【雲海の絶景】今こそ訪れたい「森の京都」。歴史と日本の原風景に出逢う1泊2日の旅

京都府中部に位置する「森の京都」こと亀岡市。美しい自然が手つかずのまま残るこの地で出逢ったのは、ぬくもりある人々と、京の繁栄を支え続けた伝統文化でした。歴史を紐解きながら、絶景を眺めたり、ときにはフォトジェニックスポットに立ち寄ってみたり…そんな冒険に、今から一緒に出かけてみませんか?さあ、スクロールすれば、その旅は始まります。
提供:(一社)亀岡市観光協会
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この記事の目次
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗・施設で営業時間の変更・休業、並びに一部イベントが延期・中止になっている場合があります。また、外出自粛要請の出ているエリアにおいて不要不急のおでかけはお控えください。引き続き皆様にお楽しみいただけるコンテンツをお届けしてまいります。

「森の京都」を知っていますか?

aumo編集部
森の京都。
その言葉から、多くの人は京都観光マップの端に小さく描かれた山々を思い起こすかもしれません。
栄華を極めた都の、”少し外れの方ね”と――。

けれど、その絢爛たる千年の都も、この地の恵みなくしては成しえませんでした。
豊かな自然が育む作物と、暮らしの知恵が息づく伝統文化と、それらをひたむきにいとなむ人々と。
先人が紡いできたこうした歴史は、今もこの地に息づいています。

生活のあらゆることを見つめ直すべき今だからこそ、
「ひとの暮らし」を辿る、森の京都・亀岡へ。
私たちと一緒に、旅をしながら新しい発見をしてみませんか?

『京都ほづ藍⼯房』ではじめての藍染め体験を

aumo編集部
亀岡市でまず最初に訪れたのは、藍染め体験のできる『京都ほづ藍工房』

のれんや浴衣、手ぬぐいなど、今でこそ日本を代表する濃紺の”藍”。
京都でも”京浅葱(きょうあさぎ)”として愛されていた水藍の色ですが、実は大正12年を最後にその歴史が途絶えていたのだとか。

2015年に水藍を復活させることのできたこちらの工房では、藍製品制作から染め体験まで現在手広く水藍の普及に努めているそうです。

水藍ののれんには”よっぽどの縁あってのお客様ようこそ”と書かれており、思わずほっこり。
aumo編集部

▲ハンカチにスカーフ、⼿ぬぐい…etc. ⼯房には藍染め商品の展開も

aumo編集部
早速藍染め体験をスタート!
まずは藍染めの手順を予習するところからです。
教えてくださったのは、こちらの工房の代表を務める吉川さん。
aumo編集部

▲昔懐かしいビー玉は、ハンカチに包んで染めれば花のような丸模様に

一連の流れを掴んだら、早速デザイン決め。
傍らにはデザインのためのツールセットも用意され、遊び心がむくむくと湧き上がってきます。

輪ゴムは結んで染める『むら絞り』は、手軽にデザインできるため子どもにも人気なのだとか。
「こだわって丁寧にやるとかえって単純になるよ。考えずに直感でやった方が、味わい深くなるんだ」と吉川先生。
aumo編集部
デザインが決まったら手袋をはめ、水に浸ける工程へと移ります。
少し冷たい水はなんだかワクワクして、指先から童心にかえっていく感覚に♪
aumo編集部
お次はいよいよ、藍の液に浸ける工程!
吉川先生の見よう見まねで、ゆっくり丁寧に浸けていきます。

ところで、藍の液はもともと黄色だって、知っていました?
この液に浸けた布は、空気にさらし酸化させることで、黄緑やブルーに変化していくのだとか。
aumo編集部
今度はそれを丁寧に水洗い。
水にゆすぐことで、緑からキレイなブルーへとより変化していきます。
”藍の液に浸ける→水洗いをする”の工程を3~4回繰り返したところで、写真のように最後にハンカチを広げてみると…

