カチガラスさんが投稿した口コミ
2026/7/9 (木)
2026/4/25 撮影 : エイサー
於 : 沖縄本島 復路 糸満市
海を一つ隔てるだけで、本土(内地)とは異なる独自の文化が鮮やかに咲き誇る沖縄。
私が初めてこの地を訪れたのは学生時代、当時はまだ「沖縄を返せ」というシュプレヒコールが響いていた。
先般、糸満で心打たれる光景に出会った。親たちが見守る中、子どもたちがエイサーの練習に励んでいたのだ。
「ダイナミック琉球」の力強いメロディに乗せて踊る姿は実に躍動的で、圧倒されるほどの迫力がある。
足を高く振り上げ、体を捻り、太鼓を掲げて打ち鳴らす。そして「イーヤーサーサー」の掛け声が響き渡る。
ビデオに収めたその姿を見返すたびに、私は今も童らの踊りから元気をもらっている。
童らよ、大きく羽ばたけ――。
沖縄は出生率が高いことで知られているが、その背景には、こうした伝統文化が地域社会の中で大切に引き継がれている環境があるのではないだろうか。
現代の子育て議論は施設や費用面ばかりに終始しがちだが、大切なのはそれだけではないはずだ。
人と人、地域と子どもが繋がり、共に見守り合う沖縄の姿に、私たちは今こそ学ぶべきではないだろうか。
沖縄には、一度魅了されると何度も訪れたくなる「沖縄病」という言葉がある。
独特の文化やエメラルドグリーンに輝く大海原に心を奪われ、何度もこの地へ引き寄せられる人々。
振り返れば、私もその心地よい病に罹(かか)った一人なのだと、旅を終えしみじみと感じている。
ーーー 琉球諸島探鳥記 沖縄編 完 ーーー










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