満腹次郎0843さんが投稿した口コミ

チニャーレエノテカ(Cignale ENOTECA )

[最寄駅]
神泉駅→徒歩8分程度

静かな住宅街の一角、扉を開けるとすでにそこはイタリア。
肩肘張らず、それでいて芯のある洗練された空間に迎えられ、“食”の時間が始まります。
落ち着いたトーンの店内は、シンプルながら上質。スタッフの距離感も程よく、気配りが自然体。押しつけがましさのないサーブは、このクラスのレストランにおいて大切な美徳。
ワインペアリングも知識と遊び心を感じさせ、料理の世界観をより深く体験できる構成になっていたのも好印象。

[本日のオーダー]※価格は全て税込表記
〈シェフのおすすめコース〉  ¥30,000-
◉屈み、タラの芽、蕗のとう、ブラータチーズ
◉(刺身)本鮪、平目、鱒子
◉ホワイトアスパラ カルボナーラ
◉伊勢海老、鱈のブイヤベース
◉山形黒毛和牛ヒレ
◉ヤリイカ、ラザニエッティ
◉(Extra)チーズ盛り合わせ
◉クレームブリュレ
▶︎▶︎▶︎ひと皿ごとに“語りすぎない物語”が込められた、そんなコース。
山菜、魚介、アスパラ、伊勢海老、黒毛和牛、ヤリイカ…と、日本の旬を軸にしながらも、技法や構成はしっかりとイタリアン。
どこか日本料理的な“引き算”を感じさせつつ、ひと口ごとに広がる奥行きは、まさにシェフの感性の集大成。
特に印象的だったのは、流れのリズム。
軽やかな立ち上がりから、徐々に旨味と香りの層を重ね、後半に向かって重厚な展開へとシフトしていく構成は、まるで一編の音楽のようでした。

伊勢海老と鱈のブイヤベースでは、食材の主張とスープの深みが完璧に同居し、山形牛の火入れと静かな余韻も秀逸。
チーズとデザートで締める頃には、時間も空間も“整っている”感覚。
料理それぞれの完成度はもちろん、コース全体でひとつの世界観が確立されていることに感動を覚えました。

「特別な日にも、なんでもない日にも訪れたくなる一軒」。
ひと皿ごとに物語があり、食後には優雅な余韻が残る。
“贅沢な食体験”の定義を静かに更新してくれる、そんなお店です。

個人的には、コースの流れとテンポ感、サービスの“温度”が非常に心地よく、評価は4.0。再訪時のさらなる発見に期待して、★ひとつ温存しています。

ご馳走様でした!

ぷはぁ〜。
#aumoグルメ

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10ヶ月前・13 views

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