「わぁっ!!柄が出てる~~」
直感でデザインしたときには想像できなかったような美しい丸模様に仕上がっていました。
aumo編集部
染物が完成した記念に、吉川先生と一緒に写真をパチリ♪

ハンカチは世界でひとつしかない、自分だけのオリジナル。
まさしく旅の思い出にぴったりの逸品です。

ちなみに、急いでいる人はハンカチを濡れた状態で持ち帰ることも可能。
自宅で酢1:水9の割合で1日浸けこむことで、完成となるそう。
aumo編集部
1時間に及ぶ藍染め体験も、振り返ればあっという間!

藍染めの余韻に浸りながら、最後に”藍のお茶”をご馳走になりました。
お茶はもちろん、茶筅の先までキレイなブルー。
「藍にはポリフェノールが入ってるからね、老化防止になるよっ」と屈託なく笑う吉川先生。

こうした出逢いも、旅ならではの楽しさだなぁ。
心に灯ったぬくもりを感じながら、工房を後にするのでした。

”まるでイギリス”な映えスポット『ドゥリムトン村』でパチリ

aumo編集部
日本の伝統工芸に触れたあとは、ちょっとだけ”外国”へトリップ。
『ドゥリムトン村』には、まるで絵本のように可愛らしい家並みが広がっていました。

村のなかにはレストランや雑貨屋さん、宿泊者専用のパブやホテルなどもあり、滞在時間が楽しめる空間になっています。
しばらく、散策を楽しんでみることにしましょう。
aumo編集部
aumo編集部
静かな自然のなかに佇む、石造りの家々。
やさしい風景が広がるこの場所では、時間も心なしかゆっくり流れていくようです。
aumo編集部
コッツウォルズをモデルとしたこの村は、どの風景を切り取ってもフォトジェニック。
ベンチでひと休みすると、聴こえてくるのは鳥のさえずり。

心が凪いでいく瞬間です。

ティールームレストラン『PONT OAK』で美味しいランチを

aumo編集部
お腹も空いてきたので、『PONT OAK(ポント オーク)』でランチをいただくことに。
メニューに並ぶ料理名は、どれもイギリスっぽさ満点。

「フィッシュ アンド チップス」や「ミートパイ」などの食事系メニュー、見た目にも楽しく豪華な「アフタヌーンティーセット」、「ジンジャーパウンドケーキ」といったスイーツもあり、思わず選ぶのにもひと苦労♡
aumo編集部
迷った結果、「アフタヌーンティーセット」¥2,100(税抜)に決定。
二段重ねのティースタンドには、ひとくちサイズのサンドウィッチ、クロテッドクリームとママレードが添えられたスコーン、ショーケースから選べるケーキなど、目にも楽しいラインアップです。

紅茶はティーポットになみなみと入った状態でサーブされるので、ゆっくりお茶が楽しめそう。
aumo編集部
口の中でほろりと崩れ、懐かしい甘みが広がるスコーンは絶品!
のどかな時間の流れるティールームで、ひとときの至福を過ごしたのでした。

宿泊者専用エリアでは、いっそう静かな時が流れてゆく

aumo編集部
ちょこっとだけ、村の奥に位置する宿泊者専用エリアも覗いてみることに。
まるでコッツウォルズの古い民家に迷い込んだかのようなこちらの空間は、B&Bである『ドゥリムトンビレッジ』の一室。
初めて出逢うものばかりなのに、なぜか懐かしいこの光景。
aumo編集部
二階には、タータンチェックがあしらわれた可愛らしいベッドルームとバスルームがありました。

