京都を巡る会・「武」さんが投稿した口コミ

矢田地蔵尊(矢田寺)

【京都・矢田寺】
・今日は、午前中四条寺町界隈をぶらり散歩🚶しました。

・GWの最終日の四条界隈は、海外からの外国人観光客が圧倒的に多く、日本人観光客の方々と合わさり、寺町通りや京の台所「錦市場」は、人混みコミコミ状態でした。

・そんな中、歴訪したのは、「矢田寺」で、こちらは平安時代の始め、大和国(今の奈良県)の矢田寺の別院として、五条坊門に創建されたのが始まりです。😉

・矢田寺の入り口にある梵鐘は、京都東山区松原の「六道珍皇寺」で、京都がお盆に入る八月初旬に先祖の慰霊をお迎えする「迎え鐘」が有ります。

・しかし、こちら矢田寺の鐘は、逆に先祖を無事お送りする為に鳴らす「送り鐘」と呼ばれ、これは、死者の霊を迷わず冥土へ送るための鐘として厚く信仰されております。

・歴史を少し遡る事、1359年に鋳造された梵鐘は、戦時中の金属供出の命により失われましたが、その後1973年(昭和48年)に新鋳され、大切に現在まで残されております。

・年末の12月23日に行われる「かぼちゃ供養」は、京の年末の風物詩の一つで、テレビ中継も入るぐらいの人気振りで、先人からの教えとして「冬至の日にかぼちゃを食べると、中風除けや諸々の病の退散になる」と言われ本堂前には、大きなかぼちゃが奉納され、参拝者はこれをさすって祈願成就を願います。

・どうして、このお寺が、「かぼちゃ」と関連があるのかと言うと、現在の東山区に居られた「玉屋藤四郎(たまや・とうしろう)」という農家の方が、青森の津軽方面からカボチャの種を持ち帰り、鹿ヶ谷の農家に種を渡し栽培させたのが、「鹿ケ谷かぼちゃ」の始まりとされています。

・実は、鹿ケ谷で栽培し始めた頃は、普通の丸い〜形のかぼちゃでしたが、栽培している間に突然変異し、このような瓢箪型のかぼちゃになりました。

・境内に入ると、凛とした雰囲気が漂い、灯されている蝋燭の灯りとお線香の香りが漂い、気持ちを和らげてくれます。☺️

・もちろん、御朱印やお守り(可愛いお地蔵さんのぬいぐるみのお守り)もあり、購入も可能です。

[アクセス]
☀︎ 京阪本線三条駅6番出口より三条通り西へ、寺町通り北へ徒歩5分🚶です。
☀︎ 市バス「河原町三条」下車徒歩約3分🚶

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6ヶ月前・13 views

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