カチガラスさんが投稿した口コミ
2026年5月11日(月)
於:2026年5月10日 ブロンズトキ(鎌嘴朱鷺) ペリカン目 トキ科
ブロンズトキの飛来情報を知ったのは、石垣島にいたときだった。
以来、ずっと気が気ではなかった。「どうせ一週間程度で抜けてしまうだろう」と思いつつも、焦る気持ちは募るばかり。
佐賀に飛来したこの珍鳥(迷鳥)は、実に5年ぶりの再来ではなかったか。
鳥友たちが驚嘆し、次々と寄せる賛辞の言葉に、居ても立ってもいられない胸の痛みを覚えた。
私は、もう少し滞在する予定だった奄美大島でのスケジュールを切り上げ、フェリーへと乗り込んだ。
船が新鹿児島港に着港すると、迷うことなくカーナビの目的地をブロンズトキの飛来地にセットした。
距離にして350km、到着予定時刻は午後13:00。九州自動車道から長崎自動車道を乗り継ぎ、車を走らせた。
現地に到着すると、他県ナンバーの車が3台、情報をもとに走り回っている。
しかし、いくら探しても姿は見つからない。諦めかけて帰路につこうとした、その時だった。
鳥友から聞いていたポイントとは、ちょうど真反対にある水田。そこに、3羽のブロンズトキが採餌していた。
ダメもとで走ってきたが「来て本当に良かった――。」
曇り空の下であれば、ただの真っ黒な鳥に見えたかもしれない。しかし、降り注ぐ陽射しを浴びたブロンズトキの体色は、その構造色によって美しく光り輝いていた。










いいね 14 件・コメント 8 件
19日前・47 views
