原爆ドーム
大手町・広島市役所前/その他
戦争ほど悲惨なものはない!観光名所としていい場所です。公園は広くて入場無料。戦争を知らない世代も歴史を知るきっかけになる場所ですね。75年前、このドームの600m上空で対人類としては初めての原子爆弾がさく裂しました。この周囲1㎞程度は建物が全壊、人々もほぼ即死という惨事、さらにその後の火災と黒い雨、飢える人々、占領する米軍、すべてを見てきたドームです。周りの木々では蝉が鳴いている真夏日でしたが、このドームを見ていると、その鳴き声がかえってなんともいえない哀愁を誘う、また、どこか厳かな感覚になるのは日本人なら分かるのではないでしょうか。広島に来たなら必ず訪れたい場所です。昼間もいいですが、夜も違った一面があります。荘厳で、歴史の重みを感じさせられます。
1915年チェコの建築家ヤン・レツル氏設計により広島県物産陳列館として完工し市民に親しまれていた建物。1945年8月6日原爆により何気ない日常全てが一瞬で奪われました。教科書やメディアでは見ていましたが初めて訪れ78年経った現在でも被曝当時そのままの悲惨な姿に衝撃を受けました。原爆で亡くなった多くの人々に黙祷をささげ、人類が二度と同じ苦しみを繰り返さないよう平和を祈るばかりです。