満腹次郎0843さんが投稿した口コミ

［最寄駅］
分倍河原駅→徒歩3分程度

住宅街の一角にひっそりと佇む「手打ち 陰日向」。週末12:30着で前に20名待ち、待機中も列は伸び続け、入店まで約1時間15分。
なかなかの覚悟が求められるが、その間に期待値も自然と熟成されていく。
この冬の時期、絶対に待つ事必至なので暖かい格好していくの推奨。
店内は必要最低限、オペレーションも潔い。
券売機はなく、食後にセルフで下膳し、その場で会計。
店主はワンオペで案内・調理・会計までを一手に引き受けるストロングスタイル。
無駄がなく、どこか凛とした空気感がある。

［本日のオーダー］※価格は全て税込表記
◉チャーシューメン　　¥1,350-
▶︎▶︎▶︎着丼してまず思う。
なんだこの太麺は！
想像していた「手打ち」を軽々と超えてくる、うどん寄り一歩手前レベルの極太麺。その存在感に一瞬ひるむが、ひと口いくと納得。もちもちを通り越して“むっちり”、噛むほどに小麦の甘みが広がり、これは完全に主役級。麺を食べるための一杯と言ってもいい。

スープは生姜がビシッと効いた、パンチありまくりの醤油スープ。見た目どおり力強いが、雑さは一切なく、醤油のキレと生姜の辛味が前に出つつ、後味は意外とすっと引く。この太麺を真正面から受け止めるには、これくらいの覚悟が必要なのだろう。

チャーシューは香ばしさと脂の甘みが共存し、ワイルドな麺とスープの間をうまくまとめる名脇役。
派手さより説得力。行列の理由は、この一杯を前にすれば多くを語る必要がない。
ご馳走様でした！

ぷはぁ〜。
#aumoグルメ