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通勤途中の新発見、珍発見6️⃣
先日、通り掛かった 武信稲荷神社の東南の石碑です。
まず、一つは、元治元年の禁門の変で長州藩・長州人は撤退する時に京都の町に火を放ち、この火災（どんどん焼け）は京都中に広く延焼し、六角獄舎にも火が及びそうになり、囚人が脱走して治安を乱すことを恐れた京都町奉行滝川具挙（たきがわともあき）は、囚人の処刑を決断し、勤王の志士 平野国臣ら30名以上の囚人とともに斬首された場所だそうです。

で、この六角獄舎は、正式には「三条新地牢屋敷」と言ったそうですが、明治時代には山科に移転して京都刑務所となったみたいです。
この場所で、京都の医師、山脇東洋が、日本で初めての「腑分け（人体解剖）」を行ったことから、日本近代医学発祥とのことですが、処刑された方が解剖の対象であり、近代医学の発祥、発展に貢献されたとは、複雑な思いです。