【保存版】たまにはゆったり下町散策。おひとり様で楽しめる観光コースin足立区

忙しい毎日を送っているからこそ、休日はひとりで過ごしたい。そんな気持ちになる日は、きっと誰しもありますよね。だったらそんな時、気負わずに歩けて、小さな発見が楽しめる街でひとりさんぽ、なんていかがでしょうか?足立区は他のどんな街でも見当たらない、独特の魅力に溢れていました。

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提供:足立区観光交流協会
この記事の目次

休日こそ、たまにはひとりで過ごしたい。気ままさんぽにちょうどいい街って?

aumo編集部
貴重な休日は、忙しない日常から自分を取り戻すチャンス。
友達や彼と連れ合って遊びにいくのもいいけれど、ひとりでふらりとおでかけしたい日もありますよね。

そんな時に訪れたくなるのは、ゆっくりさんぽしながら「こんな風景、あったんだ」とひとりでも小さな喜びを感じられる、発見の多い街。

”穴場感”の強い足立区は、まさに、歩けば歩くほど楽しめるスポットなんです。
数年にわたって住みたい街ランキングに選ばれ続ける千住を擁する傍らで、旧宿場町としての歴史が残るエリアや、緑に囲まれたエリアなどもあり、その多面的な表情に飽きる暇もありません。

今回はそんな足立区で、ひとり気ままな自由さんぽへと繰り出してきました。
通年楽しめるコースなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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【グルメを選ぶ】気になっていたあのお店でランチをテイクアウト

SNS映え満点!話題のコッペパンが並ぶ『ニコミヤキッチン デリコッペ』

aumo編集部
千住のオシャレカフェも気になるけれど、23区の中で公園が多い足立区へ来たのなら、やっぱりピクニックは外せません!
と言うことで、前からSNSで気になっていた千住の創作コッペパンのお店『ニコミヤキッチン デリコッペ』でランチをテイクアウトすることに。
aumo編集部
▲阿蘇の水を使った無添加全粒粉のコッペパンがお店のこだわり。季節の具材を使ったメニューがあるのも嬉しいポイント
店内にずらりと並ぶ、フォトジェニックなコッペパンのメニュー。
思わず目移りしてしまいますが、それでも大丈夫。
”女性客でも異なる味わいを楽しめるように”との配慮から、手のひらサイズの提供となっているのです。
実際に、惣菜系とスイーツ系の二種をセット購入する人も多いそうですよ。

店主にオススメは?と聞いてみたら、
「自分の子に優劣はつけられませんよ(笑)でも、強いて言うとしたら『とりごぼう』かなあ。燻製にしたチキンに、ポルトソース(甘めの洋酒ソース)で味付けしたこだわりのメニューですから」
とのこと!

気になる方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
筆者が購入したコッペパンは、ピクニックシーンでご紹介しています。
そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

まさに天国!?『ドンレミーアウトレット』で”破格スイーツ”をゲット

aumo編集部
ピクニックタイムのおやつを求めて、破格でスイーツが売られる『ドンレミーアウトレット』へとやってきました。ここは、洋菓子メーカー『ドンレミー』の工場直営の販売店

うずたかく店内に積まれているのは、クレープやロールケーキの切れ端、見た目が少し不揃いなものなど、些細な理由で店頭に並べられなかったスイーツたち
aumo編集部
味は同じなのに、リーズナブル過ぎるお値段で売られているのだから、思わず興奮せずにはいられませんよね。

中にはドンレミーアウトレット店限定商品などもあり、どれにしようか目移りしてしまうほど。
aumo編集部
▲「ごちそう果実 フルーツレアチーズ」と「焼モンブラン」をテイクアウト。7割が手作りだという『ドンレミー』のスイーツは、一口食べてどこかほっこりする美味しさ
店内には学生からシニアまで、美味しいスイーツを買い求めるお客でいっぱい。
土日や開店直後の朝は行列ができるほどの人気ぶりなので、それ以外のタイミングを狙うのが吉◎

【自然に触れる】風を感じる公園でのんびりピクニック

aumo編集部
ピクニック先に選んだのは、緑豊かな足立区の中でもとりわけ有名な『舎人公園』
舎人公園駅の東西南北に敷地が広がり、駅に着いた瞬間から、想像以上の規模に驚かされます。
およそ都内とは思えないほどの自然豊かなロケーションは、1981年の開園以来、足立区内外の人々から広く愛されてきたそう。
aumo編集部
じゃぶじゃぶ池やアスレチック、ソリゲレンデに始まり、お花見広場にバーベキュー広場、ドッグランやテニスコートなど、老若男女問わず楽しめそうな施設がたくさん。
筆者は野鳥が戯れる大池を眺めながらピクニックを楽しむことに。
aumo編集部
「ビストロ海老マヨふりゃーコッペ」410円は、春巻きを巻いて揚げたようなクランチィな衣に、エビの甘味とこってりしたタルタルが相性抜群!互いのクリームが甘味と酸味を引き立て合う「大納言のあん生&クリームチーズコッペ」280円も、季節のフルーツを贅沢にコッペパンに盛り込んだ「旬のフルーツとレアチーズクリームのコッペ」(時期により価格変動※)も、甲乙つけがたい美味しさ!(全て税込表記)

aumo編集部
美味しいグルメを頬張る中、聴こえてくるのは、子どもたちの笑い声。
こうした自然で過ごす”なんでもない時間”に、心が緩んでいくのを感じます。

ちなみにこの公園は、現在も造成中。
現在の約64.5ヘクタールの敷地面積がどうなっていくのか、今から楽しみ!
ますます、都民全体に愛されるシンボルとなることは想像に難くありません。

