下北沢の閑静な住宅街の一角に店を構える「打心蕎庵(だしんそあん)」さん。1608年に建立された「森巖寺(しんがんじ)」も目の前にあり、その付近は本当に趣きがあって下北沢にいる事すら忘れさせてくれる凛とした空気感が漂っています。本日は休日のディナー利用で、当日の電話で何とか予約がとれ、お伺いする事ができました。鶯色の暖簾をくぐると、そこには風情ある日本庭園がまずお目見えします。周りにある木々たちは綺麗にライトアップされ、なんだかデートスポットにでも来たのかと錯覚してしまう位に素敵な庭園。食べる前から安らぎを与えてくれました。店内は二階建てで、一階は天井高もある広めの造りのテーブル席。二階はお座敷となっています。席数はおよそ50席程あります。割と席数は多いが、やはりそこは人気店。事前予約は必須かと思いますよ。[本日のオーダー]※価格は全て税込表記▪️柿と洋梨の白和え¥950-▪️板わさ¥1,000-▷▷▷ハモで作っている板わさ。そのすり身感は「つみれ」っぽいニュアンスの食感。普通のツルツルとした食感ではない板わさは、シンプルながらも手の込んだ丁寧な仕事が垣間見れる美味さ。▪️きのこと根菜の天ぷら¥1,500-▷▷▷(4種盛り合わせ)安納芋、椎茸、舞茸、蓮根。薄衣でサックサク。特に安納芋は絶妙な揚げ加減によって甘味がよ〜く引き出されついてオススメ!▪️大和芋の揚げ出し¥1,100-▪️生粉(きこ)打ち大盛¥1,600-▷▷▷埼玉の三好産そば粉を使用。丁度この時期ラッキーな事に、秋の新蕎麦の時期でとっても香りがのっている10割蕎麦を食べれました!最初はそのまま、次は塩をつけて、その後は麺つゆと白髪ネギと共に召し上がれ!▪️そばがき¥1,300-▪️そば餅を鶯きな粉と黒蜜で¥750-でもこちらのお店にきたならば、種類豊富な蕎麦前に合わせるべきは絶対的に日本酒かなと!モリモリ食べ過ぎて、お蕎麦屋さんらしからぬ金額感とはなってしまいましたが、それをも上回る感動がこちらにはあります。