ちなみにバスタブは憧れの”猫脚”タイプ。
思わず、可愛い~♡と歓声が洩れます。

またこのエリアには、結婚式の挙げられるチャペルやゆっくりお酒を愉しめるパブのご用意も。
滞在時間をのんびり過ごせそうですね。
aumo編集部

▲時間の片隅に忘れられてきたかのような雰囲気に、思わず目を奪われる

aumo編集部
村のそこここで見つかる、古きよきイギリスの牧歌的な空気。
深く静かに呼吸してみれば、日常の憂いがどこかへ遠のいていくのを感じるはず。

紅葉⾊づく『神藏寺』では最澄の⾜跡を辿って

aumo編集部
続いて訪れたのは、開創1200年以上となる『神藏寺(じんぞうじ)』
あの天台宗開祖である最澄が開いたことでも名が知られているのだとか。

京都府内でもっともはやい紅葉を迎えるスポットとあって、訪れた11月中旬時点には、境内が色鮮やかに彩られていました。
aumo編集部
黄緑からはじまり、黄、橙、赤、朱…と変化していく木々。
この季節、この日、この時間にしか巡りあうことのできない一期一会の光景を、しっかり目に焼き付けて。
aumo編集部
本堂の石段下では、秋色に染まった大きなイロハモミジがお出迎えです。
樹齢400年、高さ13mと貫禄たっぷりな大木が色づくさまは実に華やか。
負けじと手を広げて、記念写真を1枚、パチリ。
aumo編集部

▲お堂の縁側に落ちた紅葉にも秋の風情が

aumo編集部
はらり、はらりと紅葉舞い散る中でぜんざいを頂けば、旅情満点。
毎年11月上旬には夜間のライトアップも行っているそうなので、来年は神藏寺で秋の訪れをいち早く体感してみてはいかが?

四季が彩る『SILVANO STABLES』で乗馬を楽しもう

aumo編集部

▲まるで外国のカフェのように開放的なクラブハウスは、女性客でも入りやすい雰囲気

新しいものへ気軽に挑戦できるのも、旅の醍醐味。
ということで、湯の花温泉の目の前、乗馬体験が楽しめる『SILVANO STABLES(シルヴァーノ ステーブルス)』へやってきました♪

出迎えてくれたのは、つぶらな瞳が可愛い看板犬のゾーイちゃん。
尻尾ふりふりの歓迎で、初体験への緊張を和らげてくれました♡
aumo編集部
ヘルメットとボディプロテクターを着用したら、いよいよ乗馬体験の始まり!
「体験乗馬」は1回30分と比較的ライトなので、気持ちのうえでもエンジョイできるのがメリット♪
aumo編集部
厩舎で、本日の「乗馬体験」のパートナーとなる馬へご挨拶。
こちらは競馬場でも活躍していた経歴をもつという、御年22歳のベテラン馬・ユキちゃん。

「思わず見とれるほど、本当にキレイ!」と結花ちゃん。
aumo編集部
さぁ、いよいよ乗馬スタート!
まずはリードロープをスタッフの方に引いてもらった状態で、歩くことに慣れていきます。

馬の背中の揺れを感じながら体幹をとる、なんてちょっと難しそうですが、余分な力を抜けば身体が先に慣れてくれるもの。
コツをつかんだ結花ちゃんの顔にも、笑みが浮かび始めました。
aumo編集部
馬の背に揺られながら、広大な自然に吹き渡る風を頬に感じる、この贅沢。
西を見れば、今まさに落ちんとする太陽が美しく輝いていました。

「本当に楽しかった!!」

僅かな時間ながら、またとないこの経験に心が充足したことは言うまでもありません。
今日は宿に帰って、ゆっくり眠れそうです。

2日目のはじまりは『かめおか霧のテラス』で、雲海の絶景を⼀望

aumo編集部
2日目の朝は、亀岡市きっての絶景である雲海を見に『かめおか霧のテラス』へ。

亀岡盆地の南側に位置する竜ヶ尾山の山道を、車でぐんぐん登っていきます。
山頂の展望台へ到着すると、眼下には辺り一面を覆う広大な霧が出現していました!
aumo編集部
雲海の正体は、亀岡盆地一帯に発生する「丹波霧」。
日中暖かく、夜に冷え込む秋から春にかけて出現するのだとか。
とくに前日との寒暖差が大きく、風の弱い朝にはキレイに雲海がかかります。
aumo編集部
デッキには亀岡盆地のシンボルを記した「展望パノラマパネル」が設置されており、風景と照らし合わせながら見ていると…
右方の山々の手前に、気球発見!

