延暦寺根本中堂
大津/その他
比叡山延暦寺。延暦4年(785)、伝教大師最澄は比叡山に入り小さな草庵を結びました。その三年後には一乗止観院を創建し、ここを鎮護国家の根本道場と定めました。これが今日の根本中堂です。比叡山は日本仏教の母山とも称され、法然上人、親鸞聖人、良忍上人、一遍上人、真盛上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮聖人など日本仏教の各宗の祖師がここで学び、あるいはここで出家得度しています。根本中堂は2016年より約10年間の大改修中です。根本中堂中庭に修学ステージが完成していました。根本中堂の屋根の高さまで登ってご覧頂くことができます。
今回伺ったときは、アップしている写真でもわかるように、平成28年からの大改修時期に重なり、残念ながら外観を眺める事が出来ませんでした。ただ、中には入る事は出来ましたし、和尚さんの延暦寺の歴史などの解説もありました。また、高い屋根の位置から生で修繕作業を見る事も出来たので、とても貴重な体験でした。