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法多山尊永寺
「法多山 尊永寺」は油山寺、可睡齋とともに遠州三山のひとつに数えられています。古来から「厄除けの法多山」として知られ、聖武天皇の勅命を受けた行基上人により奈良時代の725年に開創された、高野山真言宗の別格本山です。平安時代の白河天皇と後白河天皇や、今川、豊臣、徳川等武将の信仰を得て発展をしてきました。仁王門および所蔵する金銅五種鈴は国の重要文化財に指定されています。近年では昭和58年(1983年)に立派な大本堂が落慶しました。その昔「法多山」は修験の山として62を数える坊を擁していたとされます。豊臣秀吉が法多山に与えた寺領安堵状には四坊八院(通称十二坊)が記されていますが、明治9年にはその一坊であった「正法院」のみが「尊永寺」として残されました。行基が刻んだとされる厄除開運に霊験あらたかなご本尊「正観世音菩薩」は、浜松市にある祝田山 善明寺の観世音菩薩の妹であることは有名な話です。もっとも三ヶ日町にある摩訶耶寺のHPによると、摩訶耶寺の観世音菩薩が「三姉妹の長女」とされており、その場合には尊永寺の観世音菩薩は三女ということになります。桜の名所としても知られており、境内で江戸時代から法多山名物として知られる「厄除けだんご」は、古今を通じて人気を保っています。#タカちゃんの日常
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