旧南会津郡役所
会津高原・会津田島/その他
当施設には、江戸末期の年貢米の多さ(56%)に耐えきれず、百姓たちが幕府に直訴し、6名が斬首さた悲しい歴史が展示されています。資料の多さに驚かされます。当地にこのような施設があることに驚きました。必見の施設だと思いました。
旧南会津郡役所は、郡内町村民の協力を得て明治18年(1885年)8月に落成した。明治18年前後は、県内においては初期の外観だけの擬洋風建築から前進して、地方棟梁による本格的な洋風木造が活発になった時期で、この建物はこのころあいついで新改築された県内十余か所の同庁舎のうちでは、北会津郡役所に次いで規模が大きく、かつ保存もよい。なお、郡役所行政資料の中に、建築関係一冊が保存され、その経過を証明する資料が整っている点では数少ない例である。また、本建物はもと田島合同庁舎の敷地内にあったもので、昭和46年現在地に引家され、原形どおりに復原された。建物は明治18年、南会津郡役所として新築、洋風2階建昭和45年福島県田島合同庁舎建設に伴い移築復原昭和46年4月、福島県指定重要文化財だそうです。ガラス越しに外をみると景色が歪む窓ガラスやステンドグラスがタイムスリップした感じで、当時の時代を伝えてくれます。寄り道してよかったです。