京都を巡る会・「武」さんが投稿した口コミ

【京都・広沢不動尊(遍照寺)】🔴
★位置情報は、JR「嵯峨嵐山駅」

・こちらの寺院は、989年平安時代中期に宇多天皇の孫、寛朝僧正が広沢池畔の山荘を改めて寺院にしたのが始まりです。

・京都の「嵯峨富士」と云われる秀麗な遍照寺山を映し出す広沢池には、金色の観世音菩薩を祀る観音島があり、池畔に多宝塔、釣殿等、壮大な伽藍を有する寺院でありましたが、寛朝僧正没後により徐々に衰微し、鎌倉時代、後宇多天皇により復興されたが後、京都の大争乱「応仁の乱」(1467年)で、ついに廃墟となりました。

・この戦乱の中で、奇跡的に難を逃れた「赤不動明王像」と「十一面観音像」は、いずれも創建当時の作で定朝の父、康尚の作と云われ、現在国指定の重要文化財となっております。
 ※実物は、撮影不可なので、掲載画像は、入り口立て看板とパンフレットより抜粋。

・こちらの「赤不動明王」は、《広沢の赤不動さん》と地元の人に親しまれ、交通安全や厄除けの御祈祷に来られる方々も多いです。

・また、毎月28日午前10時より不動護摩が焚かれ、僧侶による法話が有り、写経(奉納料1000円)も出来きます。😊

・木造十一面観音立像については、仏師康尚(定朝の師)の初期の作と思われ、元広沢池中観音島の本尊であり、王朝時代を代表する仏像です。

・檜の一木造りであり、大正6年、不動明王坐像(重文文化財指定)と共に国宝に指定されております。

・哲学者である梅原猛先生が絶賛された仏様です。

・京都市内にも(赤、青、黄不動明王)を祀る寺院がいくつか有ります。

・どの不動明王も間近で観ると圧巻かつ迫力満点で凛とした雰囲気が自然と窺えるます。

・季節毎の花💐(藤、コスモス)もまた格別です。

・京都五山送り火の嵐山鳥居本では精霊流しが行われます。(8/16)

[寺院情報&アクセス]
☀︎住所:京都市右京区嵯峨広沢西裏町14
☀︎電話:075-861-0413
☀︎拝観時間:10:00~16:00
☀︎拝観休止日:毎月28日の10:00~12:00

☀︎JR「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約15分🚶‍♀️
☀︎阪急電車「嵐山駅」下車、タクシーで約10分🚕
☀︎市バス「広沢御所ノ内町」下車、徒歩約4分🚶
☀︎市バス「山越」下車、西南へ徒歩12分🚶‍♂️

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#寺社巡り

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3ヶ月前・15 views

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