カズレーザー、竹内結子さんめぐる報道内容に苦言 「よく言った!」と反響
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが29日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演。27日に急死した竹内結子さんをめぐるメディアの報道のあり方について苦言を呈した。
番組では、竹内さんが出演したドラマ映像とともに、過去に受けた雑誌のインタビューでの発言を紹介した。
約2ヶ月前のインタビューで、40歳を迎えたことで感じた家族への思いなどを前向きに語っている竹内さんだが、カズレーザーは「インタビュアーの前でもしかしたら自分の本心を話される方かどうかわからない。どこまで本心を打ち明けたのかわかりませんし、この2ヶ月の間でかなり心境の変化もあったと思います」と話す。
関連記事:
さらに、「どうなんですかね? 昨今、こういった著名人の自死というニュースが多いんですけど、こういうかたちでインタビューをさらったりする、亡くなった後に取り上げるっていうのは、ご家族に対していい気持ちはしないと思います」と発言。「うがった見方をすれば、丁寧な言葉で死人に鞭を打ってると思うので…」と報道のあり方に苦言を呈した。
そして、メインMCである小倉智昭に向かって「小倉さん、今後、我々は著名人の自死というものをどういう風に取り扱っていくべきなのか考えるべきだと…」と意見を求めると、小倉は「難しいですよね」と返したものの、また竹内さんのインタビューの発言についてトークを展開させていくのだった。
また、番組では、竹内さんの元夫で歌舞伎俳優の中村獅童のSNSに誹謗中傷コメントが寄せられていることを紹介する。カズレーザーは「SNS全体でみれば数パーセントの単位で、やっぱりそういったちょっと話の通じない人はどうしてもいらっしゃるっていうのは、SNSの問題でありますし、理解しておいていいんじゃないかな。無視していいと俺は思いますね」とコメント。
さらに、SNSの誹謗中傷について「残念ながらフジテレビはもう同じ傷を持っているわけなので、これは自戒の念を込めて、もう一度戒めるべきだと思いますね」とカメラ目線で訴えた。
竹内さんのインタビュー記事の紹介、そしてフジテレビの誹謗中傷問題についても切り込んだカズレーザー。これらの発言は番組であまり拾われなかったが、報道のあり方について疑問を投げかける姿勢に、SNS上では「よく言った!」「真摯でまっすぐな意見」「やっぱりこの人は信用できる」と称賛の声が寄せられた。
番組の進行上、カズレーザーの発言について議論できなかったのかもしれないが、出演者たちがカズレーザーの疑問を拾わなかったことについても「見事にスルーされてる…」「無視されっぷりひどい」と同情する声もあがっている。
(文/しらべぇ編集部)
- シェア
- ポスト
- 保存
※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。