において一般の人が入ることができる最高地点です。360度見渡せ、目の前には荒々しい山肌、眼下に広がる大正溶岩原、錦江湾を挟んだ西側には南九州最大の都市・鹿児島市の街並みが広がります。
夕方以降は、赤く染まる山肌、海の向こうに沈む夕日。自然のエネルギーを感じられずにいられません。石壁には、ハート形の溶岩が7つ埋め込まれてあり、全部見つけられたら、好きな人と結ばれるとか!?
【営業時間】展望所:見学自由、売店:9:00〜17:00
【料金】入館料無料
有村溶岩展望所
バス停からすぐの「有村溶岩展望所」は、その名の通り、南岳の麓、有村地区の大正溶岩原に作られました。ここから眺める桜島は、横長ではなく、円錐型。昭和火口(山腹にある活発な火口)が裏手にあるため、時には、ゴーっという音(鳴動)や爆発音が聞こえることもあり、臨場感たっぷり。
全長約1kmの遊歩道上には、桜島に由来する句碑・歌碑も点在。駐車場近くには、桜島溶岩スパ、桜島Tシャツなど、ユニークなお土産品がそろっています。
【営業時間】見学自由
そのほか、もともと海の上に浮かぶ島だった「烏島展望所」、活発な噴火口昭和火口を望む「黒神ビュースポット」、大正噴火(大量の溶岩により、当時、島であった桜島と大隅半島が陸続きとなった)など写真や噴石が飾られている「旅の里 火山展望台」も見逃せません。

温泉でひと休みできる

露天風呂 イメージ
桜島を眺めながら温泉につかるなんてぜいたくなひととき。散策の合間に気軽に立ち寄りたい温泉や足湯もあります。

さくらじま白浜温泉センター

「さくらじま白浜温泉センター」は、地元住民が通う温泉施設。地下1,000mより湧く温泉は、濃い黄土色。泉質はナトリウム・演歌物泉で、慢性皮膚病、婦人病、神経痛、関節痛などに効くといわれています。
露天風呂、サウナ、水風呂、電気風呂、寝湯など種類が豊富なのも魅力です。
【営業時間】10:00〜21:00(定休日;毎月10日、土日祝日の場合は翌日)
【料金】大人390円、小人150円、小学生未満無料、家族風呂1時間1,100円

国民宿舎レインボー桜島

国民宿舎レインボー桜島
桜島港から徒歩約8分の「国民宿舎レインボー桜島」は、温泉はもちろん、宿泊、レストラン、カフェ、お土産など充実した施設です。
施設の「桜島マグマ温泉」は日帰り入浴ができ、地下1,000mより湧く茶褐色の温泉は湯冷めしにくいといわれます。石けんやシャンプーも常備してあるので、手ぶらで気軽に立ち寄ることができます。
【営業時間】温泉:10:00〜22:00
【料金】日帰り温泉:390円など

桜島シーサイドホテル

桜島シーサイドホテル
レトロな雰囲気を残す「桜島シーサイドホテル」は宿泊も可能ですが、自慢の温泉に日帰り入浴もできます。一番の自慢は絶景露天風呂。海を目の前に、開放感バツグンです。夜にはまた一味違った景色が楽しめます。
【営業時間】日帰り温泉:11:30〜20:00
【料金】日帰り温泉:500円

桜島溶岩なぎさ公園

桜島溶岩なぎさ公園
桜島港から徒歩約5分の「桜島溶岩なぎさ公園」は、日本最大級の足湯が自慢です。全長約100mの長い足湯には、地下1,000mより湧き出る天然温泉を利用。赤褐色の足湯に入れば、身体がポカポカ温まります。広い芝生で、家族とお弁当を食べたり、一日ゆっくり過ごせるのが魅力です。
【営業時間】散策自由

自然の中で思いっきり遊べる

桜島自然恐竜公園
桜島に恐竜!?「桜島自然恐竜公園」は、フェリーターミナルの近くの高台にあります。園内には実物大の恐竜遊具がいくつも置かれてあり、見ただけで、子どもも大人もワクワク。そのほか、高さ10mを超える巨大すべり台やアスレチックもある、大人気の公園です。
遊ぶだけではなく、フォトジェニックな遊具は、インスタ映え間違いなし。展望台もありますので、フェリーを眺めながらのんびり過ごしてもいいかもしれません。
【営業時間】入園自由
叫びの肖像
鹿児島出身のシンガーソングライター長渕剛さんによる、伝説の「桜島オールナイトコンサート」。2004年夏に75,000人もの観客が桜島で夜を明かした一大イベントです。
そのコンサート会場の跡地を整備して作られたのが「赤水展望広場」。現代彫刻家・大成浩氏により、桜島溶岩を使ったモニュメント「叫びの肖像」も制作されました。50tもの溶岩を使った作品はファンならずとも必見!
【営業時間】見学自由
桜島をもっと楽しみたい!気軽にできる体験プログラムもあります。(当日申込み可)
陶芸体験 イメージ