雲海に気球が見え隠れする様子は、まるで絵葉書のように幻想的です。
aumo編集部
時折吹く風が雲海を押し流すと、その切れ間から亀岡の里山が顔を覗かせます。
刻一刻と変化する雲海の神秘的な美しさに、時を忘れて思わずうっとり。

”言葉で表現できる美しさを超えている”。

それが筆者の率直な感想でした。
是が非でも、一度見に行くことをオススメします。

”元出雲”こと『出雲⼤神宮』で、縁結びを願う

aumo編集部
丹波の霧を心ゆくまで堪能したあとは、”日本全国でも有数のパワースポット”とも噂される『出雲大神宮』へ。
創建709年と古い歴史をもつ神社ですが、この地での信仰のはじまりはさらに古く、御神体山「御影山」創建よりさかのぼること一万年以上(!)とも言われているそう。

その歴史に感心しながら、参道へと早速歩みを進めてみると……
aumo編集部
参道脇に落ち葉のアートを発見!
聞けば、崇敬者の方が毎日ご奉仕で作っているのだそう。

ニコちゃんマークのほか、周りには麒麟やオニ、ハートなどを象った作品もあり、参道はまるで秋の展覧会。
アートの可愛さに、思わず胸がキュンとときめくのでした。
aumo編集部
まずはご本殿の参拝から。
本日縁があってこられたことへの感謝を、神様にお伝えします。

こちらの神社のご祭神は、”縁結びの神”として名高い「大国主神(おおくにぬし)」。
恋仲に限らず、友人や仕事、家族関係など、いろんなご縁を結んでくださるのだとか。

参拝を終えたらお守りをいただき、そのご神力にあやかることに。
aumo編集部

▲本殿に向かって右側に佇む「夫婦岩」には、願掛けの分だけ赤い糸が掛かっている

aumo編集部
お守りに付いていた赤い糸を取り、五円玉を通して、夫婦岩にかけます。
今あるご縁をよりつよく、これからのご縁をよりよく結んでください、と願いながら…。

一方のお守りは、肌身離さず身に着けておくとよいそう。
aumo編集部
願掛けを終えたところで、水みくじにも挑戦。
古代から御神体山より絶えず湧き出ている霊水「真名井の水」に浸けて、神様からのお告げを待っていると…?

「あっ!大吉だ~!」
と、早速幸先がよさそう♡

濡れている間だけ文字が浮かび上がるのも、楽しいポイントです♪
aumo編集部
次は、本殿北の磐座(いわくら)へご参拝。

午前中の秋の森って気持ちいい♪
少しずつ緑豊かに変化してゆく周囲の景色を眺めながら、参拝を楽しむこととしましょう。
aumo編集部
こちらが巨大な磐座。
山自体がご神体となっているこちらでは、磐座や神水にも、ご縁を呼び込むご神威があるとされているのだとか。

境内のやわらかな雰囲気と打って変わって感じるのは、清涼感と、ピリリと心地よい緊張感。
神秘の空気に包まれているうち、自然と背筋が伸びていきます。
深呼吸をひとつ、エナジーチャージの完了です。

旅先だからこそチャレンジ!『カメロックス』でボルダリングを初体験

aumo編集部
ところで今回の旅の裏テーマは、”新しいことへの挑戦”。
1日目も初めてづくしでしたが、2日目は人気スポーツ・ボルダリングにトライ!
aumo編集部
お邪魔したのは亀岡市交流会館内にある『カメロックス』さん。
シューズやハーネス、滑り止めなどを有料で貸し出してくれるので、手軽にボルダリングを楽しめるのが魅力。

