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津山まなびの鉄道館

津山まなびの鉄道館をちょっとのぞいてみた。

1936年津山駅に造られた旧津山扇形機関車庫の機関車収容線数17は、梅小路機関車庫に次ぐ現存二番目の規模。躯体は鉄筋コンクリート・フラットスラブ構造で、低棟には技工長室、道具置き場、中棟には第5から第17の機関車収容線が敷かれ、高棟は第1から第4、屋根高は低棟6,700mm、高棟8,450mm、中棟7,303mmで、第5線と第6線、第11線と第12線の間にはエキスパンションジョイントがあります。ジョイント部分で中棟は高棟に、高棟は低棟に乗りかかるように設計されています。エキスパンの役割は温度によるコンクリートの伸縮や地震による揺れの違いを吸収し、巨大コンクリート建造物を崩壊から防ぐことらしい。背面が広いガラス窓で覆っているのは、黒い蒸気機関車と煤煙によって暗くなりがちな庫内に自然光を取り入れるためのものだそう。それが扇形機関車庫の特徴です。真ん中の転車台も特徴的なカッコいい作りですね。

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