カチガラスさんが投稿した口コミ
2024/8/25 (日)
コウモリ哺乳類翼手目(ほにゅうるい よくしゅもく) コウモリ目
於 : 2024/4/23 福岡市 某公園
春の渡り、ノゴマにコルリの撮影に四、五日は通っただろうか?
いずれの鳥にも愛想を尽かされ、何やら不可思議な飛び方をする陰影を追ってみた。
それは、コウモリであった。
コウモリには、「鳥なき里のコウモリ」という”諺”がある。
鳥がいないところでは、ただ飛べるというだけでコウモリが偉そうにする、あるいは偉そうに見えることから、ある分野に関して、本当に優れた人がいないところでは、ちょっとした知識があるだけで、その道の達人とするのたとえ。
まがい物でも本家がいなければデカい顔ができる、という意味である。
つまり、この”諺”は「飛ぶのはやっぱり鳥、コウモリなんて大したことない」という前提でストリーが組み立てられてはいないのか。
いやはや、なんたって、コウモリの撮影は鳥どころの騒ぎではなかった。
気流に乗り帆翔(はんしょう)によって、数万キロメートルも移動する鳥の飛翔・航続能力には及ばないとしても、コウモリのアクロバティックな飛行能力という点ではケチのつけようがない。
超音波で飛び交うコウモリは、反転・旋回・スピード共々に鳥を超えていた。
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