ちなみに壁面のルートはテープカラーごとに難易度がわかれており、ピンクが一番初心者向けなのだとか。
aumo編集部
練習するうち調子が出てきたのか、やや上級のルートにトライ!
こうして旅の合間で汗を流す時間をつくるのも、よいものですね♪

クライミングを繰り返すうち、身体全体がじんわりと温まってきました。
まだまだ遊びたいけれど、ちょっぴりお腹も空いてきた(笑)。

そろそろ切り上げて、ランチへと向かうことにしましょう。

『お家薬膳 忘れな』で心も体もほっと休まる食事を

aumo編集部

▲ご飯の上に載せられた赤いトッピングは、「チョロギ」と呼ばれるシソの一種。物忘れ予防にも効果があるとされているそう

やってきたのは、同じく亀岡市交流会館の2Fにある『お家薬膳 忘れな』。
無垢材のテーブルとチェアで揃えられた空間は、どこかほっこりと落ち着く雰囲気です。
何でもこちらは、”薬膳でシニアを元気にしたい”という想いから始まった薬膳レストランなのだとか。

日常に追われ、ついおそろかにしてしまいがちな食事。
罪滅ぼしの意味もひそかに込めながら、「秋の薬膳御膳」をいただくことに。
季節を感じる彩りが目にも鮮やか。
aumo編集部

▲大根・ごぼう・玉ねぎ・人参・豚肉ともりだくさんの具材が入った豚汁は、口の中で味わいが幾重にも変化する

光がたっぷり差し込む窓辺で、丹精こめてつくられた料理を味わっていきます。
シナモンの香りがふわりと漂う豚肉の生姜焼き、疲れた身体に酸っぱさが染み込む大根おろしと青物の和えもの…etc.
こんな風に丁寧にひとつひとつ、味の変化に注目しながら――。

普段の生活では感じることができなかった「暮らしのいとなみ」は、こんなところにありました。

2億5千万年の歴史をおさらい。天然砥石の博物館『天然砥石館』

aumo編集部
ランチを満喫した後は、亀岡市交流会館内にある『天然砥石館』を見学することに。
こちらはなんと、世界初!2億5千万年の歴史をもつ”天然砥石”の体験型博物館なんです。

…といっても、砥石ってなに?という現代っ子も多いはず。
一応説明しておくと、砥石とは、よく切れる刃物を作るための道具のこと。
こうした道具なしに、繊細な伝統技術は生まれなかったのです。

京都はかつて日本随一の天然砥石の産出地だったこともあり、この博物館が誕生したのだそう。
aumo編集部
ショーケースに並べられていたのは、世界各国の砥石たち。
似ているようで少しずつ異なるディテールをじっくりと見つめながら見学していきます。
aumo編集部

▲亀岡の地で生まれた砥石には、亀岡市の観光マスコットキャラクターである「明智かめまる」マークが

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▲「全っ然削れない~」と言いながらも、楽しげな表情を浮かべる結花ちゃん

砥石の世界についてちょっぴり見聞が広がったあとは、館内にある”削り体験”コーナーでカンナ削りにトライ。

しかし、初心者にはこれが本当に難しい!
コツは、カンナの刃先を木材の先端へ引っ掛けかけたら、腰全体で引くことだそう。

アドバイスを実践してみたら少し削れるようになりましたが、それでもまだまだ…といったところ。
職人さんの精緻な技術に、畏敬の念を禁じ得ないひとコマでした!

