チルとは？語源や使い方、おすすめの音楽についてもご紹介

チルとは「ゆっくりくつろぐ」「のんびり過ごす」というような意味で使われる言葉です。単体で使うこともありますが、多くは「チルい」「チルする」というように形容詞化・動詞化して使われます。

三省堂が主催する「今年の新語 2021」では、「チルい」が大賞に選ばれたほど広まっている言葉！今後も流行を引き起こすきっかけになる言葉だと思われるので、以下でご紹介する使い方やおすすめのチルする方法なども参考にしてみてください。（※"三省堂 公式HP"参照）

チルの語源は、英語のスラング「chill out（チルアウト）」に由来します。落ち着く、リラックスするというような意味があるとされており、そこからチルの意味も取られています。

また、音楽にも「チルアウト」というジャンルが存在！ゆったりとしたテンポの落ち着いた曲調が特徴です。ダンスで興奮した体を落ち着かせるためにダンスフロアの脇で流されたり、レストランやカフェのBGMでも流されたりしています。

続いて、チルの例文や使い方を簡単に解説します。先ほどご紹介したように「チル」だけでなく「チルい」や「チルする」など、派生させて使うことがほとんど！SNSや会話で登場することが多いですが、ぜひ以下で挙げる例文も参考にしてみてください。

• 部屋でお気に入りのお香を焚きながらチルする
• 海辺でお酒を飲みながらチルしよう
• 最近はこのチルい曲がお気に入り
• 今夜映画を見ながらチルしない？
• チル部屋を作ることにハマっている
• 一緒にチル旅に出かけない？

最初にご紹介するチルしたいときにおすすめなことは、好きな音楽やチルい音楽を聴くことです。チルい音楽とは、先ほども少しご紹介したように、落ち着いた曲調でゆったり聴けるソングのこと！ほっと一息つきたいときにはおすすめです。

邦楽でおすすめのチルなアーティストは、Vaundy、Nullbarich、Suchmos、SIRUP、iri、藤井風などが挙げられます。ぜひチェックしてお気に入りの1曲を見つけてみてください。

続いてご紹介するチルしたいときにおすすめなことは、お気に入りのお香を焚くことです。香りは落ち着けるうえに、お香はインテリアとしても使えるので、落ち着いた空間である「チル部屋」も作れます。

持続時間が長いスティックタイプや空気に乗ってしっかり広がるコーンタイプなど、お香も種類が様々！形状だけでなく香りの種類もあわせて、自分好みを見つけてみてください。

続いてご紹介するチルしたいときにおすすめなことは、天気の良い日に公園や家の庭などでピクニックをすることです。何も考えず自然に囲まれてボーっとする時間は、リフレッシュするのにも大切！

新宿御苑や国営昭和記念公園など広い公園で過ごすのも、地元にある穴場の公園で過ごすのも、違った良さがあるのでどちらもおすすめです。ぜひそのときの気分に合わせて、自然の中でチルしてみてください。

最後にご紹介するチルしたいときにおすすめなことは、食事にこだわること！例えばオーガニック食材を使って料理してみたり、寒い日には温かいスープを作ってみたりすると気分も和らぐでしょう。

また、最近では「CHILL OUT」というドリンクも登場しているので、ぜひチルしたいときに一緒に飲んでみてください。

チルとはどういう意味なのか、語源や例文もあわせて詳しくご紹介しました。最近よく効くようになった言葉ですが、ゆったりしたおしゃれな音楽を聴いたりお香を焚いたりしてチルすることで、日常の疲れを緩和してくれます。おすすめのアーティストなどもご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。