カチガラスさんが投稿した口コミ
2024/10/26 (土)
ノゴマ (野駒) スズメ目 ヒタキ科 冬鳥/旅鳥
於 : 2024/10/25 福岡県 某公園
北海道の夏のカリオペー「ノゴマ」
「ノゴマ」のオスは喉のルビーが鮮やかで美しい。
英名では Ruby Throat(ルビー・スロウト = ルビー色の喉)と呼ばれ、「日の丸」という異名もあるそうです。
古典ギリシア語で「美声」を意味する「calliope(カリオペー)」は、ギリシア神話に登場する弁舌の女神の名でもあります。
喉に輝くルビーを戴いた美声のノゴマは、子育てを終えた秋、北海道から越冬のため東南アジア方面に向けて旅を続けます。
ノゴマに出会えるのは、主に夏の北海道です。
北海道の低地から高山のハイマツ帯まで広く生息し、営巣、繁殖するのです。
九州で出会える機会は繁殖の為にやって来る春、そして子育てを終えた秋、いずれも一週間に満たない僅かな滞在期間が出会える機会となります。
九州で出会える機会はたったのそれだけなのです。
ノゴマが旅鳥として移動する春と秋は、その道すがら日本の各地でもノゴマに出会えるチャンスがあります。
旅の途中なので彼らは長逗留をしませんから、姿が見られたらそれはラッキーと言えます。
ノゴマ(野駒)という名は「野のコマドリ」に由来しています。
コマドリはウグイス、オオルリとともに「日本三鳴鳥」として有名ですが、ノゴマの囀りも大変に美しいのです。
北海道で良く見られるノゴマが福岡県の某公園で見ることが叶った。サロベツ原野のフルート奏者のシマアオジも鹿児島県の甑島で会った。
お陰様で、2024.10.25 現在、既撮影種 21目 63科 273種になった。
目標まで、残り 27種。
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