逆さマッターホルンを望む絶景ハイキング
スイスアルプス最高地点に位置するホテルに宿泊した翌日もまだまだマッターホルンを満喫していきましょう!ハイキング初心者でも楽しめるおすすめのコースのご紹介していきます。
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まずはゴルナーグラート鉄道の終着駅であるゴルナーグラート駅の始発に乗り込みます。
登山チケットをどこで購入すれば良いのか分からず、色々と探してみましたが見つからず…。
でもご安心ください。
チケットを販売してくれる乗務員さんはゴルナーグラート鉄道を登ってくる始発電車に乗っていて、無事にチケットを購入することができました。
観光客だけでなく、スイスの人たちはみんな本当にハイキングが大好きで、ハイキングの環境が整っています。
黄色い標識がスイスの景色に映えてとても美しいです。
前日ゴルナーグラートのホテルに一泊していたため、そこそこの荷物がありましたがハイキングを予定していたので肩掛けの旅行カバンに一泊分だけ詰めてスニーカーで出かけました。
初心者向けとは言え石がゴロゴロしている山道をゆるやかに降るコースなのでキャリーバッグなどは厳しいと思います。
すぐ目の前に広がるパノラマはまるでダンスを踊るような氷河。
少しずつこれが動いているというのがなかなかイメージできませんが、スイスでは氷河を間近に見ることができます。
圧倒的なパワーでこちらに迫ってくる大自然の美しさに地球のエネルギーを感じます。
そして足元をふと見ると高山植物が可愛らしい花で地面を彩ります。
そして!リッフェルゼーという湖に映るは見事な逆さマッターホルンです。
マッターホルン周辺への滞在が一泊二日しかなかったので完全な賭けでしたが気をつけたことが、午前中のうちにどうしてもさかさマッターホルンを見るということ。
山の天気は変わりやすいので、さっきまで雲一つない晴天であっても、すぐに辺り一面雲で真っ白になることも珍しくありません。
ただ、午前中は比較的安定しているようで雲が出にくいということで賭けてみました。
そしてさかさマッターホルンが映るのは湖の水面です。
風があっても鏡のような美しいマッターホルンは拝むことができません。
運がよければ見ることができる絶景ですが、お天気が悪くてもハイキングですれ違う世界各国の人たちに「グリュエッツィ!(スイス語でこんにちは!)」と笑顔で挨拶をすれば、また笑顔で「グリュエッツィ!」が返ってきます。
日本でも山で知らない人にも挨拶をする習慣、私は大好きです。この大自然を前にして母国や言語が違っても笑顔で言葉を交わせる幸せを噛みしめながら下り道をくだっていきます。
小さな湖があり、こちらも湖に反射する空の吸い込まれる青と高く鋭くそびえるマッターホルンの対比が美しいです。
そして運がよければアルプスに生息するアイベックスというヤギの一種や、マーモットというリス科の生き物たちに出会うことができます。
下り道を約1時間ほどのゆるやかなハイキングコースですが、さまざまなアルプスの景色を楽しむことができて本当におすすめのコースです。
もう一つ下の駅のリッフェルアルプまでハイキングすることもできますが、もう一つ登りたい展望台があったので今回はローテンボーデン駅からリッフェル湖を通り、リッフェルベルク駅までのハイキングを楽しみました。
そしてまたのんびりとゴルナーグラート鉄道に乗って今度は山を降りて行きます。
麓のツェルマットにつきました。
ツェルマットはマッターホルン登山の拠点の村なのでホテルやレストランに困ることはありません。
スイスと言えばチーズやハム!
酪農王国のご馳走を楽しむことができます。
しっかりとキルシュ酒の効いたチーズフォンデュは、量が多く飽きてしまうこともあるので変わり種のトマトチーズフォンデュなんかがおすすめです。
他にも野菜をチーズにつけていただく、ラクレットというメニューもスイスならではの一押しグルメです。
ツェルマットにはマッターホルン博物館もあり雨天時におすすめの見どころです。
もちろんツェルマットから見上げるマッターホルンもまた美しく、まるで絵画のようです。
マッターホルンが人々を惹きつけてやまない魅力を実感できます。
いかがでしたでしょうか?
日本からは少し遠いですが、素晴らしい大自然に包まれる素晴らしい旅行をすることができます。
スイス素晴らしいところでした!
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※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。