源光庵
衣笠・紫野/その他
【源光庵】源光庵本堂には「悟りの窓」と名付けられた丸窓。「迷いの窓」という名の角窓。があります。見れて嬉しいっ。新緑も素敵。悟りの窓の円型は「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現。迷いの窓の角型は「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表しているそうです。本堂の⾎天井は、伏⾒桃⼭城の遺構。1600年徳川家康の忠⾂・⿃居彦右衛⾨元忠⼀党1800⼈が⽯⽥三成の軍勢と交戦し討死、残る380余⼈が⾃刃したときの恨跡と言う事です。本堂の屋根一面に広がる血天井。手がたや足がたもはっきりとわかるものもあり、当時を物語っているようでした。
お盆の頃に拝観させていただき、なんとも言えない良い香りのお香の中で縁側に腰掛けながらセミの声がきけてお寺での夏を感じることができました。悟りの窓、迷いの窓、血天井も有名ですがこのお寺に流れるゆったりと流れる時間を味わって欲しいです。本当はあまり人に教えたくないのです。もう10年ほど前ですがタクシーの運転手さんにここに行きたいと言ったらマニアックだと驚かれた記憶があります。夫婦や恋人と行くといいですよ。血天井や悟りの窓、迷いの窓が有名な曹洞宗の寺院です。境内はどこも清々しく自然と背筋が伸びる様な、凛とした雰囲気に包まれています。4月にお邪魔しましたが悟りの窓から見える新緑がとてもキレイでした。千本通を北へとずっと上って行った突き当たりの鷹峯にある寺です。本堂には悟りの窓と呼ばれる円い窓があります。ここから見る庭は円く切り取られていて何かを感じさせてくれるものがあります。また、天井には伏見城が落城した際の血が染みこんだ板が使われていて、血天井として有名です。紅葉の時期は混むので、他の時期もおすすめです。
光悦寺
衣笠・紫野/その他
【光悦寺】本阿弥光悦が徳川家康から与えられたこの地に草庵を結び、法華題目堂を建てたのがはじまりだそうです。境内には、大虚庵など7つの茶室があり、茶室大虚庵を囲む竹垣は「光悦垣」と呼ばれる。庭園内から近くに鷹ヶ峰・鷲ヶ峰が、遠くには東山三十六峰の山並みが今日はお天気にめぐまれ見渡せました。清水寺も見えると、御朱印を書いていただいている時にお聞きしました。次回、探してみようと思います。
【京都・光悦寺】・「京都を巡る会」の6月ツアーで歴訪予定地の1つ、「光悦寺」は、京都市北区鷹峯光悦町にある日蓮宗の寺院で、お寺としての建立は、1656年と言われ、鷹峰三山に囲まれた景勝豊かな山間の地にあります。・こちらは、江戸時代の芸術家でもあった「本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)」が、徳川家康公より、この土地を与えられて、様々な美術・工芸を推進する場所として発展させだそうです。・光悦が亡くなった後、光悦の御屋敷が、光悦寺となり、今日まで現存しており、季節に合わせて、多くの観光客の方々の歴訪で賑わいを見せております。・この時期から夏にかけては、さまざまな新緑の木々や青紅葉も楽しめます。・近隣には、「源光庵」や「常照寺」といった有名なお寺が、十分歩いていける距離にありますので、合わせて訪問される事をお勧めします。・光悦寺は、境内全体が回遊式の庭園のような造りになっており、入口手前にある鐘楼は、珍しく茅葺の屋根になっており、一層趣のある風情が見受けられます。・更に、このお寺は京都市により、『歴史的風土特別保存地区』に選ばれており、手付かずの自然と景観が残っている場所です。・7つの茶室の1つで、「三巴亭(さんばてい)」があり、「三巴」という言葉には「過去・現在・未来」の意味があると言われており、光悦の像もここに安置されています。・本阿弥光悦が、晩年過ごしたとされる草庵「大虚庵(だいきょあん)」もあります。・他には、光悦寺の茶室を取り囲んでいる垣根は、『光悦垣』と呼ばれ、巧みに竹を菱形に組んで作られた垣根は、このお寺の発祥とも言われていますので、是非ご覧願います。・その他にも、「了寂軒(りょうじゃくけん)」、「徳友庵(とくゆうあん)」「本阿弥庵(ほんあみあん)」、「妙秀庵(みょうしゅうあん)」など素晴らしい茶室がありますので、ゆっくり歩いて、ご観覧ください。・御朱印も頂くことが可能です。[お寺情報&アクセス]☀︎住所:京都市北区鷹峯光悦町29☀︎電話:075-491-1399☀︎拝観時間:8:00~17:00(紅葉時季8:30~17:00)※11月10日~13日は拝観不可☀︎拝観料:400円(紅葉時季500円)☀︎京都駅から、市バス6系統に乗車し、鷹峯源光庵前バス停🚏で下車、徒歩3分です🚶