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茂林寺

群馬県は館林市に有る
「ぶんぶく茶釜の茂林寺」

🔴 民間伝承をもとにしたお伽ばなし「ぶんぶく茶釜(分福茶釜)」。今日では、いろいろなストーリーが描かれていますが、基本は「貧しい男が罠にかかったタヌキを助けてあげたところ、そのタヌキがお礼にと『自分が茶釜に化けるからそれを売ってお金にしてほしい』と申し出る。男は、その茶釜を寺の和尚さんに売ってお金を手に入れる。ところが、寺でお湯をわかそうと茶釜は火にかけられ、熱さに我慢できなくなったタヌキは半分もとの姿にもどって男のもとに逃げ帰った。そして、その姿のまま、今度は男に見世物小屋を作らせ、自分は綱渡りなどを披露する。見せ物は評判になり、男は裕福になる」というものです。

この昔ばなしのモデルになったお寺が、群馬県館林市にあるお寺、茂林寺です。茂林寺は、1426(応永33)年)、大林正通(大和尚)によって開山された曹洞宗の寺院です。

茂林寺の言い伝えでは、正通が、諸国行脚の途中で上野国に立ち寄り、伊香保山麓で守鶴という老僧に出会います。この守鶴が、お湯をいくら汲んでも尽きることのない茶釜を持ってきて、福を分け与える「紫金銅分福茶釜」と名付けました。守鶴はその後160年にも渡って寺の住職に仕えますが、ある時、熟睡しているうちにタヌキの正体を現し、去っていったというものです。この寺伝を、明治・大正期の作家、巌谷小波がお伽ばなし「文福茶釜」として出版し、茶釜から顔や手足を出して綱渡りするタヌキの姿が広く世に知られるようになったということです。

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