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海外の田舎とはどんなものなのか。 ここではアメリカ・ネブラスカ州の小さな田舎町、ノースプラットをご紹介します。ここは私が以前ホームステイをした際に生活していた地域で、古風で美しい街並みが印象的でした。カーズに登場するラジエータースプリングスという街に近いとなれば想像できる方がいらっしゃるかもしれません。 アクセスは悪く、ノースプラットの空港へはユナイテッド航空を利用してデンバー国際空港から乗り換えるという経路しかありません。更に、ホストファミリーが言うには町にあるタクシーはたったの1台。バスはありません。田舎が車社会というのはアメリカでも例外ではないようでした。 しかしホストファミリーの住居からは徒歩圏内に大型スーパー、レストラン、映画館、ボーリング場、ゲームセンターなどが一通り揃っており、生活に不便は一切感じませんでした。 日本との違いを挙げると、車の右側走行、左ハンドル、道幅や車や料理のサイズなどなど。アメリカ人の肥満率は世界一と言われますが、これも間違いではなさそう。 道路を見渡すとビッグサイズの自動車が多いのが特徴的。ランドクルーザー級の車も珍しくありません。アメリカ、特に田舎町は道路幅に余裕があるために居住性の高い大型車を選ぶユーザーが多いのが主な理由。メーカーは半分ほどが日本車で、トヨタ、日産、ホンダの3社が売れ筋。シボレーやフォード等のアメ車はもちろん、ヒュンダイや起亜など日本では見かけない車もよく見かけることができます。 日本食レストランは見た限りありませんでしたが、中国人経営の中華バイキングには日本食コーナーがあり、いかにも"欧米のSushi"といった見た目の派手な寿司が並んでいました。スーパーには日本メーカーの家電やアニメのDVD、ヤクルトがあり、日本製品を手に入れるのは難しくない模様。 国土が広い分、平地が果てしなく続いている光景には新鮮さを感じます。また、朝の7時でも外は真っ暗で夜の8時前まで外が明るいなど、あらためて海外にいるという実感が湧くことが多く、毎日新しい気づきが生まれていました。これといった観光地はありませんが、平穏な暮らしを体験するという観点ではこういった田舎町も趣があって良いと感じました。 #アメリカ #海外 #海外旅行 #ネブラスカ #旅行