紅⼀⾊に染まる『鍬⼭神社』で、秋の絶景を愉しむ

aumo編集部
亀岡市交流会館より車を南に走らせること約20分。
紅葉の名所として知られる『鍬山神社(くわやまじんじゃ)』へ到着すると、そこには見渡す限りの朱の世界が広がっていました。
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「鍬山」の名は、”太古の昔、神々が湖を大地に変えた際に使った鍬を山のように積み上げた”という伝説に由来しているのだとか。

その創祀は709年。
平安時代に編纂された『延喜式』「神名帳」にも”丹波国桑田郡十九座”のうちの一社として記載があるほど、歴史の深い古社なのだそう。
aumo編集部
約1300年分の時間。
それって、いったいどれほど長いのでしょうか。
悠久の時を想いながら歩みを進めるごとに、なんだか過去へと近づいていくみたいです。
aumo編集部
手を合わせ、本日参拝できた巡り合わせに感謝。
再び亀岡の地に来られることを願って……。
aumo編集部
参拝を終えたあとは、紅葉をバックに記念写真を撮ったり、紅葉を一枚一枚、愛でてみたり。

名残惜しいけれど、この旅もそろそろ終盤です。
二度と巡り合うことのない絶景を、惜しみなく味わって。

亀岡名物の『保津川下り』で想い出づくり

aumo編集部
最後にやってきたのは、亀岡名物の『保津川下り』!

皆さんも、一度や二度、テレビで見たことがあるのではないでしょうか?
そうです、水量の多いときには絶叫モノのアトラクションと化すこともある、あの川下りです。
aumo編集部

▲初めての光景を前に息巻く結花ちゃん

亀岡から嵐山まで約16kmの旅へ、いざ出発!
船に乗り込み、救命ベルトを腰に巻いたら準備完了です♪
aumo編集部
開始20分程度は、ゆるやかな川下りが続きます。
ギャグを交えながら、軽妙なトークで川下りの歴史について語ってくれる船頭さん。
『保津川下り』はなんと慶長11年(1606年)から行われてきた、日本で最も古い川下りなのだとか。

乗客一同、そんなトリビアに感嘆しているうち、船は急流へ!
aumo編集部
見た目にはあまり激しく見えませんが…
aumo編集部

▲筆者撮影

筆者たちの視点からすると、このスピード、この水量!
思わず絶叫マシンと化す船上。

ところがどっこい、船頭さん曰く
「普段より水量が少ないから、流れは緩やかなほう」なのだとか。

むしろ普段の保津川下り、乗りたくないかもしれない(笑)。
aumo編集部

▲筆者撮影

こうした急流に何度か絶叫しつつも、船頭さんのガイドによって風光明媚な渓谷観光を楽しむ筆者たち。
色づき始めた山の斜面に、真っ赤なトロッコ列車が走っていく様はとっても華やかでした。
aumo編集部

▲ブルーアワーに浮かぶ渡月橋は、旅の終焉を飾るにふさわしい美しさ

2時間に及ぶ川下りの末、終着点の嵐山へ到着。

川下りで京都市内へやってきたことへの感動もひとしおです。
昔の人はこんな風に旅をしていたんだなぁ、なんて考えてみたりして。

四季ごとに見どころの変わるこの『保津川下り』、冬には一面銀世界の旅路を愉しむことができるのだとか。
しっかり防寒対策をして、想い出づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

編集後記ー亀岡の取材を振り返ってー

旅中ずっと感じていたこと。
それは、亀岡の”素朴さ”でした。

初めてでも懐かしく感じる、日本の原風景。
暮らしの知恵を後世へと紡ぎ続ける、実直で温かみのある人々。
今にも人気に火がつきそうなのに、まるで”観光地化したくないんです”とでも言いたげに、ひそかにそこに在る絶景。

都の繁栄を縁の下で支え続けてきた土壌ゆえか、人から風景に至るまで控えめなその性格は、だからこそ美しく、キラリと光って人の心を惹きつけるのかもしれません。
願わくば、亀岡の魅力が日本全国の皆様に伝わりますように。

この記事を読んで、少しでもいいなと感じてくださった方は、一度足を運んでみてください。
きっと、忘れられない旅になるはずです。

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※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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