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北野白梅町駅

【京都・地蔵院(椿寺)】
★北野白梅町駅を位置情報にしております。😊
・地蔵院は、京都市北区大将軍川端町にある浄土宗の寺院で、山号は昆陽山、本尊は五却思惟阿弥陀如来とされ、境内にある「散り椿」で知られ、通称「椿寺」の名で親しまれている寺院です。

・正式名称は、「昆陽山地蔵院」と呼ばれ、平安時代に現在地の北部にある衣笠山の麓に移され、室町幕府3代目将軍足利義満によって再建された後、豊臣秀吉によって現在地へ移されました。

・神亀3年(726年)に行基が建立し、天正年間の頃に現在地に定まり、本堂前にある椿は色とりどりの花びらが散ることから、『五色八重散椿』と呼ばれ、豊臣秀吉公が献木したと伝えられております。

・文豪で名高い、正岡子規が「椿寺の椿の花は散りてこそ」と詠んでおり、速水御舟がこの椿をテーマに屏風絵「名樹散椿」を描いている事でも有名です。

・現在の木は、樹齢約120年とも言われ、例年だいたい3月末から4月始めが見頃となり、同時に桜とともにその風情を楽しむ事ができます。😊

・また、境内墓地には赤穂浪士の打ち入りを陰で支えたとされる「天野屋利兵衛」の墓があり、この地は「洛陽三十三所観音霊場の第三十番札所」として名高い寺院とされております。

・天野屋利兵衛と言う人物は、江戸時代の元禄年間に活躍した大阪(浪花)の商人で、赤穂義士を支援した義に厚い人物でしたが、町奉行に捕らわれ、拷問されても決して口を割らなかったため、赤穂浪士は計画通りに討ち入りが決行できたという影の功労者(今で言う英雄ですねー)で、晩年はこの寺に隠棲し、義士の冥福を祈ったと伝えられております。

・この地蔵院から徒歩で🚶10分ほどの地には、春の頃には、梅の花で有名な「北野天満宮」や多種多様な桜の花が見られる「平野神社」などお花が楽しめる神社があり、番外編では、徒歩5分ほど歩いていくと「妖怪ストリート(通称:妖怪通り)」と呼ばれる大将軍商店街のほか、地名の由来となった「大将軍神社」などの人気観光スポットがありますので、ゆっくりこの界隈を歴訪し、楽しむことができます。

[アクセス]
☀︎市バス🚌「北野白梅町」下車、徒歩3分🚶‍♀️
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2ヶ月前・12 views

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