『スッキリ』就活中の女性が1人トイレで出産… 加藤浩次の言葉に反響
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4日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、就職活動中にトイレで女児を出産し、その後遺体を公園に埋めたとして、23歳の女性が死体遺棄の容疑で逮捕された事件について報道。
番組が行なった取材などから見えてきた、女性が置かれていた家庭環境などについて、加藤浩次のコメントに視聴者から多くの反響が寄せられている。
昨年11月、当時大学4年生だった女性は、就職活動のため上京した際、空港のトイレで女児を出産。「赤ちゃんの口にトイレットペーパーを詰めて 首を絞めた」と供述していることが報じられている。
女性は「妊娠を誰にも相談していなかった」「当時、就職活動で頭がいっぱいでどうすべきか考えられなかった」とも供述しているとされ、同番組が同居する祖母に取材したところ、祖母も妊娠については「わかりませんでした」と話していたという。
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番組では、女性が祖父母と両親、兄弟たちと同居していたことが紹介され、取材を担当した阿部祐二リポーターは「母親が乳児・幼児に対する犯罪を行なった場合、『孤立』という言葉が出てくる」としつつも、女性の場合は物理的には孤立しているようには見えないと話す。
しかし、加藤は「家族で住んでいるから孤立してないとは限りませんよ。1人暮らしだから孤立しているとか、家族大勢で暮らしているから孤立してないっていう、そこは言い難い部分は、内情みてみないとわかりませんよね」と強調。
阿部リポーターも「(物理的には孤立していないように見えるが)精神的には完全に孤立していたことが、供述からもうかがえるんです」と続けた。
「容疑者がしたことは許されない罪」としながらも、女性が妊娠のことを誰にも相談できなかった部分に切り込んだ同番組には、視聴者からも様々な反響が。
女性を厳しく非難する声も少なくないが、「加藤さんの言うとおり、愛情注がれてるから、家族いるから孤立してないは間違い」「そうだよね、大人数で住んでても孤立するんだわ」「たしかにそうだな、と思う。加藤さんは さすがだな」と、加藤の言葉に共感する声が多数つぶやかれている。
この事件について、東京五輪公式映画監督の河瀬直美氏は、「これ本当に、父親って誰かってことですよね。男性はそれである意味逃げられてしまう、女性の中には命が宿るわけで…」とコメント。
続けて、「やはり、幼少の頃からの性に対する具体的な啓発みたいなものも必要だと思います」とし、女性が一度産婦人科にかかっていたことに触れ、「産婦人科に行っているわけだから、そのときに産婦人科の先生も、もうちょっと関わる…というような、先生だけじゃなく、その周りでもうちょっと女性に対するケアができないのかなって」と悔やんだ。
(文/しらべぇ編集部)
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