陶芸体験

桜島の灰を活用した陶芸体験。お土産としても特別な記念になりますね。
【所要時間】1~2時間 
【体験料】桜岳陶芸−絵付け体験1,300円、火山灰アート体験1,300円 / 村山陶芸−体験料1,500円
【予約先】桜岳陶芸 099-293-3939 / 村山陶芸 099-293-2322

気軽に釣り体験

釣りの名所でもある桜島。海釣り公園のほか、トイレ完備の釣りいかだもあり、女性や子どもでも楽しめます。竿(さお)もレンタルしていますので、手ぶらで体験可能です。
【所要時間】最大12時間
【体験料】海づり公園、第5昭和丸 ※釣りいかだ 一般2,000円、高校生・女性1,000円(7時~ 17時)
【予約先】 桜島海づり公園 099-293-3937 ※連絡必要なし / 第5昭和丸 080-1785-3260

足湯掘り体験

天然の温泉が涌きだす海岸の砂浜を掘って「マイ足湯」。自分だけの足湯で、あー極楽。※天候等により実施日時が限られるので桜島ビジターセンターで要確認。
【所要時間】約1~2時間
【場所】有村海岸
【体験料】500円 ※ビジターセンターで足湯セット購入
【問い合わせ先】 桜島ビジターセンター 099-293-2443 ※ガイドツアーも可能

桜島・錦江湾で開催される主な年間イベント

桜島大根コンテスト【2月上旬】

世界一大きな大根でギネス登録されている桜島大根。その形状や詰まり具合で総合的な順位を競ったり、重さでギネスに挑戦するコンテスト。
火の島祭り

火の島祭り【7月下旬】

地域の伝統芸能や花火が打ちあがる桜島の一大イベント。特に音楽花火・レーザーショーは必見!

桜島納涼観光船【7月中旬~8月末】

鹿児島の夏の風物詩。船上で夕涼みをしながら桜島と鹿児島市街地の夜景を堪能、約2時間のクルーズのラストは、打ち上げ花火を観賞。

錦江湾横断遠泳【7月下旬~8月頃】

桜島小池海岸と鹿児島磯海水浴場を結ぶ4.2kmの海峡を泳ぐ遠泳大会。6人1チーム(監督1人、競技者5人)で、錦江湾を横断するチーム対抗戦。
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会

かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会【8月下旬】

2000年を機に開催された、来場者は10万人を超える九州最大級の花火大会。

THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL【10月】

2018年、鹿児島にゆかりのあるミュージシャンが有志で立ち上げた九州最南端ロックフェス。鹿児島では火山灰のことを「へ」と呼ぶ方言があることから「ヘスティバル」と名付けられました。

ランニング桜島大会【12月】

桜島港周辺からスタートし、海岸線や溶岩原の上を駆け抜ける、ユニークなコースのランニング大会。

アクセス情報

桜島へのアクセスは鹿児島市内から「桜島フェリー」に乗る方法と、陸続きの大隅半島側から直接車で乗り入れる方法とがあります。

フェリーで行く場合

「桜島フェリー」は鹿児島港と桜島港を約15分で結び、24時間運航しています。鹿児島港フェリーターミナルから、日中は10~15分おきに運航され、自動車やバス、自動二輪での乗り入れができます。

鹿児島港フェリーターミナルへのアクセス

<電車で>
•市電を利用して鹿児島駅方面水族館口で下車、徒歩5分
•JRを利用してJR鹿児島駅で下車、徒歩7分
<バスで>
•鹿児島空港から空港バスを利用して、金生町バス停で下車、徒歩15分
•シティービューまち巡りバスを利用して、かごしま水族館前で下車、徒歩1分
•路線バスを利用(市営、南国交通バス、鹿児島交通バス)して、水族館前(桜島桟橋)で下車、徒歩1分
<車で>
•鹿児島空港から高速道利用で約36km、約45分
•鹿児島空港から一般道利用で約40km、約55分

大隅半島側から直接車で乗り入れる場合

•鹿児島空港から桜島港へ:高速道利用で約62km、約80分
•鹿児島空港から桜島港へ:一般道利用で約58km、約95分

よくある質問Q&A

桜島には登れますか?

湯之平展望所(373m)が観光客が行ける最も標高の高い場所です。桜島は活発な噴火活動を続けていることから、火口に近づくことは禁止されています。

コンビニエンスストアやスーパーはありますか?

桜島ビジターセンターから5分程度のところに「ファミリーマート」と「ローソン」、徒歩3分程度のところにスーパー「Aコープ」があります。また、道の駅桜島「火の島めぐみ館」も近くにあります。

年末年始やお盆、ゴールデンウィークなどの期間、運航していますか。

定期航路、よりみちクルーズともに毎日運航しております。年末年始等、多くの自動車航送の利用が見込まれる場合、必要に応じて増便対応することになっております。
増便運航等は桜島フェリーFacebookをご確認ください。

基本情報

桜島

【人口】 約4,670人(2020年1月現在)
【周囲】 約52km
【標高】 北岳・標高1,117m,中岳・標高1,060m,南岳・標高1,040m
【特産品】 桜島大根、桜島小みかん、びわ、ぶり・カンパチ、溶岩プレート等
【問い合わせ先】公式ホームページはこちら
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※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年3月29日

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