【喫茶で憩う】ゆるりと時間が流れるカフェの片隅でひと休み

aumo編集部
街歩きでちょっぴり疲れた体を癒してくれるのは、庭園を望む広縁が印象的な『縁側カフェ』
金属加工業を営んでいた平田源七氏によって1939年に建てられた洋館付和風建築で、2012年には国の登録文化財となりました。
門をくぐれば空気は一変、しっとりとした静寂に包まれます。
aumo編集部
▲日本建築美が光る和室。ここからも、広縁の窓ガラス越しに庭園を望むことができる
aumo編集部
▲手前から「りんご(紅玉)のタルト ジェラードアイスクリーム添」590円、「アメリカンコーヒー」490円(どちらも税込)
モミジや梅、柚子の木が成る庭園を眺めながら、スイーツをひとくち。
ひんやり上品なミルクジェラートと、しっとり柔らかく煮られた紅玉のコンポートが好相性!
舌鼓をうちながらコーヒーを啜れば、これまた口当たりまろやかです。

タルトが美味しくて、思わずどうすればこんなにしっとり煮ることができるのですか?とスタッフの方に聞いたら、こんなお返事が。
どんなフルーツでも、煮ているとふわっと香りが薫る瞬間があるんです。その時を、取り出す合図にしています」。煮ている時間は意外にも短く、10分ほどなのだとか。

一つひとつ丁寧作られたスイーツに、心身が休まっていく静謐な空間。
次回は大切な人を連れてきたくなる、そんな魅力に溢れた場所でした。

【路地を覗く】旧日光街道周辺に宿場町の面影を探して

aumo編集部
北千住駅周辺へと戻ったら、宿場町の趣を今なお残す旧日光街道周辺を散策することにしました。
賑やかな商店街の雑踏から一本路地へと入れば、奥に細長い不思議な小径が登場。
これはその昔、間口に対して税金が課されていた頃、奥に長細い町割が作られた名残なのだそう。
aumo編集部
aumo編集部
か細い路地にひしめき合うように家々が並んでいる風景は、なんだかちょっと不思議な世界。
気ままに闊歩する猫に、ディープな飲み屋に、雑多で整然とした雰囲気に。
カメラを構えたら、小さな発見まで楽しくなっちゃいます。

【湯でゆるむ】ノスタルジックな銭湯で下町情緒に浸かる

aumo編集部
ところで、足立区(千住)は都内屈指の銭湯のメッカだってこと、知っていましたか?
ひとり気ままなさんぽだから、心身のリフレッシュついでに銭湯に立ち寄ってみるのもアリ。

ということで、北千住駅から徒歩約20分の距離にある1927年創業のタカラ湯へとやってきました。
いかにも”the 銭湯”な、伝統的な純日本風建築が目印です。
この建築様式が定着した理由は、関東大震災以降、ある宮大工が宮造りの銭湯を作ったことをきっかけに同じ形の銭湯が続々と作られたからなのだそう。
aumo編集部
レトロでありながら、内部は隅々まで清潔に保たれており、ゆっくり憩うのに最適の雰囲気。

閻魔様の隣に雄大な富士の霊峰がそびえるこの感じ、なんだかとってもいいでしょ?
ちなみに、サウナーに人気のロウリュのご用意まであるんです。
aumo編集部
入場料は大人480円。

じっくり芯から温まったら、日本風情を感じさせる縁側で涼みましょう。
このプライベート感と解放感の妙こそがタカラ湯の魅力。

時間を思いのまま使えるおひとりさまだからこそ、手ぶらで銭湯、楽しんでみませんか?

◆利用料金

・大人480円
・中高生300円(足立区のみ)
・小学校180円
・乳幼児80円

【夕暮れに佇む】有名ドラマのロケ地ともなったヒーリングスポット・荒川河川敷をさんぽ

aumo編集部
一日の締めくくりは、某人気ドラマのロケ地としても有名な荒川河川敷でまったり。
巨大ターミナル・北千住駅からも徒歩約10分以内とほど近いながら、土手に一歩上がれば都内とは思えないほどのパノラミックビューが広がります。

ジョギングする人、犬と散歩する人、川べりで黄昏れる人…etc.

皆それぞれが気持ちよさそうに自分の時間を過ごしており、”ヒーリングスポット”と呼ばれる理由も納得です。
aumo編集部
スマホをバッグに閉まって、深呼吸。
ひとりで思う存分エナジーチャージしたら、また明日から元気な私で頑張れそう。

いつもの街に飽きたなら。思わず”沼る”足立区さんぽを始めましょ

aumo編集部
千住に始まり、舎人や竹の塚周辺まで足を伸ばした今回の気ままさんぽ。
せせこましい路地の先に巨大な自然風景が広がっていたり、雑然とした商店街の片隅にお洒落なカフェがあったりと、あらゆる風景の混在する足立区に、大いに魅せられてしまいました。

足立区って、面白い。

知れば知るほど分からなくなるこの街にハマってしまったら、当分抜け出せそうにもありません。
いつもの街に飽きたなら”足立区”という選択肢、ぜひあなたの心に留め置いてみてください。

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※掲載されている情報は、2021年12月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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