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 2024/6/27 (木)
 クマタカ (熊鷹) タカ目 タカ科 クマタカ属 留鳥
 於 : 2024/6/25 福岡・大分県 某地

 営巣期のクマタカ、餌となるアオダイショウ(蛇)と巣材を運ぶ。
 10分近く、上空をゆっくり帆翔(はんしょう)しながら旋回してくれた。

 クマタカが運ぶ ※長いモノと草木は、※長いモノはアオダイショウ(蛇)で、雛若しくは抱卵中の相方への餌であろう。
 草木は営巣地の消毒に新鮮な巣材を使用すると言われている。クマタカは衛生管理にも余念がない。
 餌と衛生用品を同時に運んでいるので、雛が孵化しているのかも知れない。
 孵化日の起算日を 2024/6/25として、巣立ちは 2024/9月上旬から中旬頃になる。

 クマタカとイヌワシの比較
 イヌワシが約 80~90cm、 翼開長は 200cm前後、クマタカはイヌワシより少し小さく、全長が約 70~80cm、翼開長が 160cm前後になる。
 クマタカの翼開長 160cm前後から考察すると、蛇の種類は?
 一、アオダイショウ 全長 110cm〜192cm 樹上傾向の強い蛇で、5〜6月期の野鳥の繁殖期は卵を襲う。
 二、ヤマカガシ 全長 40cm〜60cm カエルを主食とする。平地から山地にかけて広く生息し水田付近に多い。ヤマカガシはマムシ以上の毒蛇である。
 故に、クマタカの翼開長 150cmに匹敵する蛇は、青大将(アオダイショウ)になる。ヤマカガシは子育てに生息環境を同じくするサシバの餌となりえる。

 10 枚目 営巣放棄を避けるために
 カメラ設置ヶ所とクマタカとの距離 : 正面右手の高い方の山の裏側からクマタカが出てくる。
 営巣地は山の裏側に在って、こちらからは見えない。これだけ離れていれば子育ての邪魔にはならないだろう。
 500~600メートル先のクマタカを 600mm単焦点望遠レンズ + 2xエクステンダー (1,200mm相当)とEOS-R3による 30コマ/secで撮る。
 画質を優先して、クロップ撮影は控えた。
 上昇気流で帆翔するクマタカは、光量補正 +2で何とか撮れた。

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