カチガラスさんが投稿した口コミ

 2024/6/25 (火)
 ホオジロハクセキレイ (頬白白鶺鴒) スズメ目 セキレイ科 夏鳥
 於 : 2024/3/27 鹿児島県 薩摩半島 笠沙地区

 アレは、こうだ! ソレは、あぁだ! と。
 一時が万事、固定観念に塩漬けされた脳味噌を金槌でぶっ飛ばされた!!
 過眼線の無い、顔が真っ白いホオジロハクセキレイに出会った時の驚きは隠せない。
 この過眼線の無い顔が真っ白いホオジロハクセキレイではあるのだが、背中の黒味が灰色になると、シベリアハクセキレイへと名を変える。
 春の渡りの最盛期、南西諸島を飛石づたいに夏鳥が渡来する日本列島の玄関口に当たる薩摩半島に甑島。
 次から次へと、渡って来ては抜け出し更に北の大地を目指して飛んでいく。
 その速さに驚嘆しながら撮り損ねた種の多さに臍を噬む。
 
 反対に、過眼線が有って、一見してハクセキレイの様相をしたセキレイでも、背中が灰色であればタイワンハクセキレイ。
 これにツメナガセキレイが加わってくると、更に厄介な世界に。
 そもそも”知る”ということは何なのか?
 自分は何を知っていて、何を知らないのか、その”境目”を見知ることから始めなければならない。
 色んな種が分かってきたからこそ、その分かっている種と同じくらい、否、それ以上の知らない種がいると言うことを自覚せねばなるまい。

 顔に頭が真っ黄色いレモンカラー一色の”キガシラツメナガセキレイ”もいれば、頬の白い部分が極端に狭く胸周りが真っ黒い”メンガタハクセキレイ”と言う超レアなセキレイもいる。

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6ヶ月前・51 views

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