堀江貴文氏、渡辺直美への侮辱報道で文春側に怒り 「最低のメディア」

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実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が、18日午後、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。『週刊文春』を発行する文藝春秋社に対し、「最低のメディア」「本当に人間として最低の行為」などと強い怒りをにじませた。

■渡辺直美への侮辱報道で…

事の発端は、きょう発売の同誌に掲載されたスクープだった。報じられたのは、東京五輪の開閉会式に関し、女性芸人・渡辺直美を豚に見立て、侮辱する演出が考案されていたという一件。
式の企画・演出の統括役を務めるクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、演出プランを考え合うグループLINEに、この案を投じていた。
これには、オリンピックと「Pig=豚」をかけたダジャレの意味合いがあったそうだが、LINE上ですぐさま「不適切だ」との意見が委員から寄せられたという。
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■案そのものは痛烈批判

報道には発覚直後から批判が相次ぎ、佐々木氏は謝罪を公表し辞任。堀江氏は動画でこの件への所見を述べ、まずは「冗談でもあってはならないような最低の発言」と佐々木氏を批判する。
続けて、堀江氏は「立場ある人が軽々しく、名誉を毀損するような発言を複数人が見てる場でやるのは良くない」「飲み会の席でも言っちゃいけない。悪ふざけでも、陰口としても最低」と一刀両断。しかし、その後は「いろんな問題がある」とし、スクープした文春側を糾弾し始めた。

■LINEがリークされたことに対し…

堀江氏は同誌の定番である不倫スクープも引き合いに、「こういう、プライベートな文章をリークするほうもするほう」「刑事事件に発展するような問題なら仕方ないけども、不倫のような違法性のないことを外に持ち出すのは、倫理的にも良くない」と指摘。
さらに、「それを報道する側も、部数やページビューを狙って、完全に営利目的でやってるわけですよ。そういうものを許していいのかという問題もあります」と、文春の姿勢に苦言を呈した。
その後も、「一部で文春を英雄視する発言も散見されますけど、私は最低の行為だと思います」「金のために人のプライバシーを暴いていいのかと。私信のLINEを掲載してもいいのかと」「そんなものに公共性は1ミリもないと思います」など、痛烈な意見が続いていく。

■「キミらは最低」と社員ごと批判

口調こそ落ち着いているものの、堀江氏はどんどんヒートアップ。「週刊文春は反省するように」「二度とこういったものを記事にするな! と言いたい」「こういった行為をお金のためにやってるのは、本当に人間として最低の行為」と、強い言葉が相次ぐ。
ついには、「文藝春秋社に勤める全ての社員は、自分たちの会社がそのような最低の行為を行なっていることを反省してください」「こういった最低のメディアを未だに存続させていることについて、私は非常に残念に思います」と、会社・社員ごと批判。
ラストも、「人として最低の行為をやっている週刊文春および文藝春秋社の社員諸君、キミらは最低だ!」と、厳しいコメントで締めている。
(文/しらべぇ編集部)

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